石破茂氏は、創氏改名を批判するなら、通名という戦前の悪弊解消を日本政府に求めるべきだ | 朱雀ひのでのブログ

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自民党の元幹事長だった石破茂氏が、徳島市の講演の中で、戦前の朝鮮半島統治で日本が創氏改名などを進めた歴史的背景を考えるべきだと指摘し、次のように発言したと報じられました

 

「なぜ韓国は『反日』か。もしも日本が他国に占領され、(創氏改名政策によって)『今日から君はスミスさんだ』と言われたらどう思うか」

 

石破氏の主張が事実に基づくものだったなら、一理あります。

例えば突然、“ヒノデンスキー・スザクノフ”とでも(ハンドル)名を変えろと言われたら、反発したくなりますから。

 

しかし創氏改名は、朝鮮半島の住民に対しての『強制』ではなく、日本風名に変えることを求めたコリアンに、『許可』を与えたというのが、歴史的事実です。

 

その証拠に、旧日本陸軍で中将という高官にまでなった、洪思翊氏がいました。

もし創氏改名が強制だったなら、陸軍の将軍にまでなった人物が改名していないなど、あり得ません。

むしろ真っ先に、範を示す意味でも改名していたことでしょう。

 

そして創氏改名を批判するコリアンや在日コリアンたちは、その主張と相反することをやっているか、見過ごしているという、矛盾した行動を、今もなお行っています。

 

それは言わずと知れた、『通名問題』です。

 

いまや日本政府は、コリアンに『日本風名を名乗れ』という権限は、一切ありません。

無論、命令も、一切していません。

 

それなのになぜ、在日コリアンは本名を名乗らず、通名を名乗る人が多いのか、理解に苦しみます。

 

創氏改名を批判するなら、なぜ在日コリアンは、通名を捨てて、本名を名乗らないのか?

本国のコリアンにしても、なぜ同胞がそうすることを止めないのか?

在日コリアンのこの態度が、創氏改名批判の根拠を失わせているというのに。

明らかにこれは、矛盾でしょう?

 

石破氏が歴史的事実をまともに学んでいないから、的外れな批判をしているのは、問題です。

それでも、在日コリアンに、次のような注意喚起くらい、出来るでしょう?

 

もう日本政府は、あなた方に『日本風名』を名乗るのは、強制しない。

だから通名を使用するのは、止めてほしい。

そのような悪弊は、日韓共同でなくして、次代に受け継がせないようにすべきだ。

 

石破氏は与党にいるのですから、戦前の悪弊をなくすよう、政府に働きかけて通名使用廃止を、建議すべきではないでしょうか?

創氏改名を批判するのですから、そのような戦前の悪弊は、率先してなくすように、働きかけるべきではないでしょうか?

 

そういう悪弊を無くしてこそ、次世代にそのツケを回さないようにして、日韓に横たわるとげを一つ抜くことにつながると思うのですが、いかがでしょうね?