まだまだ日本では、ナイフ=凶器という感が強く、アウトドアショップでは 『置かない』 『増やさない』 って店が増えている昨今。
『うちで買ったナイフで事件でも起きたら・・』 というのが企業側のリスクヘッジです。
便利な道具が増える昨今。売れるし、売りたいだろうし、それは私もわかる。私だって散々買ってるし使ってるから。(TPOです)
ファミリーキャンパーや、おしゃれキャンパーがうらやむ道具を、なんでも持ってますとも。
登山家がうらやむ道具だってたくさん持ってますとも。
けど、それを使わなくて良いスキルも、たくさん習得している。
これは、終わりなき旅でしょうね。
そして私は、そのお金で買えない『スキル』というものに、『高嶺の花』のような魅力を感じる。
手の届かなかった場所まで、自力で登っていき、その花に触れるときが、レベルが上がったときだ。
そのために用いられる最も古典的な道具がナイフであり、本来、アウトドアで必需品であるべきもの。
最終的に、あらゆる意味で命をつなげる唯一無二の道具が、刃物である。
そして、刃物のメンテナンスの必需品が 『シャープナー』である。
さて、前置きが長くなりましたが、私も日ごろからガチでナイフを使い、日々メンテしている人間です。
現代科学でサクサク製造されているセラミックだとかダイヤモンドだとかは、そういうメーカーさんにお任せします。
で、バークリバーのストロップ、良いですよね。うちのお客様にもファンは多いです。
当店にだって作れますよ、このくらいなら。
じゃあ、もっと良いストロップを、オリジナルで作ってしまうか。
まだ完成してませんが。。。
3面ストロップBOX。コンパウンドほか、メンテ小物収納可能。本家より大きな皮面を3面備え、BOXにすることで、汚れになりやすいコンパウンドを収納できる。
これ、いいですよ、本当にいいです。
まず、皮の幅も広く、長さから生まれるストロークも段違いですから、ズイィィィ~~~っとストロッピングできて超気持ちいいです(笑)
ちなみに、一緒に写ってるパドルストロップも、本家を参考に完コピしてみたもの。
なんならちょっと分厚いくらいか。
コレができなきゃ、改善も出来ないわけなので、やってみました。
詳しいことは、そのうち、雑誌 『Fielder』 で語ってみます。
あ、そうそう、私、Fielderで記事を連載することになったんですが、詳しいことはまた今度。