Puamele Garden プルメリアなやまちゃんの日記~♪ -41ページ目

アザミウマにも凶暴なのがいるから気を付けろ

 

花を近くで見ると黒っぽいちいちゃい虫がいるでしょ。

う~んいい香りって顔を近づけるとこれに気が付いて一瞬ドキッとするやつ。

これがアザミウマ(英名スリップス)。

 

本題に入る前にプルメリアの三大害虫ってわかりますか?

わからないですよね。私が勝手にというか調べてるうちに危険と考えられる害虫が三種類あるんです。

葉が枯れたり花が咲かなくなったりもそうなんですけど、退治するのが難しく、針のような口で吸汁加害するため感染病を運んでくる恐ろしい害虫です。

先日のハダニの他にアザミウマとオンシツコナジラミ(ホワイトフライ)が入ります。

ちなみにその他にも害虫はいますけどこれほどの被害にはなりません。思いつく範囲でコナジラミ、カイガラムシ、蟻、カメムシ、コガネムシ、ナメクジ。あくまで国内の話し。

 

先日アップしていた記事を見たのかな。友達のところに質問が来たそう。

この症状はなんだろうということで、回答するまえに確認で仲間内に画像が送られてきたんです。

 

 

これは2~3の症状が重なっていて葉脈にそって白くなっているのは細菌性の症状でハダニが運んできたと思われます。そして葉脈以外の小さな白い点は害虫に吸汁加害された跡です。

ハダニに関しては前回記事にしていたとおりですがこの症状は我が家にもあったので症状の区別のための参考に

 

 

ハダニが好む葉の中心に沿って白くする症状はほとんどわかりませんが、そこから白い斑点が広がっているのがわかります。これはハダニは退治されたけど運んできた細菌が感染して広がった症状です。今のところこのまま止まるか様子を見ていたところで広がるようであればすぐさま葉を切り取ろうと思っていたところ。

 

上のほうの画像との違いはわかりますよね。葉全体に広がる白い点がこれにはありません。つまり他の原因ということになります。そのもう一つの症状の原因がアザミウマだでした。

 

アザミウマの特徴

夏の高温・乾燥期に大発生する。柔らかいところを好んで吸汁加害する。短期間で何世代も生まれ変わり駆除が難しい。土の中に産卵する。光をきらうので基本的に葉の表側には付かない。細菌性の病害の他にウイルスも感染する事例がある。

ただしプルメリアの場合は主に花に付いていてすぐに落下するためか樹勢が悪くなったり感染したという事例は今のところ無い。

 

※ウイルスと細菌の感染の違いはわかりますか?大きく違うので気を付けてください。ウイルスは

人間でいうところのコロナウイルスと同様で細胞に入り込んで樹体内全体を犯します。細菌は糸状菌糸でカビの仲間。表皮近くに感染します。ウイルス感染は深刻で説明が長くなるので検索して調べてください。

 

ここまではあまり悪さしそうにない印象ですが中には葉につく種類もあります。

光に強く葉の表側で活動できるので行動範囲が広く、駆除が難しいために長期にわたって加害します。

中には成長が止まり、花が咲かなくなってしまう例も。ミカンキイロアザミウマやミナミキイロアザミウマとのことです。

海外からの苗に付いてきたものが国内で繁殖する例があるそうで、いまだに国内の農園で見受けられることがあり、購入の時には葉をよく見てからにしたほうがいいです。今では輸入規制があるので心配ないと思われます。

ちなみに症状の見た目では在来種なのか外来種なのかの見分けがつきません。

 

症状はこんな状態です。

 

 

このほかに新しい葉が何もないのに白い樹液が出ているのを見かけるようなら更に疑いが強まります。

 

仲間内の駆除の方法として二つの方法が出てきました。

一つ目は葉を切り取って土を完全に取り除き、樹皮を水圧洗浄。

もう一つは農薬でアファーム乳剤を使う。農薬なので使用方法は付属の説明書をよく読んで行うように。

使用できる植物の範囲(花き類・観葉植物)に入っていたので問題ないと思います。

経験者によるとやはり完全に駆除するのに長期にわたり苦労したとのことでした。

 

質問者への回答は

まず先に隔離。

ハダニとアザミウマの両方の可能性があるから葉も全部取って様子を見たほうがいい。

アザミウマは短期のうちに何世代も生まれ変わるから葉がなければ居なくなる可能性あり。

それでも発生する場合は上記の対処方法。

大繁殖する夏が来る前に撃退を。

 

 

情報をくれたまっちゃん、ミホちゃんありがとうございました。

ハダニの本当の怖さを知ってるかい



ペナンピーチが咲き始めました。
ペナンのこの咲き始めも好きだったりします。

今回はハダニの本当の怖さをお伝えします。
その前にこんな質問を受けました。
10号鉢ですが魅惑の肥料は何個置いたらいいでしょうか?
実は去年、最初は1個で調子が良かったので花芽が出てきてから知り合いのアドバイスもあって3個に増やしました。そしたら葉が縮れて色が悪くなって花芽まで落ちてしまいました。

なんだかどこかで聞いたような質問です。
とても興味があったので詳しく聞くことにしました。10号と言っても株の大きさが合ってなかったりするので画像を送ってもらうことに。



これを見てツッコミどころ多々あるかもしれません。先に気になったのは土ですが内容を聞くと水はけに関しては良さそう。見た目は気になる部分ありつつ、それは後回し。話を聞くと今は軒下で育てているそう。
え?いまだに軒下で?
とビックリ。今は軒下ではなく屋外の雨に当ててやらなきゃだめだよってアドバイスしました。花が咲いていて大雨や長雨から守るならともかく花芽も無いのに軒下はまずいです。虫の活発になる今の時期に雨に当ててあげないとすぐにハダニが付いてしまいます。今の気温は基本的に根腐れにはならないし、かえって調子がいいくらいです。ただし水捌けが悪い土だったり、弱っている株など場合によっては軒下がいいものもあります。
そこまで来てピンと来ました。
なんで調子を崩したか。
それはハダニが原因になっていると。
実はハダニはとても恐ろしい害虫なんです。それは地域の環境によって違うので全てに当てはまるわけではないですが、この先も読んでおくと参考になります。

まずは当時の画像を送ってもらいました。



普通のハダニの付いた葉の状態と違いますよね。普通は白っぽくなるけど、これはまだら模様。これはハダニが運んできた病害です。
しかもシャレにならないやつです。
これに感染するとこうなります。



花が咲かなくなり、花芽が落ちて、更に生長点が傷んでてんぐ巣病になります。
原因はこれでした。偶然に肥料を増やしたのと同時だったので肥料のせいだってなったようです。

私もこの病害で苦しんだ過去があり、散々な目にあったことがあります。ハダニの本当の怖さを知るハメになったということ。
それからはハダニが付いたら初期の場合は外に運んで水圧掛けて流して様子を見る。ハダニの症状が止まっていたら消滅したのでセーフ。症状が進んだらすぐさま葉を切り取って袋に入れてからゴミ箱に。そのゴミ袋は密閉する。
更に葉の色が上の画像みたいにおかしくなったものを発見したらすぐに切り取って同じ要領で処分します。
増殖すると手に負えなくなるので出始めたら初期のうちに抑え込むのが基本です!
ハダニが付いたら葉を切り取ってもなるべく屋外に移動するようにしています。

今回のはかなりやばいやつですが、それよりは軽くて例えば成長が止まってしまうとか花が咲かなくなるとか見た目では判断できないようなものも有りますのでハダニは気をつけて下さい。
私は鉢数が多いので怪しい葉を見つけたらすぐさま摘んで蓋の付いたゴミ箱にポイしています。蔓延したら恐ろしいことになりますので。

この病害は地域や時期によって変化します。近所の別の植物に付いていたものが感染するのことが多く、その植物が増えたり近かったりで変わったり、植物の種類によって病原菌の種類も変わってきます。その年によって傾向が変わることもあります。

マンションなど庇のついたところで育てている場合はしょっちゅう水圧かけて葉水してやるといいです。


燃費のいい品種、悪い品種と食害の話



毎年よく咲いてます。
ティリー・ヒューズ/Tillie Hughesです。
毎年平均で3つ位の花芽を付けてます。
でも今年はちょっとおかしい




6つ目の花芽は力つきたのか途中で成長が止まって傷んでしまいました。
花の色もこの株だけ妙に濃いです。
原因はわかりません。
大きな株になって花をたくさん付ける品種を燃費がいいって表現しています。
6つと言わず3つあれば十分に燃費いい品種だと思います。6つは爆咲き品種って私は表現してます。

逆に燃費の悪い品種もあります。
昨日、思い切って切り戻したバリウィール。
これは燃費の悪い品種です。



鉢サイズも関係してますが、10号でこの枝数だと花芽を付けても咲きにくくなってしまったのと、大きくなりすぎたのもあります。
せっかく短いピッチで咲くようになってきましたが、温室の天井にそろそろ届いてしまいそう。

軽く切り戻すと同じ結果となってしまうので思い切って切り戻して、枝数少なく育てるように切り替える作戦です。
切り口近くから脇芽が2〜3出てきますが、そこから伸びた枝で花が咲いたら切り戻すの繰り返しで育てます。

バリウィールは特に燃費が悪いです。植え替え早め、肥料多めが基本です。そして今回やった枝数を少なく育てるのがコツです。

そして話は食害へ


仲間内で話題になったこの画像。
ちょっとお借りしました。
これはなんの仕業?ってなり、結局ナメクジという意見が多く、きっとそうだろうとなりました。他の可能性はあります。私はナメクジの他にキリギリスやゴキブリにもやられたことがあります。
ナメクジは成長点を食べることが珍しくなく、見た目にかじられなく見えても成長点が消えてしまう減少もこれが原因の可能性が高いと言われています。


ナメクジって一説では黄緑色を好むとか。好物のキャベツと見間違えるのでしょうか。
樹液がベトベトで毒があるのによく大丈夫だなって思います。
ナメクジで悩んでいる人はけっこういるようですね。