二ヶ月前に巡った『奈良大和四寺巡礼』
最後、四ヶ寺目に訪れた真言宗豊山派の総本山『長谷寺』は・・・
西国三十三所観音霊場の第八番札所
全国にある『長谷寺』発祥の地
さらに花の御寺としても知られています
春のぼたんが特に有名ですが、他にも芍薬、シャクナゲ、あじさい等々、季節毎に境内を彩ります。
訪れた3月末には1000本のソメイヨシノが満開🌸でした。
普段は見る事ができないご本尊『十一面観音菩薩立像』の春季特別拝観期間中でした。
日本最大級(12m13cm)の十一面観音菩薩
特別拝観中は御御足に触れてのお参りが出来ます。
像の周りの壁面には四天王を配し、天面には天女と楽器が描かれています。
では、入山します・・・
まずは「仁王門」から
そして長~い「登廊(のぼりろう)」を登って行きます
僕的には、長谷寺といったらこの登廊が一番のイメージです
本堂前から眼下の登廊を望みます
本堂東面
☟国宝本堂 1650年、徳川家光により造営された大殿堂
額には『大悲閣』の文字 慈悲深いご本尊を祀る本堂を表しています。
本堂南面舞台からの眺望が素晴らしい
舞台から西に五重塔を望みます
☟五重塔
境内下部から本堂方向を見上げます
たっぷり2時間以上かけて初瀬の大寺を拝観。
お腹ペコペコなので、参道沿いの観光旅館大和屋さんで昼食休憩
『鰻定食三輪素麺セット』をオーダー
さらに、参道の茶店で名物の『焼き草餅』をいただきました
焼き草餅、まいう〜でした
この二日前、安倍文殊院(智恵の仏)から始めた『奈良大和四寺巡礼』・・・
岡寺(厄除けの仏)〜室生寺(悟りの仏)と巡り、ここ長谷寺(慈悲の仏)で結願です。
いずれも千二百年以上の歴史ある古寺ですが、その悠久の歴史は今に息づいています。
昨年秋に歩いた『山辺の道』や『明日香村』界隈も心に沁みたけれど、今回の『大和四寺巡礼』もとても心に響く旅となりました。
☟結願した巡礼衣
やっぱり奈良はいいな!
おしまい