コロナ禍、第3波の初期頃。
こんな出来事もありました。
HDD(ハードディスク)の切断!
(電源の切断じゃなく、物自体の切断です)
企業のパソコンを廃却する際、
重要データなどが入ったHDDの処理方法は
なかなかに困ります。
雨ざらしで腐食させようとしても
意外にデータ復旧出来たりします。
そこで物理的に切断を試みました。
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誰が呼んだか、「創造と破壊のプロ」こと、
製造管理部のT中部長に「白羽の矢」が立ちました。
T中部長
(無言でコクリとうなずく・・・)
(「こんなの軽いっスよ」と目が語る・・・)
うむ、たのもしい限り
おもむろにハンマーを手にし、
大きく ひと振り!
バイーーーンっ!
(振りかぶった距離と同じくらい跳ね返る・・・)
T中部長
(・・・・・・。)
さりげなく定盤に置かれたHDD・・・。
キズ一つ無い・・・・。
(すげぇなHDD)
(おっと部長に聞こえてないかな・・・)
T中部長
「・・・許さん!」
(無表情で一言)
え!? なんか、怖っ!
手に持ってんの何!?
ブゥウォッフ!
バーナー!?
T中部長
「・・・焼き切ってやる!」
溶断と きたかっ!
ジリジリ
ジリリリ
3分経過・・・・・・。
いっこうに「画」が変わらんが・・・。
T中部長
「・・・こんなことやってらんねー!すすまねぇ!」
HDDって頑丈なんだな!
T中部長
「あったー きた!」
ガリガリガリ
ガリガリガリガリ
お、こんどは絵面が、確実に進んでる!
パキーン!
おぉぉぉっ!
お見事!
HDDの断面ってこんななんだ。
へぇー