第1892回:○Rマルティネスから決勝点!西川値千金の押し出し四球で連敗止まる | 東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

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○対中日(バンテリンD)第10回戦D2-5YS(5勝3敗2分)

1点リードの8回、田口が左の大島を打ち取ったところで、ベンチは木澤にスイッチしました。

 

福永、細川といった右打者が続くところだったからかもしれませんが、裏目に出て同点に追いつかれてしまいました。

 

制球に難のある木澤よりも田口続投という決断もあった中での継投ミスです。

 

高津監督が高橋に言った「ちょっと解説しようのない」采配になってしまいました。

 

木澤をセットアップに育てたいのか、田口がまだ完調ではないと見たのかわかりません。

 

ただ負けが込んで、知らず知らず負ける方向に舵を切ってしまう状況に追い込まれていたのかもしれません。

 

すでにサンタナ、山田と長打が期待できる野手は下がって守備固めしていましたので、完全に負ける流れでした。

 

そんな中、10回中日の不倒の守護神R・マルティネスの乱調で2死ながら満塁の好機が来ました。

 

ここで西川が粘って押し出し四球をもぎ取り、さらに川端のセカンド内野安打がエラーを誘い3点取ることに成功。

 

2桁連敗がチラつき始めていたなかで、どうにか連敗が止まり、一安心です。

 

高津監督は「理想の点の取り方だった」と西川の押し出し四球を高く評価しました。

 

スワローズと言えば積極的に振っていくスタイルで、こういう粘って四球を取るのは見られませんでした。

 

それだけに新しい点の取り方ができたのは大きく、今後につなげてほしいところです。

 

西川はスタメンを外れるケースも多く、出ても1番、2番、下位と打順も定まりません。

 

足も速いですしうまく使えば攻撃力アップにつなげられるはずですので、うまく使ってほしいものです。