単独サバイバルの備え | サバイバルJP 公式ブログ

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世界中の本格的サバイバルグッズを中心に
ブッシュクラフトや一般レジャー用品
非常持ち出し袋など
すべて妥協のないラインナップ。

みなさん、セコム・・・じゃない、サバイバルの備え、してますか?

最近、めっきり『ブッシュクラフト』という単語ばかりでしたが、それがサバイバルで活かされるために推奨しています。

もちろん、これらのスキルは、レジャーでも大変面白いものです。

今回は、ブログ読者様のためにがっつり静止画でお届け。Youtube動画にも出ていない材料ですよ。
ブログのヘッダー画像も今回の撮影から抜粋しています。

日本の陸地でサバイバルといえば、あり得るシチュエーションとしては、山中での遭難や、荒廃した市街地を思い浮かべますね。
市街地ならこんな感じ?

山なら、こんな感じでしょうか。

樹上にある枯れ葉を火口に、小枝、倒木を燃料にしています。
ファイヤーピットは必ず掘りましょうね。後始末と安全のためです。

まず、これがなくては始まらない三種の神器。

サバイバルナイフ (今回はファルクニーベン F1z)


水筒(キャンティーンカップセット)

メタルマッチ(ブッシュクラフト ファイヤースチール)


ナイフについて
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MORAやイーバリンでぇぇやん?
人の好みなので、なんでもいいんですが、個人的にはサバイバルやハードワークとして考えると心もとないです。
のこぎりや斧などを使い分けるのなら、つまりブッシュクラフトならあまり気になりませんね。
ファルクニーベンは、価格相応に、鋼材も構造もしっかりしているんです。
コスパで言ったらサバイバルナイフとしては、バークリバーよりファルクニーベンのほうが良いと思います。
今回の撮影で私は、薪割りをしながら『F1で十分』と口にしましたが、刃渡りやスペックのことです。

例えば、このように穴を掘っているときに、植物の根が邪魔になることがあります。
地面ごとカットするような作業になり、石に当たる可能性もあり、それなりのハードワークになります。
なんなら、ある程度地質がわかれば、そのままナイフで地面を耕すように掘っていくことも。
きちっとした形状に掘りたいとき、根がたくさんで邪魔なときは、外枠をナイフで切り込んで穴の形を整えることも。
ダメージの心配はもちろん、汚れもたくさん付きますが、サバイバルの演習ではそんなこと気にしてられません。
気にするほど精神的な余裕など無いことも想定されるわけです。
これは、安物のナイフ鋼材・構造では心もとなく、また、不要なことに金をかけた高価なナイフでは気が引けます。
ファルクのザイテルシースあたりがちょうどいいんです。
ファルクは、ハンドルの細さが少し気になるところですが、頑丈なグローブを装着していることも想定されているのだと思います。

キャンティーンについて
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水分を補給できなければ、人は3日で死にます。
私のおすすめは、やはりG.I.スタイルですね。
現代では、便利でシャレオツなシステムが多くなっていますね。私もそういったものは全て、TPOに合わせて試しております。
なぜ、現代の便利なアイテムを、サバイバル的にフューチャーしない(持ってるし使ってるけど)のかというと、汎用性(サバイバル力)に乏しいからなんですね。
最新グッズは、便利は便利なので、持っておくに越したことはありません。
私も、レジャーでは缶ガスを使いますし、車載しているサバイバルBOXのストーブはレギュラーガソリンが使えるタイプです。自車のタンクからサイフォンすればいつでも燃料が確保できるからです。
水の確保のために、浄水器は、個人輸入で安価にゲットしたセラミックフィルターのタイプを積んでます。これはフィルター寿命がかなり大きいので、身の回りの人にも水を分けられるメリットがあります。
レジャーで水道の無い場所に行っても、ストーブや燃料が足りなくても、私のサバイバルBOX一つで万事解決です。
しかしながら、上記は車載アイテムであって、やはり身一つで単独サバイバルを考えるなら、キャンティーンカップセットは欠かせないアイテムです。

キャンティーンカップ

例えば、このように沼地から水を確保せざるを得ないとき。
カップがあれば、労せず上澄みだけ汲み上げることができます。

キャンティーンカップ

したたる水源は、工夫次第で水筒直でもいけますが、やはりカップがあると便利です。

キャンティーンカップ

岩肌を流れる水源も、このように汲み上げることができます。

固形燃料やアルコールストーブ、もちろんガスも使えますので、市街地でのサバイバルにも良いでしょう。
傷口の洗浄にも、清潔な水は必要です。

※タバコの吸い殻は演出のため、ここに置いています。

ブッシュクラフトを取り入れるなら、やはり斧があると便利で安心です。



しかし、安定した薪割台なんか、森にそう転がってません。

なので、軽く刺したら、逆さまにして振り上げ、薪の自重でこのように割ります。
私は、この方法が最も安全で効率的だと思っています。



ナイフ一本で割るなら?
定番のバトニングですが・・・あれれ、この写真のように、刃渡りが足りないときは?

すみません、写真を撮り忘れたのですが。

1・写真のように、まずは入るとことまで横向きにバトニング

2・一度抜き、縦向きに突き刺して、バトニング(タガネの要領)で入るとこまで刺す。
ナイフの尻をぶっ叩くので、ナロータングのナイフは避けましょう。
サバイバルに、MORAやイーバリン、折り畳みナイフ等が心もとない理由は、こういう場面でも顔を出します。
ブレードがグリップエンドまで貫通して固定されているタングか、フルタングにしましょう。

3.刺さったまま、それをこん棒のようにして、倒木か何かに打ち付けてください。
向きを変えながら、丸太の皮面側をバコバコしましょう。すると、写真のような条件下の薪は大抵割れます。
樹種や、木の強さによりますが、写真の薪は2~3回の打ち付けで割れました。

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長くなりましたね。。。



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