Jリーグとプロ野球で組織される新型コロナウイルス対策連絡会議が昨日開催され、再開の見通しは依然として不透明であることが専門家から提言されたようです。
Jリーグは2月25日に公式戦の延長を決定して再開時期を少しずつ遅らせていましたが、それも思うようにならず再延長の繰り返し。
ここに来て、8月再開という声も出始めていて、どうやらそれが有力になっています。
長い長い、本当に長い中断です。
活動を休止するクラブが続出し、いかにコロナ禍が深刻であるかが伺えます。
チーム全体での練習が出来ぬ以上、試合どころではありません。
それでも、どこかで試合を再開しなければなりません。
現時点でそれが難しいことは誰も分かっています。それでも、再開へ舵を切るときが来るはずですが、収束の兆しが見えるまで、再開は時期早々なのでしょうね。
再開する場合に関して、専門家チームは「無観客試合」も一つの手段として挙げたようですが、それは仕方のないことでしょう。
感染リスクを拡大させられぬ中での試合を考えるのであれば、「無観客」は最善の一手にも感じられます。
ただ、それは負の最善であって、マイナスの中からマシだと感じるマイナスを選択するということだと思います。
それでも、非常事態宣言が出ている中にあっては、無観客であったとしても、リーグ戦を再開することは難しいのではないでしょうか。
選手の移動に係る感染リスクも大きいでしょう。公共交通機関を利用しなければならぬ移動は、それこそ危険を伴います。
数々の課題をクリアして、無観客でも試合が再開されるのであれば全試合消化の道も見えて来ますね。
全試合、DAZNで放送されるのでしょうから、外出自粛が求められている中でも試合をLIVEで観ることが出来るのでサポーターとしては助かります。
そんな無観客試合となった場合でも、どこぞにみんなで集まってDAZN観戦会とか、そんな愚行に及びサポーターが出ませんように。
この無観客での試合は専門家の(案)として提言されたものですが、チェアマンとしては難しさを感じている様子。
どのような形で再開するにせよ、コロナ禍に収束の兆しが見えぬうちは無理なこと。最悪の一途である現時点で、再開時期を見定めることとは誰にも無理な話です。
いつグリスタで栃木SCの試合が観られるのでしょう。
新しくなったピッチで戦う選手をスタジアムで観られないままシーズンが暮れる……そんなこと、ありませんよね?
今は、期待よりも不安が強まる。そんな心境です。
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