アザミウマにも凶暴なのがいるから気を付けろ
花を近くで見ると黒っぽいちいちゃい虫がいるでしょ。
う~んいい香りって顔を近づけるとこれに気が付いて一瞬ドキッとするやつ。
これがアザミウマ(英名スリップス)。
本題に入る前にプルメリアの三大害虫ってわかりますか?
わからないですよね。私が勝手にというか調べてるうちに危険と考えられる害虫が三種類あるんです。
葉が枯れたり花が咲かなくなったりもそうなんですけど、退治するのが難しく、針のような口で吸汁加害するため感染病を運んでくる恐ろしい害虫です。
先日のハダニの他にアザミウマとオンシツコナジラミ(ホワイトフライ)が入ります。
ちなみにその他にも害虫はいますけどこれほどの被害にはなりません。思いつく範囲でコナジラミ、カイガラムシ、蟻、カメムシ、コガネムシ、ナメクジ。あくまで国内の話し。
先日アップしていた記事を見たのかな。友達のところに質問が来たそう。
この症状はなんだろうということで、回答するまえに確認で仲間内に画像が送られてきたんです。
これは2~3の症状が重なっていて葉脈にそって白くなっているのは細菌性の症状でハダニが運んできたと思われます。そして葉脈以外の小さな白い点は害虫に吸汁加害された跡です。
ハダニに関しては前回記事にしていたとおりですがこの症状は我が家にもあったので症状の区別のための参考に
ハダニが好む葉の中心に沿って白くする症状はほとんどわかりませんが、そこから白い斑点が広がっているのがわかります。これはハダニは退治されたけど運んできた細菌が感染して広がった症状です。今のところこのまま止まるか様子を見ていたところで広がるようであればすぐさま葉を切り取ろうと思っていたところ。
上のほうの画像との違いはわかりますよね。葉全体に広がる白い点がこれにはありません。つまり他の原因ということになります。そのもう一つの症状の原因がアザミウマだでした。
アザミウマの特徴
夏の高温・乾燥期に大発生する。柔らかいところを好んで吸汁加害する。短期間で何世代も生まれ変わり駆除が難しい。土の中に産卵する。光をきらうので基本的に葉の表側には付かない。細菌性の病害の他にウイルスも感染する事例がある。
ただしプルメリアの場合は主に花に付いていてすぐに落下するためか樹勢が悪くなったり感染したという事例は今のところ無い。
※ウイルスと細菌の感染の違いはわかりますか?大きく違うので気を付けてください。ウイルスは
人間でいうところのコロナウイルスと同様で細胞に入り込んで樹体内全体を犯します。細菌は糸状菌糸でカビの仲間。表皮近くに感染します。ウイルス感染は深刻で説明が長くなるので検索して調べてください。
ここまではあまり悪さしそうにない印象ですが中には葉につく種類もあります。
光に強く葉の表側で活動できるので行動範囲が広く、駆除が難しいために長期にわたって加害します。
中には成長が止まり、花が咲かなくなってしまう例も。ミカンキイロアザミウマやミナミキイロアザミウマとのことです。
海外からの苗に付いてきたものが国内で繁殖する例があるそうで、いまだに国内の農園で見受けられることがあり、購入の時には葉をよく見てからにしたほうがいいです。今では輸入規制があるので心配ないと思われます。
ちなみに症状の見た目では在来種なのか外来種なのかの見分けがつきません。
症状はこんな状態です。
このほかに新しい葉が何もないのに白い樹液が出ているのを見かけるようなら更に疑いが強まります。
仲間内の駆除の方法として二つの方法が出てきました。
一つ目は葉を切り取って土を完全に取り除き、樹皮を水圧洗浄。
もう一つは農薬でアファーム乳剤を使う。農薬なので使用方法は付属の説明書をよく読んで行うように。
使用できる植物の範囲(花き類・観葉植物)に入っていたので問題ないと思います。
経験者によるとやはり完全に駆除するのに長期にわたり苦労したとのことでした。
質問者への回答は
まず先に隔離。
ハダニとアザミウマの両方の可能性があるから葉も全部取って様子を見たほうがいい。
アザミウマは短期のうちに何世代も生まれ変わるから葉がなければ居なくなる可能性あり。
それでも発生する場合は上記の対処方法。
大繁殖する夏が来る前に撃退を。
情報をくれたまっちゃん、ミホちゃんありがとうございました。



