子供依存性という言葉を思いついた。結構わかりやすいと思うけど。
少し前に毒親なんて言葉が世に出てきたけど、 そういう過干渉な親たちって実は子供に依存してるのがほとんどなんだよね。
私がいないとこの子は何もできない
これが彼らの定石フレーズ。
実は子供がいないと何もできないのは自分だったりする。さも自分が正しいことをしているという自己満足の中で子供の成長の芽を片っ端から摘み取っていく。
依存性についてはこれまで何度も取り上げて来たが、彼らは何かから目を反らせたいときにあるものに固執しやすい。それが依存先。
ギャンブル依存もアルコール依存も決して好きで依存し続けている訳でない。都合の悪い現実から逃避したいだけ。
そういう意味では子供依存性の人たちも都合の悪いことがあるはず。で多くの場合、子供の役に立ちたいという願望が強いように思える。
彼らは何故そんなに子供の役に立ちたいのだろう?私が見てきた中で話すと、自身が社会で役にたてていないと思い込んでいる人が多いように思える。そしてそんな自分を認めたくない。そんな時に手ごろな依存先に飛びつく。
子供の役に立つことで自身の虚しさを紛らわし自己満足を得て、かつ他人にも積極的にアピールできる。
そして彼らは子供の成長を実は望んでいない。子供が成長して自立していくと役に立てない自身の姿と向き合わざるを得ない。
そして一方で子供がいるから私は自由が持てないなんて平気でいう。子供からするとたまったものでない。いつも自分が親の自由を奪っていることを自責し、自立度が増す毎に親の悲しむ顔を見ないと行けない。彼らの未来はどこにあるのか?
さて、上記に目を通して自身が子供依存性かもと思う人、是非自身の人生に目を向けてください。自身が一所懸命自身の幸せを求めてください。子供には構わずに。そういう姿勢はやがて子供に伝わり子供自身が成長しようと試みるはず。
子供に明るく微笑んで貰いたいなら、先ずあなたが幸せな気持ちで子供に微笑みかけることが大切だと思いませんか?