存続に危機感 | すーさんの栃木SC応援日記

リーグ戦は4度延期。

Jリーグの再開は不透明で、少なくとも5月末まで試合はありません。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かわない限り、今後、更に延期となる場合も想定されますし、最悪は、そのまま中止というケースも考えられます。

 

そのような状況に陥った場合、栃木SCの損失額が億単位に上る可能性が出て来たと、昨日の地元紙が報じていました。

 

地方の小規模チームである以上、試合が中断していることで「損失」が出て、それが経営危機へと繋がることは多くの栃木サポーターが予想していたことです。

しかし、現実として記事にされると、その重大さを改めて知らされた感じになります。

 

「クラブの存続危機になりかねない」と、橋本社長は危機感を強めているとのこと。

本当にこの新型コロナウイルスが憎いです。何とか、早急な収束が見られるように……。それが難しいようだと、栃木SCのように存続危機へと繋がるクラブが多数出てきてしまいます。

 

 

J2は開幕戦は何とか開催することが出来ましたが、第2節以降、中断が続いている状況です。

 

その間、栃木SCの予定されていたホーム戦は全部で8試合。

記事では、その8試合の中には、アウェイ側の集客が大きい大宮アルディージャ戦、アルビレックス新潟戦などがあったことに触れ、その8試合で入場料やグッズ収入などで、約9千万の売り上げを見込んでいたようで、それらが平日に組み替えらえることで大幅に減となるのは必至である旨が書かれていました。

 

再開された場合でも、アウェイ遠征の自粛を求められることから、栃木SCとしての損失額は7~8千万に膨らむ可能性があるようです。

 

考えたくはありませんが、試合が再開されないままリーグ戦が中止となった場合は最悪で、総額では最大数億円に膨らむと試算しているようですから、クラブとしては本当に苦しい状況に晒されることになるでしょう。

 

 

再開されたとしても、観客席の前後左右を空けたりしながら収容率50%以下を目指すように求められることから、それを実現するためにはグリスタでは難しいと感じているようです。

 

座席はメインもバックスタンドも長椅子ですし、ゴール裏はホーム側もアウェイ側も立ち見ですから、観戦者の位置を示す方法が難しいのは容易に分かります。

 

そこで、新スタとなる「カンセキスタジアムとちぎ」での試合数を当初の5試合から増やすことも視野に入れているとのこと。

記事では、グリスタよりも新スタでの開催はその費用が1.5倍に膨らむことにも触れていますので、財政的に厳しい状況にあるのですから、何とかグリスタで開催して欲しいと思うのはサポーターとしては当然だと思うのです。

 

リーグ戦が不成立となった場合のチケット代やスポンサー契約料の返還などの問題も出て来そうで、収入がない中での対応は難しさだけが残ります。

 

経営面で難局を迎えつつあると結ばれていましたが、栃木SC以外でもそんなクラブが多くありそう。

J1からJ3まで全チームが経営難を何とか乗り切り、無事にこれから先も運営できていなければなりません。

 

 

緊急事態宣言を受け、感染拡大がどこまで抑え込まれるのか。

その結果が出てくるのはもう少し先ですね。

 

どうか、感染速度が抑えられていますように。

 

その結果が出ないうちは、Jリーグの再開はまだまだ見通すことが出来ません。

 

 

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