Surf’s-Up -40ページ目

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

眠れん・・・


昨日まで小旅行に行ってたせいもあって、バランスが崩れてるのかもしれません。


弱いなぁ、やっぱり。



来週はライジングサン。


石狩地方の天気を調べていたら


11日(木)から雨だって!!


昨年の悪夢がよみがえる・・・


田んぼでしたから。


今年のフジがかわいく見えるくらい。



また一つ、盛り下がる要素が・・・


なんでこうなのかなぁ。

ガツガツ、フジロック日記を書いていますが、内容はあまりありません。

自分の場合、好きなアーティストが目の前にいる、プレイしているという事実だけで舞い上がってしまうので。


でも、思い出しながら書くのは楽しい。




今日旭川は、花火大会。


フジで見た花火の方がよっぽどきれいだぜ!!


みんな幸せかい?こんにゃろ。




と、寂しく毒づいてみました。呑んでるから、いいっしょ。




状態は良かったり、良くなかったりです。


変な吐き癖がつくのは嫌だなと思いつつ、がんばって食べてます。


これから北海道マラソンに向けて走り込まないといけないので


もうちょい太ってもいいくらいなんですが。




明日も一人、PCの前でガンガンフジロック日記を更新できれば、と思ってます。


そろそろ休みに入る企業も増えてきたそうで。


良い夏休みをお過ごし下さい。



 いつも思うことだが、フェスではなぜこんなに早く時間が経つのだろう。

 そんな思いで迎えたヘッドライナー、Coldplay。ステージ上では、大がかりなセットが組まれている。スクリーンやオブジェなど、昨年のMuseのように一大スペクタクルショーが始まるのか?といった様相。


 いきなり新曲からスタート。ステージにばかり注目していたら、左右スクリーンの裏手から花火が上がる。そしてレーザービームの雨。とにかくど派手。次は「もう出すのか?」と驚いたYellow,そしてIn My Placeと出し惜しみ全くなしの名曲オンパレード。時折新曲を挟みながらで、その新曲のどれもがやや地味な印象があるのだけど、ライブだけではわかりかねるところもあるのでアルバムを楽しみに待ちたい。


 風船や蝶々の形をした紙吹雪など、さらに派手に、エンターテイメント性を主張しつつ、素晴らしい曲達を聴かせていくことはなかなか両立しないのではないかと思っていたけど、この日のColdplayは見事に両立させていた。


 個人的にはアンコールで披露されたFix Youにものの見事にやられた。ちょうどこの曲がリリースされた頃、いろいろと行き詰まっていたんだけど、歌詞を読みながら何度もこの曲に耳を傾けていたことを思い出す。そして今、自分はあの頃よりもどん詰まりの状態。だからこそ、あの頃よりもこの曲は僕の心を熱くさせてくれた。


When you try your best, but you don't succeed      全力を尽くしているのに上手くいかないとき
When you get what you want, but not what you need  欲しいものが手に入っても、それが必要ではないとき
When you feel so tired, but you can't sleep        疲れていても眠れないとき
Stuck in reverse                         裏目裏目で
And the tears come streaming down your face      涙が頬をつたって流れ落ちる
When you lose something you can't replace        かけがえのないものを失ったり        
When you love someone, but it goes to waste      誰かを愛しても、それが役に立たなかったり
Could it be worse                        これ以上に悪い状態ってある?

Lights will guide you home                  光が君の家路を照らす                   
And ignite your bones                     そして、君の体の芯に火を灯す
And I will try to fix you                    僕が君を立ち直らせてみるよ

And high up above or down below             舞い上がったり落ち込んだり
When you're too in love to let it go             僕は君を愛しすぎて、どうしようもなくなっている

But if you never try you'll never know          でも試してみないとわかりっこないよ
Just what you're worth                    自分の本当の価値なんて

Lights will guide you home                  光が君の家路を照らす                   
And ignite your bones                     そして、君の体の芯に火を灯す
And I will try to fix you                    僕が君を立ち直らせてみるよ

Tears stream down your face                涙が頬をつたって流れ落ちる           
When you lose something you cannot replace      かけがえのないものを失ってしまう       
Tears stream down your face and I            涙が頬をつたって流れ落ちる           

Tears stream down on your face              涙が頬をつたって流れ落ちる           
I promise you I will learn from my mistakes       約束するよ、僕は失敗から学ぶから
Tears stream down your faceand I             涙が頬をつたって流れ落ちる           

Lights will guide you home                  光が君の家路を照らす                   
And ignite your bones                     そして、君の体の芯に火を灯す
And I will try to fix you                    僕が君を立ち直らせてみるよ


Hurts Like Heaven

Yellow
In My Place
Major Minus
Lost!
Singin’in the Rain(cover)
The Scientist
Cemeteries of London
Violet Hill
.God Put a Smile Upon Your Face
.Us Against The World
Politik
VIVA LA VIDA
.Carlie Brown
Life is for Living
Clocks
.fix you
Every Tears Is A Waterfall

 思えば、全然洋楽勢を観ていない。こんなに観てないのは初めてかもしれない。


 でもグリーンのArctic Monkeysは絶対観ると心に決めていた。何せ、Suck It And Seeがめちゃめちゃ良かったのと、アルバムの曲がライブの中でどんな風に鳴らされるのか、ライブをどのように組み立てるのかすごく興味があった。


 そしてライブがスタート。1曲目いきなり新昨からLibrary Pictures。おぉー。アルバムの中でも高速系のナンバーであるが、いきなりボルテージが高まる。そして続くのは Brianstorm。一気に後ろから人が押し寄せてくる。苦しい。すでに2曲目にして最高潮を迎えたのではないかというくらい。


 セットリストを見ればわかるとおり、新作からはやや少なめで、高速かつ重厚なリフを持ったチューンが中心となっている。ライブを意識するとやはりこういう構成になるんだろうなと思う。ただ、一つバンドが観客と勝負する姿を見てみたかったのも本音。

 でも個人的にはTeddy Pickerあたりから、アンセミックなナンバーをこれでもかとたたみかけていく姿は圧巻だった。サマソニでヘッドライナーをつとめた頃はまだ粗雑な面があったが、今はワイルドな雰囲気を残しつつパフォーマンスの質が格段に向上している。


 ラストは絶対やらないだろう、でもめちゃめちゃ聴きたいと思っていたWhen The Sun Goes Down。ロックンロールに酔いしれる大観衆。正しいロックフェスの光景がそこにあった。

Library Pictures
Brianstorm

This House Is A Circus
Still Take You Home
Don't Sit Down Cause I've Moved Your Chair
Pretty Visitors
She's Thunderstorms
Teddy Picker
Crying Lightning
Brick By Brick
The Hellcat Spangled Shalala
The View From The Afternoon
I Bet You Look Good On The Dancefloor

If You Were There, Beware
Suck It And See
Do Me A Favour
Fluorescent Adolescent
When The Sun Goes Down

 SAKEROCK、初体験。今年になってから聴くようになったから。星野源も本格的に聴くようになったのは今年に入ってから。春頃からガンガンはまっていたんだけど、SAKEROCKも聴いてみたらすんごい面白い。「良い」というよりは「おもろい」。カテゴリーからこんなに自由な音楽ってなかなか無いと思う。


 メンバー全員が出てきて、入念なサウンドチェックを行う。一番細かくチェックしていたのはハマケンのような気がする。まだ若いはずなのに、各人が職人的な雰囲気を漂わしていて、リハーサルも緊張感がある。


 あまりアレンジを加えず、CDに近い演奏。ただ4人だけの分、マリンバのパートなどがなく、その分音に熱がこもっていたように聞こえた。そして、それがすごくロックっぽかった。トークでは緩くなるんだけど、一旦演奏に入ると、空気がビシッと引き締まる。個人的には「ホニャララ」があんなにかっこよく聞こえるとは思わなかった。


 演奏だけしていれば、間違いなく実力派インストバンドということになるのだろうが、あえて遊びや無駄と思われるようなものを、落とし込んでいく。なのにやけにタイトにスタイリッシュに響いてならない。「Green Mockus」の哀愁あふれるトロンボーンは、満員のホワイトを優しく包むように鳴り響く。かっこいい、かっこいいぞサケロック。


 ラストはロックなリフがこれまたかっこいい「MUDA」。終わり方もちょっと素敵だった。

 ソウルフラワーの後、The Pains Of Being Pure At Heartに行こうか迷ったんだけど、このままホワイトでサニーデイ・サービスを見ることに。


 いつもサニーデイのライブで心配なのが晴茂くん。昔からそうだけど「だいじょぶ?」って声をかけたくなるような容貌、プレイ。この日は眼鏡をかけていて、それがまた何とも「ダイジョウブ?」って感じに拍車をかける。


 先ほどのソウルフラワーとは対称的に、こちらは「恋におちたら」でしっとりとスタート。「白い恋人」「青春狂想曲」とファンにはおなじみな曲が続くが、なんとなくゆるい。もちろんこの「ゆるさ」があってこそのサニーデイなんだけど、フジロックなのにいつもよりも3割り増しくらいゆるく見える。グッときたのは「ふたつのハート」と「サマーソルジャー」くらいだったかな。あとはただtだ懐かしさを楽しんでいた。


 様々な形で音楽を作り続ける曽我部恵一であるが、今はサニーデイが一番大きいということでもないのだろう。ソカバンであれば青春の熱狂、ソロであれば日々の喜びと潜む憂鬱、そういった色づけが、実は一番されていないのがサニーデイのような気がする。そう言う意味では、これからどんな道を歩んでいくかわからないバンドなのかなと思う。


 そういう、未だ「まっさら」な自然体の姿勢が、よく現れていたライブだったと思う。予定よりも早く終わりそうになり、あわてて2曲追加するグダグダぶりもまた彼らの真骨頂ではあるのだけど、やはりゆるかった。


.恋におちたら
白い恋人
青春狂想曲
若者たち
NOW
ふたつのハート
週末
サマーソルジャー
胸いっぱい
スロウライダー
.コーヒーと恋愛




 朝から雨・・・予報やニュースではもっとひどい雨が予想されたけど、何とかなりそうな雨だ。

今期はゴアテックスのコートに加えて、ポンチョも持ってきた。上はポンチョ、下はコートの下、そして長靴というコーディネートとしてはイマイチながら、雨対策としては最高ではないだろうか。むれず、濡れず、リュックごとすっぽり隠してくれる。


 今年はシャトルバスの列も例年より短く、早めに会場に着くことができた。バス降り場から見えてくる苗場の光景に心躍る。


Surf’s-Up

 アクト一発目は、迷わずソウル・フラワー・ユニオン。サウンドチェックでメンバー全員が登場。「松葉杖の男」をフルに演奏して中川が「サウンドチェック、終了~」と叫び、「月光ファンファーレ」へとそのままなだれ込む。


 いつも例えようのない感動をくれるソウルフラワーのライブであるが、今回はなぜか泣けることが多かった。例えば「荒れ地にて」


 声はまだ聞こえる ハラへらして夢を喰う

 ここがどこであっても 風がはらんだ荒れ地だろ

 

 そして「神頼みより安上がり」の


 一人旅の途中で ふらついたりしても

 夢はずっと踊ってる 神頼みより安上がり


 いつもこのフレーズにやられてしまうのだが、今回は涙がこぼれてしまった。中川敬の歌には嘘が全くない。どんな嘘や欺瞞でも見抜き、惑わされぬようそれらを飛び越え、必要な真実だけを伝える。自分自身もやはり嘘が嫌いだ。最近は傷つけないようにとつかれる嘘が正直辛い。それが優しさやいたわりだとわかっていても。傷つけられても良いから、本当だけで向かい合って欲しい。ここが「荒れ地」だってことはわかっている。でも「踊り続ける夢」がそこにはある。だからこのフレーズを聴くだけで自分の気持ちはファイティングポーズを取れるのだ。どんな困難や悲しさ、トラウマとも戦っていける。


 ソウルフラワーらしく、東北や沖縄に向けられたメッセージ性の強い内容であったが、それ以上に音楽の力強さがネイティブなグルーヴと相まって、より音楽性の高いものになっていた。メッセージだけでは、人の心を高揚させることは難しい。そこに確かな音楽があるからこそ、苗場に「踊る阿呆」があふれかえるのだ。ラストは「続・うたは自由をめざす!」。ステージからメンバーが居なくなっても、会場は「苗場からうたは自由をめざす!」と歌い続ける。いきなりフェスのハイライトなシーンが訪れた。


月光ファンファーレ
荒れ地にて

風の市
満月の夕
神頼みより安上がり
海行かば 山行かば 踊るかばね

ブルー・マンデー・パレード
続・うたは自由をめざす



忌野清志郎がよく使った言葉、「ブルース」

人生を、音楽を、好きだった自転車を、彼は「ブルース」と表現した。

楽しいだけじゃない、そこには辛さや悲しさがある、だからかっこいいんだ。

大人にしかわからない「本物」がそこにはある。


今年のフジロックは、自分にとって特別なものだった。

それは、カッコつけるならば、今回の苗場への旅こそが、自分にとってのブルースだったからだ。

うれしい、楽しい、でも先のことを考えると、辛くて悲しい。


今は、来年またフジに行こうと思えない。状況次第だけど、楽しめる状況にあるか・・・


7月28日に北海道を出発。午前中には新潟に着いた。

現地はあいにくの雨。まだ大きなニュースになる前だった。

予定してたとおり駅前でレンタサイクル。しかし、かなり雨が強かったので、自転車を停めて歩く事が多かった。


本町では市場に行き、ノドグロと南蛮エビの刺身をいただく。どちらも身にしっかりとした甘みがある。おいしかった。そこから、海老しんじょう→浜焼き・・・と怒濤の食い道楽に走る。お目当てだったおやきの店が休みで、ふと我に返る。食い過ぎだ。


Surf’s-Up

万代に戻ってからは、ショッピング。ビームスでフジのオフィシャルTを購入。あと、雨がひどいのを鑑みて長靴購入を考える。迷ったが昨年のライジングサンでの経験を思い起こし、買うことにした。


一通り買い物をした後は「翔ぶが如く」という店で早めのディナータイム。地酒を少しいただいて、新幹線で越後湯沢へ移動。このころにはもう普通線の一部は運行の見通しが立たなくなってきた。





ちょこちょこ更新しようと思いつつ、雨と疲れにやられ全くできませんでした。

きょうの越後湯沢はむかつくくらい晴れています。遅いよ。

とりあえず無事に帰りたいと思います。家に着くまでがフジロック!
まだ洋楽勢を一個も観てません。マヌー・チャオとグリフ・リースをちら見した程度。なのでアクモン気合い入れていきます。