今シーズンから、20チームで争われることになったJ2リーグ。
2月24日(土)に開幕し、11月10日(日)までの足掛け10ヶ月に及ぶ戦いになります。
その間、ルヴァンカップ、天皇杯もあって、公式戦の数は最低で40試合。
当然に、このルヴァンカップと天皇杯を勝ち抜くことで試合数は増えますが、早々に敗戦となると、昨シーズンの試合数よりは少なくなります。
リーグ戦は42節から38節へとなって各チーム4試合の減。
このことから、1試合の価値が上がることになり、内容よりも結果が求められる割合が大きくなりました。
自動降格は3チームと1枠増え、これにより、残留争いはかなり激化することが想定されます。
栃木SCとしては、毎シーズンのように戦うことになる残留争いですから、どうしても気になるレギュレーション。
試合数が減ったこと、降格枠が増えたことで、残留に必要な勝点がなかなか読めませんが、これまでと変わらずに、勝点40がボーダーラインになるのではと予想しています。
38試合で勝点40ですから、1試合1点では届きません。
それから予想するに、かつてないほどに混沌とした残留争いになるような気がしています。
自動昇格は2枠と変わらず、J1昇格プレーオフも6位以内です。
栃木SCとしては、この6位以内がチーム目標として掲げられていますが、正直なところ、厳しい目標だと感じています。
それでも、限られた予算の中で、的確な面白い補強ができていると思いますし、少なくとも、総得点は昨シーズンを上回るのではと、攻撃陣には期待値が大きい開幕前です。
田中監督の指揮能力は未知数なところがあって、それが多くの方が下位に予想する要因になっています。
しかし、やってくれるという思いがかなりあるのです。不安がないと言えば嘘になりますが、それでも、今は期待が上回っています。
新監督と、若き新加入選手、そして、既存の選手が上手く噛み合って機能するように、開幕前のキャンプで連係を強化してください。
各ポジション、競争は昨シーズン以上に激しくなりそうです。
開幕戦のスタメンがこれほどに読めないシーズン開幕前は久しぶり。それだけ、期待できる選手が揃っているということです。
シーズン終盤、栃木SCはどの立ち位置で戦っているのでしょう。
また残留争いになるのか、それとも、6位以内を狙う戦いに参加しているのか。
そう簡単に上位進出は難しいのは分かっているつもりですが、開幕前はいつもそれを期待するのです。
今シーズンこそ、残留争いとは無縁で。
そして、2013シーズン以来のプレーオフ圏内争いとなりますように。
期待と不安が混在するこの感覚。
シーズン前のいつものやつです。
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