Suiの超私的N.Y通信

Suiの超私的N.Y通信

New Yorkでmodelとして活動中のSui Nakashima/雛衣(Sui)のOfficialブログです。

ご訪問ありがとうございます。雛衣(Sui)です。
2008年9月よりNYにてモデル活動を行っています。
NYに住みながら、日々感じる想いを綴っております。

そしてアメリカ生活(NY)も9年目突入です♪

またSui Nakashima のこれまでの活動は、下記のwebsiteまたブログでは近況をご覧頂けます;)
気軽に遊びにきてください♪

Sui Nakashima

http://www.suinakashima.com/
Instagram→@sui_nakashima

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 2018年も折り返し。今年はこれまでで一番いい年だってはっきり言える。先月から今月にかけてようやくアメリカに来てから長いこと積み重ね続けて来たものが芽を出し始め、ここ最近はプライベートでも仕事も本当に次から次にイベントが起こり(汗慌ただしい日々の中、首を長くして待っていた永住権のインタビューを受けに行ったのが6月14日。はい、日本では新月ですね:)日程のレターをもらった時にいい予感はしてたのだけれど、それでもドキドキしながらインタビュー受け、その夜の芝居のクラスでも全く落ち着かずなんだかソワソワ。してて(汗 翌日オンラインで自分のレシート番号をチェックしたら合格していた!なんだかそれを見ただけでは信じられず、とりあえず家族と、協力してもらったごく近しい友人達、エージェンシーにご報告。だけどそれでもまだほんとに取れた?????って感じで今週ようやく実物のカードが送られてそれをにんまり見ながら永住権取得したことを実感しているこの週末なのです。あまりにホッとしすぎて今日はどこにも出かける気になれずのんびり久しぶりに何もしない1日。

 

 まさか2008年に渡米してきた時はこんなに長くニューヨークに住むとも思ってなかったし、グリーンカード取ろうとか実は最初から考えていたわけでもなく、でもいればいるほどいろんな表現欲もどんどん出てくる出てくるといった感じでグリーンカード取得は必須だなと思い立ったのがアーティストビザを取得してしばらくの頃。夢がどんどん現実になり。実は今月頭にとある大手化粧品ブランドのキャンペーン広告撮影にも初めて参加させていただき(こちらは秋頃公に出てきます。)。少しずつだけどようやくいろんな意味で東京にいた頃自分の頭に思い描いていたことが去年から少しずつ現実化してきた。

 

 ここで少しきっとこれからモデル活動をやっていきたいとか思っている方も少なくないと思うので、私の話を参考にしてもらえたら。

1回目のO1ビザを取得したのが2013年、(3年いただきました)。そのあとに切れる間際、2016年12月で実はそのまま更新しようかもしくはグリーンカードだけいこうかと考えていたのだけれど、その時に2つ選択肢があり。1つはO1ビザの延長手続きとグリーンカード申請を同時にやること、2つ目はグリーンカードだけ申請し日本で返事を待つ。1つ目の場合、アメリカに滞在しながら引き続き合法的にモデル活動をできるのだけど弁護士費用もダブルでかかるし、ポートフォリオ(だいたい200ページ〜300ページとか?内容により異なります)も別に作ることが必要、さらにO1が失効になるまでたったの2ヶ月半くらいしかなかった。2つ目の方が私的には負担は少なかったのだけどただ、どうしてもこちらに残って芝居のクラスを受け続けたかったのと英語環境を失いたくなかったので、もうこれはマゾとかしか言いようがないくらいかなりハードな選択(当時)だったのだけど思いきって同時申請を試みてやってしまった。

 いや、本当に脳みそが出そうになったというか、出ていたような気がする。実際やった人ならビザの申請手続きがどれだけストレスフルなものか、想像がつくかと思いますが、結構な作業なのでみんな例外なくぐったりしてます(汗 が、あくまで異国の地で合法的に働かせてもらうため。こちらに帰ってくるのがいつになるのかわからないという状況が私にとってはもっとストレスになると判断して、鬼の選択をしたのが2016年10月。そこから死ぬ物狂いで(これほんと)書類の準備をし無事に12月1日にO1が失効する前にステイタスの移行手続き申請を出すことができた。その時点で私のステイタスが一旦グレーになる。これはまた延長手続きしたO1のアプルーバルがおりるまで。

  

 ただ、ここがまた予想外の展開になり(涙通常よりも2ヶ月ほど時間がかかりこの2回目の延長がおりたのが3月末、ただ、その時延長自体は一旦アメリカを出て領事館でインタビューを受けてきてから、という条件付のものだった。弁護士さん的にも「これは前例がない」とか言って少し焦っていたものの私個人的には絶対に取れるというなんだかわけのわからない自信があって(とはいえ謙虚な気持ちで)というわけでしばらく経ってから面接地を東京に選び一時帰国をしたのが2017年5月。

 

 ここで少し余談。ビザの面接地はアメリカ領事館があるところであれば正直どこへ行ってもいいのだけど(システム自体は全て繋がっているらしいのでどこを選ぼうがそこでアドバンテージがあるかということでもない。)、結構業種だったり業界で「トロントは厳しい」「パリはこの前1ヶ月足止めくらった人がいる」「グアテマラに行った人はすぐに受かった」などなどいろんな類の噂が巷で流れている。で、私は実は1度目の面接地はリマ、ペルー。これは長年ビザを担当している弁護士のアシスタントさんに言われたけれど「Suiさんが初めてだからわからない(笑」とまで言われた(笑 でも私はこの時なぜかリマがいいと直感的に思い10日の旅程で初めて一人南米の地を踏み、ついでにマチュピチュにも行っちゃって無事に10日間で帰ってこれた。 

 

 今回に限ってはいつも「東京はかなり厳しい」というような話をずっと聞いていたのだけど、「今回は東京だ」となんだかこれもまた直感で選択。なんでもそうなんだけど、あくまで他人の情報は私は参考程度にしていて最終的には自分にとって正しいかどうか、特にこういう人生が変わるような決断をする場合は必ず人のアドバイスとか情報でなく自分の感覚で選ぶようにしている。間違ったら自分の責任。誰かのせいにすることもなく。自分の人生は自分のものだと信じてるから。そしてそれがこれまで全てビザに関しては正しくスムーズな選択ができている。とはいえ、ドキドキの東京での初面接。この時も数分のインタビューですぐに「You are approved!」あまりにも早すぎて本当に?となったくらい。いやーとってもありがたかった瞬間。いまでも忘れられない。

 

 そして無事にまたアメリカへ入国(帰国)してきて秋からこの地を踏んでからずっと行ってみたかった演劇学校、The Lee Stragberg Theater&Film Institueへ。1セメスターだけのパートタイムだったのだけどそれでも一度に4つほどシーンスタディーをやっていたのでかなり集中したいい訓練の期間だった。その間もいまだグリーンカードの結果待ち。そしてついに合格通知がきたのが2017年10月。そしてここから健康診断に行き1月末(お誕生日の次の日でした)指紋認証に呼ばれたりして最終のプロセスであるインタビューにたどり着いたのがこの6月。というわけで晴れての永住権取得。

 

 このプロセス中も本当にいろんな人達に支えてもらい、精神的にもやっぱり待ち続けるって結構なストレスだったけれどみんなの励ましのお陰でたどり着いた。(私の場合はおそらく早いほうかとは思いますが)決して一人でここまでこれなかったし、本当にいろんな人たちにたくさんたくさん支えてもらってやりたい事をやり続けていられる事がとっても有り難くて。永住権を取得できてこれが終わりでなく、また新たな出発なのだけどこれからまたどんな冒険が待ち受けてるのか楽しみで仕方ない。出来る事が増えた分、またこれをいろんな形で社会に貢献していけたらと思っている。それも現在模索中。ちょうど私がこのインタビューに受かったくらいのタイミングで一方でメキシコとのボーダーで両親と子供が引き裂かれる、というような事も起こっていたりしてかなり複雑な気持ちになったのも事実。いろんな社会情勢の激動具合もみながら、大阪で最近起こった地震の事も(被害に遭われた皆様、1日も早く街が復興されますように願います。微力ながらドネーションをさせていただきました。)あったり自分の事だけ喜んでもられないのだけど、この得たものでどういう風に世界と関わっていくかというのもこれからの自分の一つの大きな課題として今後は考えていきたい。やっぱりみんな繋がっているから。

 

 ひとまず私自身の事で言えば、最近クラスで初めて挑戦している英語でのシェイクスピア作品、役作りをしている「Macbeth 」のLady Macbethともう一つの「On Chesil beach」のFlorenceに集中、そしてこの夏秋、新しい映画のプロジェクトが待ってて、相変わらずオーディションにも通う日々、そして新しい事も始めつつ。精神的にも体力的にも2018年後半に準備を整えておこうという感じかな。シェイクスピア作品は英語がネイティブの人も難しいというけれど実に脳みそがなんだかよじれたような感覚になりながら必死で発音練習、毎日。でもこれがまた楽しい。早くいろんなところで今後はモデル業に加え、自分のお芝居をみてもらえる機会を増やしていこうと思っている。

 

 最後にいままさにビザ取得に向けて頑張っている、またこれからビザを取ろうとしている皆さんに一言。ビザ申請は本当にストレスたくさんだし、頭が痛い作業だけど取れた後、確実に自分の自信になる。この国でプロフェッショナルなアーティストとして活動していいよっていう許可を正式にもらうっていう事の意味は本当に大きい。正々堂々ときちんとこのルールに従って自分を信じてやってたら必ず光は見えます。だからどんなに大変でも自分の事を信じてあきらめないでください。人それぞれ、たどる道も成功方法も違うと私は基本的に思っていて、決して意固地になって人の話を聞かないという事でもなく、自分が一番正しいというようなちょっと斜に構えて横柄な感じになる事でもなく、あくまで素直である事は大事だけれど、最終的には自分のハートの声に従う事が結局正しいな、とこの10年辿ってきた道をいま少し振り返って思います。

 

 とりあえず。今後とも温かく見守っていてくださると嬉しいなという感じで、曇りのニューヨークより。

 

 

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