第1913回:○前半山場の9連戦は白星スタート、首位と5.5差へ | 東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

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○対巨人(東京D)第9回戦G2-4YS(5勝4敗0分)

8回吉村が2連続四球で崩れたときは、ひっくり返されることも覚悟しましたが、大西が抑えて事なきを得てよかったです。

 

交流戦を9勝7敗2分と勝ち越せたことで、5割以上をキープできるところまで立て直しができた状態でのリスタート。

 

ここから巨人、広島、阪神と上位チームとの9連戦は、優勝争いに入る最後のチャンスと思います。

 

高津監督は「打つ方も投げる方もよくできた」と難敵戸郷相手に勝てたことに満足のコメント。

 

ただ吉村は魔の7回こそ超えたものの8回に崩れて不安がよぎったのは、8回のセットアップが確立されてないことの表れです。

 

9回も石山が2失点したことで、首脳陣のイメージ通りの試合がまだできていないことが見て取れました。

 

打線も速攻の先制、失投をHR,意表を突くスクイズなど多彩なところは見れたものの、中軸の村上は4三振と未だ復調せず。

 

打率が高ければ四球でもよいと思えるのでしょうけれど、打率を上げたいと思えばヒットを打つしかなく、自ずと強振に。

 

超投高で、今や3割以上打つなら軽打でヒットすることも必要な状況です。

 

勝って5.5差に詰めたものの、村上4番で打線を組む以上、勝負所で打たなければ上位に食い込むことは困難です。

 

悩める4番が超投高に対して、どう自分の打撃をアジャストさせられるかにチームの命運がかかってるといえるでしょう。