ある方が、この栃木SCのストーブリーグを「草刈り場」と表現しました。
分からなくはありません。
その気持ち、十分に理解できるつもりです。
栃木SCサポーターとしては、選手が豊作なこの状態で、ここに新加入を加えてJ1を狙う戦いをと思いたいところですが、やっぱり上を目指したいという選手個々の気持ちを抑えることはできず、案の定、活躍した選手が移籍して行くという状況に。
これにより、サポーターとしての気持ちは複雑になるのです。
上で頑張って!という思いと、どうして移籍しちゃうんだよ!その思いが、どうしても脳内で渦巻き、素直に送り出せません。
さて、その栃木SCのストーブリーグ。
苦戦している中でも、期待値の高い選手補強に何とか成功しているのかなと、そんな感じではないでしょうか。
かなり若手選手の加入が続いていますが、完全ではなく期限付なんですよね。
育成型チームなのは分かりますが、他チームの選手を育てるって訳ではありませんし、活躍するも戻って行くことを考えると複雑です。
贅沢を言って良いのなら、得点に期待が持てる実績ある選手の加入をお願いしたいところです。
☆2020-2021シーズン 栃木SCストーブリーグ
【監督】 田坂和昭(3シーズン目)
【在籍選手】
GK 川田修平
GK 東ジョン←名古屋グランパス(育成)
GK 岡○大生←ヴァフォーレ甲府
GK 犬飼裕哉(2種登録)
DF 髙杉亮太
DF 柳○育崇←アルビレックス新潟
DF 井出敬大
DF 小野寺健也←モンテディオ山形(期限)
DF 面矢行斗←東海大学
DF 乾○大知←松本山雅FC(期限)
MF 西谷優希
MF 山本○廉
MF 森○俊貴
MF 和田達也
MF 佐藤○祥
MF 上田康太←ファジアーノ岡山
MF 吉田将也←松本山雅FC(期限)
MF ジュニーニョ←京都サンガF.C.
MF 植田啓太←横浜F・マリノス(期限)
MF 松本凪生←セレッソ大阪(育成)
FW エスクデロ競飛王
FW 大島康樹
FW 矢野貴章
FW 有馬幸太郎←鹿島アントラーズ(期限)
FW 小堀○空←栃木SC U-18
FW 松本瑠夢←慶応大学
【退団選手】
GK 塩田仁史→浦和レッズ
GK 大野哲煥→ジェフ千葉(期限満了)
DF 伊藤竜司
DF 瀬川和樹→クリアソン新宿
DF 菅○和範
DF 溝渕雄志→ジェフ千葉(期限満了)
DF 温井駿斗
DF 田代雅也→サガン鳥栖
DF 黒崎隼人→大分トリニータ
DF 藤原広太朗→鹿児島ユナイテッドFC(期限)
MF 岩間雄大
MF 平岡○翼→FC今治
MF 禹○相皓→サイゴンFC
MF 大崎淳矢→カターレ富山
MF 荒井秀賀
MF 早乙女達海
FW 明本考浩→浦和レッズ
FW 榊○翔太
【未発表選手】
DF 池庭諒耶
DF陣の補強が多かったことから、溝渕選手の千葉への戻りと、田代選手の移籍は覚悟していました。
というよりも、何故か私の周囲では、溝渕選手の千葉復帰と、田代選手のJ1移籍の噂は絶えませんでしたので、リリースを見たときには、「ああ、そうでしょうね」と、そんな印象を受けた感じです。
ただですね、まさか田代選手の移籍先がサガン鳥栖だっとは予想外でした。
よくよく考えれば、鳥栖にはいますからね、あの人が。狙いたくなったんでしょう。まったくもう。
驚いたのは、フクアリの歓喜を知っている乾選手が栃木SCに2シーズン振りに復帰すること。
松本山雅FCからの期限付移籍となりますが、栃木復帰は朗報でしょう。
栃木スタイルに馴染むのは早いはず。
新加入としては、松本山雅FCから走れる吉田選手が期限付で加入となりました。
こちらも、チラホラ噂が出ていた選手でしたので、リリースがあったときにはかなり驚かされた感じです。
そして、京都サンガF.C.から、同じく走れるジュニーニョ選手が完全移籍で加入となりました。
走れて、ボールキープにも長ける選手です。
登録はMFですが、予想としては、明本選手の役割を担うことになる選手だと思われます。
栃木スタイルにかなりハマりそうな選手。
これ、もしかすると二桁得点に期待して良いんじゃないですかね。と、これでもかと妄想してみました。
京都ではエスクデロ選手と共にプレー経験もありますし、栃木に馴染むのも早そうです。
そして、こちらも一部のサポさんから噂が出ていた面矢選手が東海大学から加入してくれました。
期待値の非常に高いルーキーです。
これ、松岡選手と共にブレイクする予感ありありです。いや~楽しみな選手が来てくれましたね。
若手の加入が続き、横浜F・マリノスからはMFの植田選手が期限付で加入。
18歳と非常に若い選手ではありますが、育成型ではありません。
栃木SC在籍中にJデビューとなるのでしょうか。
この植田選手加入は、GKオビ選手から繋がる移籍だと思えます。有難いことですね。
松本選手はセレッソ大阪からの育成型期限付加入。
この松本選手の経歴は素晴らしく、U-15からU-18まで代表歴が光ります。
既にJ3リーグでの出場が56試合もあるということから、19歳でありながらの即戦力感も漂うのが良いところ。
パス精度が非常に高い選手との噂もあり、かなり期待したくなります。
ベテランの加入があると予想していたGKでは、ヴァンフォーレ甲府から岡選手が完全移籍で加入してくれました。
これで、GKは安泰だと思っています。
最後に、藤原選手が引き続き、J3の鹿児島ユナイテッドFCでプレーすることになりました。
鹿児島をJ2へ昇格させるべく活躍してください。
人数的には選手は揃いました。
それでも、登録上の中盤が非常に多いのが何とも。
主戦場がどのなのかがなかなか伝わって来ません。
コンバートされる選手も多いと思いますが、選手を見ると、やっぱり榊選手は必要だと思えちゃいます。
前線から走れる選手ですし、栃木スタイルには欠かせないんじゃないかなぁ。
まあ、それでも契約満了ですから、サポには分からぬこと、あるんでしょうね。
まだ、加入して来る選手はいるとは思いますが、取りあえず、この選手たちとJ1に行きましょう。
このチャント、しばらく歌っていませんね。
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