折り返しを迎えてからの後半戦、栃木SCは2連勝で勝点6を上積みしましたが、順位は変わらず19位。
降格圏内で下から2番目に沈んだままです。
ただ、前半戦終了時、第19節時の順位と、第21節時の順位を見比べてみると、状況が大きく変わっているのは一目瞭然。
残留争いは、一気に混戦を極めています。
【第19節終了時の残留争い】
21 ロアッソ熊本 -9
20
19
18 水戸ホーリーホック -5
17
16 鹿児島ユナイテッドFC -17
15
14 栃木SC -14
13
12
11
10
09 ザスパ群馬 -20
前半戦となる第19節終了時の順位ですが、残留争いはロアッソ熊本以下、5チームでの争いとなっていました。
しかし、そこから2試合を消化した第21節終了時の順位が次のとおりで、一気に状況が変わっています。
【第21節終了時の残留争い】
25 徳島ヴォルティス -10
24 ヴァンフォーレ甲府 0
24 大分トリニータ -5
24 藤枝MYFC -14
23 モンテディオ山形 -6
22 鹿児島ユナイテッドFC -13
21 水戸ホーリーホック -5
21 ロアッソ熊本 -15
20 栃木SC -20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
09 ザスパ群馬 -22
たった2試合でこうも変わるとは。
そのには、栃木SCと、鹿児島ユナイテッドFCの降格圏2チームが、2連勝を飾ったことが影響しています。
これ、もしかすると、山形や甲府、大分といったJ1経験クラブが降格圏内に沈む可能性すらも出て来ましたし、ここ数年続いている、ビックリ降格枠がまたしてもあるかもしれません。
現状からすれば、栃木SCは未だに厳しいのは当然ですが、それでも、連勝して混戦のお尻にいる訳ですし、落ちて来て混戦に巻き込まれた訳ではありませんので、意外と視界は開けているのかなと、安易かもしれませんが、そう考えています。
かなり厳しい状況にあるのはザスパ群馬であって、半分と2試合を終えての勝点は僅かに9ですから、単純計算でいうと、最終勝点は18前後ということです。
これは、まだそれを言うには早いかもしれませんが、降格は避けられない状況ではないのかなと……お隣で遠征もしやすく一緒にダービーを戦いたい相手なのですが、正直な感想として、残留確率は限りなく小さくなってしまいました。
栃木SCとしては、次節のベガルタ仙台戦で、一気に3連勝から降格圏内脱出を図りたいところ。
未だに勝ったことのない相手、スタジアムではありますが、そんなことを気にしていたら、いつまで経っても降格圏内のままですよ。
何となくですが、現状の勢いを持って戦えれば、安易なミスを犯さぬ限り、勝利を掴めるような予感があります。
5月3日の清水遠征以来となる久々のアウェイ遠征。
今週末が楽しみですし、勝点3は当然として、牛タンも堪能して来ます。
仙台にも勝って、絶対に残留しましょう。
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