第1907回:●3番DH村上4三振不発……今は2019年シーズン状態? | 東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

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●対福岡ソフトバンク(交流戦)(みずほpaypay)第1回戦H4-2YS(0勝1敗0分)(通算6勝5敗2分)

打撃の状態が上がらない村上を打撃に専念させるためか、3番DHで起用。しかしこれが完全に裏目で4三振という結果に。

 

先発吉村も6回まで2安打無失点と好投も、またも7回に崩れてKO。逆転を許してしまい、痛い逆転負けとなりました。

 

今季の村上は数字的には2019年の時の状態に見えます。HR、打点は高いが、打率は低いというものです。

 

当時の村上の課題は速球への対応。変化球への対応が上手いのに対し、速球に差し込まれていました。

 

スラッガーと認識されたせいか、最初はストレート系に強いという印象を持たれていて変化球攻めが目立ちました。

 

しかしアウトコースへの変化球をうまく逆方向へスタンドインさせてしまうため、投手側も内角ストレートで攻め始めました。

 

HRバッターに内角ストレートは怖いものですが、投げてみると意外と打たれない、そんな感じだったと思います。

 

昨季くらいから相手投手が迷うことなく、強気に内角を攻めてくるようになった気がします。

 

それを打ち返せないと速球への意識が強くなりすぎて、得意なはずの変化球も打てなくなる、そんな印象を受けます。

 

村上もホームベースから距離を取って打席に入るなど工夫はしているようですが、まだ結果は出ていません。

 

速球系への対応ができないと、2019年のように6番あたりで自由に打たせるレベルの打者になってしまう気がします。