おはぎとみて、中には『おはぎ』と『ぼたもち』ってどう違うのだろうと思った方もいるかもしれません。

漢字で書くと分かり易いです。

『お萩』と『牡丹餅』。

『お萩』は萩の季節、秋のお彼岸に食べるもののこと。

あずきの粒を萩にに見立てたものです。

『牡丹餅』は牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもののこと。

あずきの粒を牡丹に見立てたものです。

ついでにお彼岸についても記しておきますね。

お彼岸は春分の日・秋分の日を中日として、その中日を中心にした前後一週間のことをさします。

明後日23日は秋分の日です。

彼岸の謂れについて調べてみると興味深いですよ。

さて、今回のお菓子は『おはぎ』


ohagi


どんなお菓子かなんて、今回は説明いりませんよね。

お米のつぶつぶした食感がと餡の食感が口の中でいい感じです。

しっとりとした味わいを感じながら、仏教の思想にあります、まだ彼岸に辿り着けずにいる人たちが早く向こうへ辿り着けるようにと祈りました。



お抹茶を淹れて心をゆったりと浄土に巡らせながら。



因みに夏は『夜船』、冬は『北窓』という名前があります。

『お萩』や『牡丹餅』はよく耳にしますが、夏と冬の呼称は耳慣れないですよね。







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晩夏から秋にかけて収穫される小さなお芋。

食卓のおかずには欠かせません。

小芋は里芋の別名。

私には小芋と呼ぶ方が馴染みがあります。

あのころんとした丸いお芋さんのたいたんをいただくと幸せな気分になります。

今回の和菓子はそんなおかずにしても美味しいものが、甘くて美味しいお菓子になった『小芋』です。





koimo




素朴ながらもよく小芋らしさが表現されていますよね。



小芋の皮のささくれだった様が綺麗に描かれています。



皮はやまのいも。


中は漉し餡です。



形的にも玉ウサギに似ています。


ですが、見た目が変わるだけで、いただく時に受ける感じが違います。


温かいほうじ茶でいただきました。



さて、今晩のおかずは小芋のたいたんにしましょうか。





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夏の間、より暑さを増して感じさせるような賑やかな蝉の鳴き声も、気づけば耳にしなくなってきました。



そろそろ秋の虫たちが涼やかな音を響かせてくれる頃がやってきました。



昼間はまだ暑いですが、虫たちの奏でる音色を聞くと秋の涼しさを心で感じれるような気がします。



今回の和菓子はそんな秋の夕暮れの何気ない風景を切り取ったようなお菓子、『虫の音』です。





mushinone





黄味餡の上に咲く草。


その右側を見ると、そこには小さいながらもしっかりと虫が。




   さびしさに  宿を立ち出でて  ながむれば  

         

                  いづこも同じ  秋の夕暮れ

           

                           良暹(りょうせん)法師




秋という季節はそこはかとしたもののあわれ、さびしさを感じさせてくれます。


それは心底さびしいというわけではなく、心地よい『さびしさ』といったところでしょうか。




この『虫の音』はそんな秋の寂寥たる眺めの1コマのような風景。



物思いにふけらせてくれます。




外は黄味餡。


中は漉し餡。



この上ない組み合わせのお味です。


控えめながらも口の中にじわりと甘味が広がっていきます。



草はゼリー地、見逃してしまいそうな小さな虫は黒胡麻です。




温めのほうじ茶でいただきました。





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