昨日のこと。
職場で若い子たちが「10ヶ月で育休切り上げて復職してフルタイムだって!」「スーパーウーマン!」
ちょっと引っかかってしまった。
「昔は育休なんてなくて、産後数週間で復職してたのよ」
思わず声に出してしまった。大人気なかったと反省している。
でも、私が就職した当時、産休はあっても育休はなく、みんな産後一ヶ月くらいで復職していた。うちの職場はそれでも時短勤務があったけど、現場で働いてる人はそれもなかった。
それからしばらくして産後1年の育休が出来て、3年に伸びたのかな。でも育休期間は無給だった時期もあった。
えっと、何が言いたいのかというとですね
今あなた達が享受している育休等の権利は私より年上の世代の先輩女史が後輩たちのために闘い、もぎ取ってくれたものなの。当たり前のものではないのだと言いたいの。
もちろん今も妊娠育児と仕事の並行は並大抵ではなく、経験していない私はでかい口たたけないけど。
今より男性の家事育児参加に協力的ではない世の中で、働き続けた諸先輩を忘れてほしくないの。
そろそろ産休しかなかった時代を知る世代がいなくなる。昔は…とか言い出したら老害の始まりと何かで聞いたけど、黙ってられなかった昭和の女、はに~でした。
あ、令和の今でも、「うちの夫、抵抗なく育児のために休みとってくれるんです」って自慢になってるわけだから、意識が変わるのはまだまだなんだなぁ。
なーんて、後輩たちが当たり前と思ってる育休、時短勤務がもっと当たり前になってほしいと言う気持ちと、子育ての中でどうしても母親じゃなきゃだめなところはあるよなぁという気持ちと両方の気持ちがあるワタシ。
経験者に聞きたいものです。