エキマニ遮熱カバー、いろいろ完了 | Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

        スバル・インプレッサ WRX STi Ver.6 維持管理・改良・運転記録
        Records of Maintenance, Modifications and Driving
        About my SUBARU Impreza WRX STi Ver.6, 1999 (GC8G4ED)

8/31 木、の頑張りは下記の通り、

2番、4番ポートのステン帯の下巻きまでで終わったが、

下巻きができるだけエキマニとの間に 2-3 mm の隙間が付くように、

パイプに巻き付け易くするように、端を折り曲げる下拵えをしていた。

 

取り付けた物だから、付いて当たり前の先入観で取り付けようとするのがそもそもの間違いだ。

切り出してあるステン薄板を現物合わせで巻き付けると思えば、難のことは無い。

(それなりに時間を要するが、何で上手く取り付けできないのかと悩まないで済む。)

 

 

 

9/2 土曜日の作業は、ステン帯で下巻きしておいた2番、4番ポートのフランジ部から開始した。

ステン薄板を箱型に折り曲げてフランジ部に被せ、直線パイプ部には下巻きの上に

ステン薄板を巻き付けた。緩み止めの針金を締め付け過ぎるとエキマニの溶接部に

負担が増えるので、0.5 mmφの針金で緩く巻き締めた。

 

左上のラジエターに沿う部分は直線部分なので、ステン帯の下巻きの上に煙突状に単純に巻き付けた。

ここまではまあ問題もなく、順調だった。

 

問題は、フランジ近くの直線部分に巻き付けた二重目のステン薄板でつまづいた。

左上に見える切り欠き部分の端を今回大幅に折り広げた。

エキマニとステン帯下巻きとの隙間が均一に 2-3 mm になるようにステン帯を巻いたところ、

一重目のステン薄板の巻筒が太くなり、フランジ部分の折り返しの重なり部分が広がったためだ。

現物合わせで作り変えようと思うまで、取り付け手順が悪いのかと何度も付け外しして

本当に時間を無駄にした。

 

切り欠きがフランジ部分のパイプをかわすと上手く収まり、

 

すんなり巻き付けできた。2重巻きしたところは、0.8 mmφの針金で緩く巻き締めた。

時間切れで土曜日の作業終了。

 

 

9/3 日曜日の作業も下ごしらえから。

ステン帯の端を細かく絞り、滑らかな曲線状に巻き付け易くした。

 

 

ラジエターに沿う 2番、4番ポートのエキマニのカバーは、オイルフィルター前で重ねて長さ調節し、

ステン薄板を集合部への曲がり始めまで巻き締めた。

エキマニ集合部もステン帯で密に下巻きし、切れ込みを入れた薄板を巻き締めた。

 

集合部から各ポートへの曲がり部分では、ステン帯を曲がり外周を覆うように巻き、

その上から煙突エルボを切り開いてシリンダーヘッドとエキマニとの間を遮蔽した。

1番、3番ポートのエキマニもフランジ部分からステン帯で下巻きし、細針金で緩く巻き締めた。

オイルフィルターとの隙間にはステン薄板を差し込んだ。

煙突エルボだけではシリンダーヘッドと 1番ポートエキマニの間に隙間が残るので、

煙突エルボとシリンダヘッドの間にもう 1枚ステン薄板を差し込んだ。

 

3番ポートのエキマニの下側からオイルフィルターとの間をを覆うように

U字に曲げたステン薄板を被せ、一方を 2番、4番ポートのエキマニとの間に差し込み、

フランジ側は 4cm 程切り込みを入れ、3番ポートのエキマニに沿うように折り曲げた。

 

煙突エルボの上に差し込んだステン薄板を固定するように、

集合部と1番、3番ポートのエキマニとをひとまとめにし、

ステン針金で緩く巻き締めて、やっと完成だ。

 

今回、ステン薄板を針金で緩く巻きしめたのは、強く巻き締めると

エキマニに不要な横方向の力が加わり、その歪みがフランジや集合部に働き、

ひび割れにつながると考えた。針金も前回よりも細くして締め付け力を弱くした。

 

 

遮熱カバーの上側はラジエターファン枠までおおっている。

 

カムカバー側も集合部フランジまで遮熱カバーで覆われている。

 

ラジエター中央のファン・コネクター配線も小細工したステン薄板で覆った。

 

結局、最初に取り付けした時と同様に 2日間要して、折角の土日を潰してしまったが、

出来上がりは少し改善されたと思って、自己満足している。

 

月曜日、エンジン始動とキーを回すが、カチカチカチ〜とセルのギアが当たるだけで回らない。

2日間もカーステを聴きながら、作業していたものだからバッテリーが上がってしまったようだ。

カーステは支障なく鳴っているのに・・・・・

 

急ぎ、充電器を繋いだものの、5年物バッテリーの回復が不安だし・・・・・

がっかりして、しかたなく MPV で出動となった。

 

総走行距離 324,678 km