東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

公式戦の各試合振り返りとオフの補強やドラフトなどについて、気ままに書くブログです

○第10回戦対中日(神宮)Y43-3D(5勝5敗0分)

9回無死1、2塁の好機から送れなかったときは延長突入の雰囲気がありましたが、古賀のタイムリーで勝つことができました。

 

この試合も同点の7回、8回にいずれも2,3塁の場面を作りながらあと1本がでないのでどうなることかと思いました。

 

打線は茂木が2軍落ち、山田が右太もも張りで再離脱、塩見はこの試合でフル出場でしたが、爆弾を抱えている状態。

 

オスナの符牒もあり、HR10本以上打てる打者がサンタナだけという状態です。

 

この試合でプロ初HRの松下がいますが、阪神立石がプロの壁に当たり2軍調整を見ると、計算できないと思います。

 

来日したセデーニョも未知数だけに、開幕当初と比べて長打力が下がっているのは否めません。

 

かといってつないでいこうにも、好投手を相手にするとあと1本が出ないという状況に陥ります。

 

交流戦のどん底はひとまず脱したものの、得点力を上げる手段はまだこれから確立していく厳しい現実があります。

 

この試合、7回塩見がランエンドヒットで走ったのが、結果として盗塁になりましたが、往年の足は健在なのでしょうか。

 

無理は禁物ですが、足が使えるなら積極的に使っていくのが打開策の1つかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

○第9回戦対阪神(甲子園)T3-4YS(4勝5敗0分)

負ければ2.5ゲーム差に後退という一戦。何とか勝ちたいところでしたが、才木の前に3安打に封じられていました。

 

しかし8回岩崎を攻め立て、岩田と赤羽の連続2点タイムリーで4点取って逆転に成功。

 

その裏星が大山に2ランを浴びて1点差に追い上げられましたが、9回キハダが3者連続三振に抑えてなんとか勝てました。

 

開幕から若手にチャンスが与えられていますが、同時にふるいにかけられている状態です。

 

田中陽、鈴木叶、モイセエフは脱落し2軍で出直し。1軍にいるものの伊藤琉偉はスタメン出場がめっきり減りました。

 

結果が出なくなれば脱落する状況で、生き残るのは誰かというのは今季の大きな命題です。

 

ここまでのところ、この日打った岩田、赤羽、他に古賀、武岡、増田あたりは健闘しているといえるでしょう。

 

ここに松下、モンテルあたりが続いているといったところだと思います。

 

逆に、並木、丸山和、内山は結果を出しながら故障してしまったことで一歩後退。フィジカルは基本だと思わされます。

 

また澤井、北村といった結果を出せずに2軍戻りになった選手は崖っぷち感を覚えます。

 

少しずつ見えてくる生き残りレース、チャンスをものにできるのは誰か首位争いよりも白熱しているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

●第11回戦対広島(神宮)YS1-2C(7勝4敗0分)

前日の試合を勝っていればそれほどダメージなかったと思いますが、接戦に持ち込むも1点どまりで痛いカード負け越しです。

 

広島先発岡本は、今季5勝挙げており、防御率も2点台前半。簡単に打てる相手でないことは想定できていたと思います。

 

しかし2点ビハインドを軽く考えたのか、6回死球で出たサンタナに代走モンテルを送る賭けに。

 

ここで逆転しようという攻めのスタンスでしたが、結果はオスナの犠飛の1点どまり。

 

追い越すならモイセエフに代打だったと思いますが、そのまま送ったものの吉と出ず。

 

7回2死1、2塁の好機ではモンテルに回ってきましたが、ここも外野フライで得点できず。

 

サンタナを下げるのが早い、勝ちに行くならモイセエフに代打を送るべきだったかもしれません。

 

ただこれは難しいところ。たとえサンタナを残し、モイセエフに代打で逆転できたとしても先々を考えるとどうでしょう。

 

実績あるベテランがいつも打つとは限りません。この先勝つためにはモンテル、モイセエフが打つ必要があります。

 

そう思えば彼らに託すのはわかりますが、優勝を目指すなら勝たなくてはならないので、悩ましいところです。

 

経験を積むには絶好の環境だと思います。打てなかったモンテルやモイセエフは悔しくて眠れないかもしれません。

 

これがただの消化試合だとしたら、どう感じたかはわかりません。首位争いがあるから悔しさもひとしおになると思います。

 

そういう感じ方があれば、次にかける思いや練習に取り組む態度にも大きく影響してくると思うのです。

 

悠長なことは言ってられないものの、今の1打席1打席を今後に取り返してほしいです、それも今季中に。

 

 

 

 

 

 

 

●第10回戦対広島(神宮)YS6-8C(7勝3敗0分)

先制されたものの、すぐ追いつき、追い放しと優位に試合を進めていただけに勝てた試合でした。

 

狂い始めたのは5回。先発松本健が同点に追いつかれ、6回には廣澤が4失点と計8失点。

 

池山監督は「経験の差が出た」と分析。松本健は試合成立を焦って投げ急ぎ、廣澤はぬかるんだ足元に気を取られていたよう。

 

であればせめて廣澤のところは経験のある投手をと思いますが、6回では清水や星は出せない苦しいところ。

 

大西や田口あたりがいれば、投げさせていたと思いますが、ともに不調で2軍調整中という状況。

 

なので今1軍にいる廣澤、丸山翔、飯田あたりに頑張ってもらうしかありません。

 

チームとしては経験を積みながら力を上げていくしかないですが、とにかくいつ崩れだしても不思議ではない状況です。

 

交流戦ではそれまでの貯金に助けられた格好ですが、ここから先はそうも言ってられません。

 

7連敗を取り返すには、もう1度大型連勝が欲しいところなので、経験を積みながら、レベルアップしていってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

○第9回戦対広島(神宮)YS9-2C(7勝2敗0分)

交流戦で得点能力が下がってしまっただけに心配していましたが、12安打9得点奪って大勝で、まずは一安心です。

 

打線のつながりに不安があったのか、バントを多用、これが意表を突く形になり、エラーを誘う効果もありました。

 

先発吉村も初回失点の悪癖がこの日は見られず好投。7回に2ランを浴びたのは課題ですが、こちらもホッとしました。

 

一方で内山がダイビングキャッチで左肩を痛めたとあって、いいことばかりではありません。

 

プレー中のケガなので仕方ない面もありますが、ここから勝ち上がっていくには痛手であることは間違いありません。

 

首位争いの巨人は元中日小笠原を獲得など豊富な戦力があり、阪神は近年優勝した経験値があります。

 

スワローズとしては勢いに乗っていくことが重要で、そのためには故障者による戦力ダウンをいかに避けるかにかかっています。

 

高梨が離脱したことで、首脳陣は3たびウォルターズを1軍に合流させています。

 

ウォルターズは、ソフトバンク線のアルメンタみたいなタイプ、つまり制球に難があります。

 

小久保監督は「1軍ではきつい」と潜在能力を買いながらも、アルメンタを即日2軍送りにしています。

 

ウォルターズも現状1軍ではきついのは同じですが、登板があるなら今度こそ結果を残してほしいところです。

 

 

 

 

 

 

 

○交流戦対ソフトバンク(みずほペイペイD)H0-4YS(6勝11敗1分)

ソフトバンクに予想外のカード勝ち越し。一時はどうなるかと思いましたが、貯金5をキープして交流戦を終了。

 

奥川が5安打111球の完封。2塁を踏ませない好投で3勝目。ストレート、スライダーとも制球力が安定していました。

 

こうなると、ベテラン捕手中村のリードが冴えわたり、ソフトバンク打線は自分のスイングができない状態でした。

 

強打のパリーグにセリーグは歯が立たない状態でしたが、抑えるには制球力ということを示したと思います。

 

スライダーで2球続けてボールになっても、内にストレートを投げ切りカウントを稼ぐといった強気の攻めもありました。

 

この制球力が維持できれば勝ち星ラッシュになるでしょうし、2桁勝利も視野に入るのは間違いないでしょう。

 

また打線では9番サードでスタメンに入った松下が3打点の活躍。ドラ1の片りんを見せてくれました。

 

ソフトバンク先発のアルメンダはストレートに威力があり、他の打者は狙い撃ちしても打ち損じていました。

 

しかし松下は唯一初対戦の初球でストレートを打ち返しました。中継解説の五十嵐さんが絶賛した一打でした。

 

もしや強いストレートに打ち負けない力があるのでしょうか。そうだとすればレギュラー争いに一歩先んじたと言えるでしょう。

 

パリーグに限らず、今の野球はストレートの威力が上がっているので、それに打ち負けない打力は大きな武器です。

 

今後もこの力を見せることができれば、チームにとっては大きな戦力になること疑いなしだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

●交流戦対ソフトバンク(みずほペイペイD)H8-1YS(5勝11敗1分)

2回塩見が先制ソロHRを放ち、前日の勝った勢いそのままに進んでいきそうなムードでした。

 

しかし塩見は直後の回から交代。試合後池山監督は「腰の張りが出た」と説明。

 

腰の状態については本人から申告があったようですが、2打席程度立たせるつもりだったとのこと。

 

赤羽や丸山和がだましだましプレーして結局登録抹消に至った前例があるので、違和感があります。

 

外野手は丸山和、並木が故障。モンテルも足首を痛めたため、試合出場が難しそうな状態です。

 

なので塩見が出ないとコマ数が足りないから休ませることができなかったのかもしれません。

 

塩見はHRが出るようになり、チームに不足している長打力を補ってくれる存在です。

 

1年間出ていれば10本打てる打者はなんだかんだ貴重です。それだけに使いたくなるのかもしれません。

 

しかし申告があったなら、ベンチ外にするなどの措置が必要です。モンテルも本来は一度抹消した方がよいです。

 

そうする余裕もなければ速やかにトレードに動くべきだと思います。外野手なら金銭でも取れそうな気がしますが。

 

それにしても勝ち頭の山野も通じず。パリーグとの差を痛感させられる一方です。

 

この試合では初回先頭打者に四球を出すなど本調子ではなかったというのもあるでしょう。

 

悪いなりに何とかしのぐというのをパリーグの打者は許してくれません。

 

打線は取れて1点。投手はそれを守らないと勝てない、それくらいの厳しい実力差を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

○交流戦対ソフトバンク(みずほペイペイD)Bu2-4YS(5勝10敗1分)

2点リードを保っていよいよ最終回。誰を送るのかと思いましたが、池山監督の選択はキハダでした。

 

キハダはストレート主体で押す投球。四球1つ出したものの、無失点に抑えてゲームセット。

 

ストレートで空振りも取れていましたし、打ち取った当たりは高く上がったフライ。抑えていた時の投球内容です。

 

交流戦に入って自慢のストレートが打たれたためか、変化球の割合が増えていたような気がします。

 

ストレート1本では通用しないと思ったかもしれません。試行錯誤の日々だったように見えます。

 

しかしセリーグ相手の時も変化球は打たれていたので、結果は伴わなかったと思います。

 

結局原点に戻ってストレートで挑んだという感じに見えました。強気に攻めるに尽きるといったところでしょうか。

 

もちろん課題はあります。ストレートの制球力。先頭打者に最後投げた高めのストレートは微妙なものでした。

 

ボール判定でもおかしくなかったので、もし四球になっていたらたちまち窮地に陥ったかもしれません。

 

荒れ球も持ち味とは言うものの、今後も守護神を務めるには無駄な四球をなくせるかにかかっていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

●交流戦対オリックス(京セラD)Bu4-2YS(4勝10敗1分)

開幕当初は絶好調でも連勝は最大で5。しかし連敗の方はどんどん積み重なって7になってしまいました。

 

オリックスも故障者続出で苦しい状況は同じなはずなのに、カード3連敗を喫してしまい、出口がみえなくなっています。

 

肉離れで離脱した高梨に代わって起用されたのは下川。4回までは2安打無失点と十分すぎる投球でした。

 

連敗を止めようと思うなら、下川は1巡目投げたらスパッと代えるくらいの思い切りが必要だと思います。

 

しかし前2試合でリリーフが崩れているためか、下川の出来が良かったためか、2巡目も続投。

 

これが5回に裏目に出て3失点につながってしまいました。上向き傾向が見えつつあるとはいえ重すぎる失点です。

 

それでも6回に1点返し反撃へ。7回にはリランソを投入して食い下がろうとするも手痛い1失点でちぐはぐな展開に。

 

結果論とはいえ、下川は1巡終わったところでスパッと代えて、小刻みな継投で失点を防ぐ手はなかったかと思います。

 

リリーフの負担を考えたかもしれませんが、それよりも連敗を止めることが先決だと思うのですが。

 

負けが込むと選手だけでなく、監督も思い切りが鈍ってしまうものなのかなと思います。

 

これで7連敗。なんだか蟻地獄にはまった感があり、心配です。いつ勝てるのでしょうか……

 

 

 

 

 

 

 

●交流戦対オリックス(京セラD)Bu8-4YS(4勝10敗1分)

開幕当初は絶好調でも連勝は最大で5。しかし連敗の方はどんどん積み重なって7になってしまいました。

 

肉離れで離脱した高梨に代わって起用されたのは下川。4回までは2安打無失点と十分すぎる投球でした。

 

連敗を止めようと思うなら、下川は1巡目投げたらスパッと代えるくらいの思い切りが必要だと思います。

 

しかし前2試合でリリーフが崩れているためか、下川の出来が良かったためか、2巡目も続投。

 

これが5回に裏目に出て3失点につながってしまいました。上向き傾向が見えつつあるとはいえ重すぎる失点です。

 

それでも6回に1点返し反撃へ。7回にはリランソを投入して食い下がろうとするも手痛い1失点でちぐはぐな展開に。

 

結果論とはいえ、下川は1巡終わったところでスパッと代えて、小刻みな継投で失点を防ぐ手はなかったかと思います。

 

リリーフの負担を考えたかもしれませんが、それよりも連敗を止めることが先決だと思うのですが。

 

負けが込むと選手だけでなく、監督も思い切りが鈍ってしまうものなのかなと思います。

 

これで7連敗。いよいよ出口の見えないトンネル、蟻地獄にはまった感があり、心配です。