注目記事1381~憲法審査会は逃げておいて、国会閉会を逃げだと言い募る、立憲・枝野氏 | 朱雀ひのでのブログ

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そういうセリフは、自分たちが議論したくない議題から、逃げない者だけが言える資格があるのでは?

 

「逃げるなら政権渡して」立民 枝野代表 国会会期延長求め

 

 

 

 

来週17日までの国会の会期について立憲民主党の枝野代表は、新型コロナウイルス対策などを議論する必要があり延長すべきだとしたうえで「閉会は感染症対策を放り出して逃げることにほかならず、逃げるなら政権を渡していただきたい」と述べました。

来週17日までの国会の会期について、野党側が新型コロナウイルス対策に万全を期す必要があるとして延長を求める考えなのに対し、与党側は、閉会中審査を必要に応じて行うとして、延長せず閉会する方針です。

これについて立憲民主党の枝野代表は党の会合で「第2次補正予算案が成立しても、予備費の使いみちを国会に説明してもらい、感染症対策を進めなければならない。『国会を止めるな』は当然だ」と述べ、会期を延長すべきだという考えを重ねて示しました。

そのうえで「国会を予定どおり閉会するのは、感染症対策を放り出して逃げることにほかならない。感染症対策から逃げる政権なら、政権そのものを渡していただきたい」と述べました。

 

 

冒頭にも言いましたが、そういうセリフは、憲法審査会など、野党が議論自体をさせまいとしてきたことから、逃げないで議論した者だけが言う資格があることでしょう。

 

国会議員の全員が憲法改正を議論する気がないならともかく、多くの、少なくとも議題に上げる条件が整うほどの議員(数)が、こぞって憲法について議論を求めているのに、なんだかんだ理由にならない理由を振りかざして、会議をさぼって欠席しましたよね。

しかもこういう事は一度や二度ではなく、日本国憲法施行以来、ずっとですよね。

 

衆院憲法審査会開催されず 国民投票法改正案 今国会成立見送り

 

 

 

 

衆議院憲法審査会は、与野党が折り合わず、11日開催されませんでした。このため、国民投票法の改正案は、今の国会での成立が見送られることになりました。

衆議院憲法審査会は、与党側が、11日審査会を開き、国民投票法をめぐって自由討議を行いたいとして、自民党の佐藤会長が職権で開催を決めていました。

しかし、野党側は、参議院で第2次補正予算案の審議が行われていることなどから応じられないとして、欠席する意向を伝え、審査会は開かれませんでした。

このため、来週17日までの
今の国会で、与党側が目指してきた、国民投票法改正案の成立は見送られることになりました。

自民 森山国対委員長「次の国会で結論を」

自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し「今の国会で国民投票法の改正案にめどをつけるのは無理がある。憲法は極めて大事な問題なので、与党だけが走って結論を出すのは違うと理解しているが、あまりにも長くこの問題を積み残しているので、次の国会で何としても結論を出せるよう、しっかり引き継ぎたい」と述べました。

立民 安住国対委員長「改憲勢力へのポーズ 大変不愉快」

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し、「一方的に憲法審査会を開催しようとした強引なやり方だった。真面目に審査会で議論をしようというよりは、憲法改正を進めようとする勢力に向けたポーズだったのではないか。大変、不愉快な対応だ」と述べました。

 

 

こういう真似をしておいて、野党の主張の、どこに理がありますか?

枝野・立憲民主党代表の主張に、説得力がありますか?

 

「衆議院」で行われる憲法審査会の欠席理由が、「参議院」で行われている会議のため?

それに参議院議員が出席しなければならないなら、『会議の掛け持ちは出来ない』と言えるでしょう。

 

そんなことはあり得ないのですから、詭弁ですね。

民間企業で言うなら、こうなるでしょう。

 

今総務部の会議が行われているから、営業部で部内会議が出来ません。

 

こんなことを言う社員がいたら、「何を言っているのだ、こいつ」と思われるだけです。

こんな言い訳にもならない事がまかり通る国会は、お気楽ですね。

 

そして自分たちは理屈にもならない言い訳で会議を潰しておいて、会議を企画した側にだけ、『強引なやり方』と批判するのは、おかしいですね。

自分たちも『強引なやり方』で、会議を潰しているではありませんか。

 

そもそも国会で法案提出など、議案を行うのは、衆議院で20名、参議院で10名が提案すれば、受理されるのです。

それを議論すら拒否するというのは、それこそ『強引なやり方』でしょう?

それこそ立憲主義の自殺行為でしょう?

 

そして会議を行って議論もせず、与党側は『憲法改正を進めようとする勢力に向けたポーズ』にすぎず、『まじめに議論をする気がない』と決めつけるのは、いかがかと思いますね。

 

『まじめな議論』かどうかは、会議を行ってはじめてわかることでしょう?

さらに言うなら野党は、自分たちと異なる意見は『まじめな議論』でないと、決めつけているようにしか、思われません。

 

憲法改正を言い出す議員たちに、判を押したように『戦争をする国になるぞ』と言い募るだけで、このかた70年以上、まともな議論を拒否してきたのは、野党の方です。

議論をすること自体を拒否してきた連中が、どうして議論を望む側が『まじめでない』と主張できるのでしょうか?

主客転倒発言も、いいところでしょう?

 

それについていくら説明しても、聞く耳を持たないのは、野党のお歴々、そして多くのマスコミや自称ジャーナリストたちです。

それを無批判に報道するマスコミも、偏向していますが。

 

まあ親分(枝野代表)がこうだから、国対委員長まで、思い通りにならないことに不快感をあらわにして、恥じないのでしょう。

議論をする事が嫌なら、議員になどなるべきではありません。

言ってて恥ずかしいと思わない辺り、致命的ですね。


安倍政権は、既に2回の補正予算などで新型コロナウイルス(COVID-19・SARS-CoV-2・武漢媚奴19)への対策が取りました。

それにも関わらず、予定通り国会の会期を終了するのが『逃げ』だと、よく言えたものです。

 歴史的に見ても、そうない規模の対策なのに。


これだけの補正予算で対策が取られているのに、まだ議論が必要だというのなら、具体的に何が足りないのか、明らかにすべきでしょう。


それが本当に必要なことならば、与党も真摯に対応するでしょうし、そうでないなら国民に訴えれば、いいのです。


野党の主張に理があるのなら、私もその方向で記事を書きますし、他のブロガーなども、そうでしょう。

 

そういうならば、自分たちは、憲法審査会などから逃げずに議論を行い、正面から国民投票法や憲法改正について、白熱の議論をしていただきたいものです。

 

立憲民主党を始め、会期の延長を行い、国費をかけるというのですから、これくらいは政府・与党、そして国民に約束してもらいたいものです。

 

1.政府・与党が打ち出した新型コロナウイルス対策で、抜けている問題点を明らかにすること

2.それを解消するために、どの位会期の延長が必要だと考えているのか?

3.憲法審査会など、与党側が求める議題にも真摯に参加し、議論自体を拒否する態度を一切取らないこと

4.種苗法改正案など、今国会で見送りになった法案についても、きちんと議論を行い、採決まで持っていくことを約束すること

5.延長国会について、野党らが議論を拒否し、国会が空転した際の国会経費は、空転させた議員がいる政党の議員歳費を当てて、負担することとする

6.仮にそれで不足するなら、5に当たる政党が借金してでも支払うものとする

 

 

1日に経費が3億かかるとされている国会の延長を要求するのですから、延長理由を明らかにし、必要な期間を明らかにし、議論はきちんと行われるべきなのは、当たり前です。

いつものように、野党が議論したくないことについて、審議拒否するのなら、延長しても、国費の無駄です。

そういう真似をするなら、ペナルティーを支払うのは、当然でしょう?

 

枝野幸男氏には、こう申し上げましょう。

 

与党に『閉会は感染症対策を放り出して逃げることにほかならず、逃げるなら政権を渡していただきたい』というのならば、今後憲法改正論議などから逃げる真似は、一切しないでいただきたい。

議論を拒否し、国会空転など、論外です。

 

筆頭野党党首として、責任を持っていただきたい。

それが出来ない、(野党のお歴々に)させられないなら、野党の議員ともども、国会を去っていただきたい。

 

与党議員が議論から『逃げる』以上に議論から『逃げて』来たのはあなたたちだと思っているのは、何も私だけでななく、多くのサイレントマジョリティーに共通する認識だと思いますよ。