東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

公式戦の各試合振り返りとオフの補強やドラフトなどについて、気ままに書くブログです

○対DeNA第19回戦(神宮)YS2-1De(11勝8敗0分)

ここのところ魔の6回になっている松本健。この試合も5回無失点ながら6回に捕まり、1点差にされ1死も取れずに降板。

 

このままDeNA打線の餌食になってもおかしくなかったですが、後を受けた石原が必死の火消しに成功。

 

そのまま逃げ切り、4連勝。ここにきてどん底状態から抜け出したかのような試合運びでした。

 

池山監督は、このカードの勝利に徹したようで、先発ローテの高橋をリリーフ待機させるほどでした。

 

最低でも勝ち越しといったところですが、望外の3連勝。3位浮上に、先発松本も約3か月ぶりの6勝目がつきました。

 

松本健は6回が課題になっていて、今のチーム状況からすると、続投もあったと思います。

 

そこをスパッと代えて、継投勝負。これが見事にハマり、春先のような試合が復活してきました。

 

先発松本健は課題克服となりませんでしたが、勝ち星がつくことができました。

 

これがきっかけで次回登板で好投につながり、今度こそ6回を投げ切る投球を期待したいです。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○対DeNA第18回戦(神宮)YS4-3De(10勝8敗0分)

同点で迎えた9回、モンテルが2度の好走塁で1点をもぎ取り、激選にピリオドを打ち、今カード2連勝です。

 

足を絡めた攻撃は今季の攻撃の特徴の1つですが、それにハマったのが育成出身のモンテルです。

 

当初は開幕までの支配下は叶わず。しかし丸山、並木が相次いで故障したことからチャンスが巡ってきました。

 

まだ経験が足りてないせいか、暴走もあるのですが、慎重になるどころか、さらにアグレッシブに。

 

何試合も足で勝てるものではないですが、どうしても1点取らなくてはならないときには大きな武器です。

 

今が最大のチャンス。ものにできるか、楽しみな選手が出てきたというものです。

 

この勝ちをもたらしたのは、先発増居の好投もあったと思います。初回3ランを浴びるもその後は無失点に抑えました。

 

最初はスワローズ定例の中位で中継ぎ左腕候補と思いましたが、キャンプでは先発起用と大抜擢。

 

ここまで先発で4試合。5~6回投げ切り、先発ローテに割って入ってきました。

 

山野に続く、先発左腕として定着してくれれば、積年の投手陣再建に一歩近づくと思わせる投球を続けてほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○対DeNA第17回戦(神宮)YS7-2De(9勝8敗0分)

奥川が山野に次ぐチーム2位6勝目。ここのところ安定感が増し、7回に2失点するまで無失点の好投でした。

 

折に触れて書いてますが、辛口の宮本慎也さんが春季キャンプ視察でただ1人評価したのが奥川でした。

 

何か変えないと危機感を持って取り組んだ今季は、キャンプでこれまでにない投げ込みを敢行。

 

レベルの高い阪神投手陣について青柳に聞いたところ、「阪神の投手はよく投げる」との回答。

 

故障再発を避けるために慎重な調整に終始していた方針を180度変換することになりました。

 

シーズン前半は打線の援護がなく苦戦したり、時には大量失点もありましたが、全体的に安定した投球内容を続けていました。

 

それでも結果に結びつくとは限らないわけですが、ここにきて結果もついてくるようになってきました。

 

6勝目はチーム2位、何よりも過去最多115イニングに達し、規定投球回も見えてきました。

 

再発の恐れがないか、不安は残るものの、それでもこうするしかない背水感があったと思います。

 

奥川が結果を残せば、他の投手陣にも自分を追い込んで練習する姿勢が波及するのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○対広島第18回戦(東京D)YS12-0C(11勝7敗0分)

出なくなっていたあと1本が出まくっての大勝、2桁得点は5/1以来と3か月も間が空いていたとのことです。

 

打線が復調したのか、相手先発の栗林が不調だったのかといえば後者の方が要因としては高いのだとは思います。

 

とはいえ、調子が悪くても打ちあぐねていた打線なので、これまでとは違うと思えなくもありません。

 

長年投手陣が課題と言われてきましたが、今季は投手陣の方が打線よりもややましといった感じです。

 

打線はとにかくクリーンアップを打てる人材が枯渇しているという危機的な状況があります。

 

ここのところはサンタナに次ぐ7本塁打を放つ増田を4番に起用していますが、来季は白紙からのスタートになると思います。

 

投手では山野が9勝目。スワローズ日本人投手では、小川以来の2桁&規定投球回到達が見えてきました。

 

投手陣再建の第一歩として達成してほしいですし、それが他の投手への相乗効果になることを期待したいところです。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

●対巨人第19回戦(東京D)G7-3YS(10勝9敗0分)

相手エラーから先制し、若手捕手鈴木叶に久々2ランが出て望外の3点先制。

 

しかし再昇格の松本健が4回2点取られ、6回もピンチを招き降板、後を受けた阪口が抑えられずさらに4失点となりました。

 

やはり高めに浮くと2巡目以降は捉えられるといった感じです。それに制球が身上の投手が四球を出してはお手上げです。

 

まさに1軍の壁に当たった感じで、もう1段レベルアップしないと松本健の先発は厳しそうです。

 

中日の柳が手本になるのでしょうけれど、制球を磨くか、緩急を身に着けるか何か必要だと思います。

 

ところで「青木宣親GMが「ファミリー球団」を返上?2028年新生ヤクルトで消えるのは誰だ」という記事が出ていました。

 

これによると今季は選手の見極めの年なので、村上が抜けても大型補強を見送ったとあります。

 

チームが転換期に差し掛かっているのは明らかで、抜本的な改革が急務になっています。

 

今オフ粛清の嵐を予感させますが、ただこの球団にそこまでの覚悟があるのか今一つわかりません。

 

中長期的な品定めなら、戦力になるか否かを見極めるために、何べん失敗しても使い続けるというのはありでしょう。

 

しかし池山監督の表情を見ていると、眉間にしわを寄せて困惑しているように見えます。期待通りの働きをしてくれないと。

 

かつて20年連続Bクラスのホークスの監督をした根本監督は、1年目は選手に自由にプレーさせていました。

 

当然成績は芳しくなかったですが、監督自身は落ち着き払っていて不敵な感じさえありました。

 

目の前の惨状を見ながら、頭では次の手に策をめぐらせていたのでしょう。目指すビジョンが確立していたのだと思います。

 

しかし池山監督を見ているとそんな風に見えないですし、球団は今まで事なかれ主義できました。

 

記事にある通り、山田、中村、サンタナ、オスナは2027年まで契約が残っており、今オフ大きく動くのは難しい状況です。

 

一方で来季から2軍は守谷市で新たなスタートを切ります。これはターニングポイントにすべきことです。

 

新生スワローズを内外に強く印象付けるためにも、せめて2軍は首脳陣一新するといった荒療治が望まれると言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

●対巨人第18回戦(東京D)G8-2YS(10勝8敗0分)

初回無死1、2塁。相手先発竹丸の立ち上がりが不安定で付けこむ隙は大いにあったはずが、増田が最悪のゲッツー。

 

西本聖さんの論評では、しっかりした技術の裏付けもなく、状況を見極める知識にも乏しいと厳しいコメント。

 

積極的に打つのは間違いないものの、仕留められる確率がまだ高くないというところ。

 

増田は7HR放ち、大きな故障もなく、若手の中では一番と言っていいほど伸びた選手でしょう。

 

それでさえ、まだ1軍レギュラーに程遠い状況。自己最高の成績といえど、勘違いせずに取り組んでいければよいのですが。

 

何にしても苦しんでいた竹丸を助ける併殺打になってしまい、大敗の流れを作ってしまいました。

 

投手でも先発高橋奎二が3回途中でKO。いつもは引っ張る池山監督も我慢できなかったようです。

 

彼こそもっと自分を追い込んでいかないといけないと思いますが、なかなかそうなれないまま来てしまった感じです。

 

もともと故障がちなので、故障しないことを最優先にせざるを得ないことが追い込めないジレンマになっている気がします。

 

ただ追い込んでいかないことにはいつまでたっても同じことの繰り返しでしょう。

 

奥川も故障が再発しないよう慎重に取り組んでいたものの、心機一転ハードな投げ込みを課したといいます。

 

高橋もそういうことを考えなくてはならない時期に来ているのではないかと思います

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

○対巨人第17回戦(東京D)G0-1YS(10勝7敗0分)

終盤リリーフが崩れての連敗続きだったので、勝つには先発の完投しかない状況と言えました。

 

奥川は8回99球と100球が迫っていましたが、9回も続投。結局115球投げぬき5勝目。

 

池山監督は「頼もしい投球だった」と手放しで賛辞を送り、チームの連敗も7で止まりました。

 

ここまで黒星先行で必ずしも結果は伴っていませんが、期待に応える投球が見られるようになりました。

 

宮本慎也さんが春季キャンプを視察した際、ぬるいと辛口だったものの、唯一の例外が奥川でした。

 

昨季1軍復帰したものの勝ち星は伸び悩み、何か変えてかないと、投げ込みを増やし、自らを追い込んでいたといいます。

 

スワローズのチーム全体に欠けているのはこういう危機感だと思います。

 

少し活躍すればいい背番号が与えられ、結果が出なくても150km/h投げられるだけで何度もチャンスが与えられる。

 

それで満足するわけではないと思いますが、ぬるい空気になっているのも事実。

 

奥川がもっと結果を出していけば、他の人にも自分を追い込む姿勢が浸透するのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

●対中日第16回戦(バンテリンD)D5-0YS(6勝10敗0分)

0-0の接戦でしたが、8回失策がらみから5失点となり、7連敗となりました。

 

5月末に31勝20敗1分の貯金11、そこから13勝33敗だそうで、98試合目にして自力優勝が消滅。

 

そんな中先発増居が6回無失点と結果を出したのがわずかな光明ですが、これも来季も続くのかはわかりません。

 

昨季新人王だった荘司は、今季クローザー志願でしたが、勝ちパターンどころか敗戦処理もままならない状態。

 

結果を出しても、それが続くかはわからないもの。それが選手層の薄さに直結しています。

 

増居や松本といった今季先発で経験を積んでいる投手は、長く安定した先発になってもらいたいもの。

 

かつて、2008年から2012年の5年間、石川と2枚看板が2桁勝利を続けたこともありました。

 

そういう投手が誰かしら出てこないと、チームの立て直しはいつまでたってもままならないままでしょう。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

●対中日第15回戦(バンテリンD)D4-1(6勝9敗0分)

中日先発ベテラン涌井の前に2安打に抑え込まれ、先発山野は序盤から打ち込まれ、為すすべなく敗れました。

 

これでまた6連敗。春先の絶好調期でさえ5連勝が最大だったのに、負けだすと歯止めがかかりません。

 

もはや打線を組み替えるだけではどうにもなりませんし、2軍から入れ替える戦力にも欠けるという八方塞がりです。

 

こういうチーム状況でも、1人くらいは気を吐く選手が出てくるもので、昨季だったら内山がそういう存在でした。

 

しかし今季さらなる飛躍を期待されながら故障で出遅れ、復帰直後は調子が良かったものの長くは続かず。

 

クリーンアップに座って打点を稼ぐことを期待された役割を大いに裏切ったといえるでしょう。

 

個人的に思うのは、球団がちょっと活躍するだけで1桁の背番号を与える、それは早すぎなのではないかと思います。

 

内山も今季から3を付けています。実績を評価されてというよりは期待込みといったところ。

 

自覚を持たせる意味もあるかもしれませんが、勘違いさせるリスクもあります。

 

かつては3年結果を残して初めて1人前と言われたもの。背番号昇格はそれくらいのことを残してからがいいと思いますが。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

●対中日第14回戦(バンテリンD)D4-3(6勝8敗0分)

モンテルの2発で優位に立ち、1点リードのまま最終回。ここで池山監督は配置転換を検討するとしていたキハダを投入。

 

キハダと心中という心境だったかもしれませんが、その願いも空しく逆転サヨナラを食らい4連敗です。

 

試合後、池山監督はキハダの2軍再調整を決断。クイックなど助言も実行できず、余裕がないるように見えたとのことです。

 

キハダを立ち直らせたいとこだわった結果、最悪の展開になってしまった感じです。

 

とはいえ、これはキハダだけの話ではないでしょう。抑えで勝敗に直結するから批判が噴出していますが、他にもあります。

 

例えば防御率4点台の吉村や高橋奎二を先発で使い続けるのは、キハダを使い続けるのと変わらないと思います。

 

先発なので、勝敗に直結しにくいだけで、状況はキハダと何も変わらないでしょう。

 

キハダを再調整させるなら吉村、高橋も2軍で再調整させなければ筋がとおらないです。

 

1軍で通用するための課題があるなら、2軍で解消させる、このやりくりが確立できないといつまでも同じことの繰り返しです。