転院先の病院の予約が完了しましたが、初診が1か月先となるため今の病院で最後の人工授精を行うことにしました。

 

ただ、気持ち的には『人工授精では授かれない原因があるのでは!?』という疑いの目を向けていたので、もはや人工授精に対する期待はあまりありません。

 

ではなぜ1か月先に体外受精が控えているのに人工授精をするのかというと、たとえ1か月でも「不妊治療をしない」ことが怖かったからです。

 

夫の精子濃度も毎回基準値ギリギリ(たまに下回る)なので、タイミングで授かることはほぼ難しいでしょう。

 

そして、4度の人工授精を経て『人工授精でもダメなのでは』と思いつつも、今更タイミングだけでリセットを待つのが怖かったのです。

 

気休めと言ったらそうなのかもしれませんが、それでも体外受精の前にもう一度人工授精をすると決めたことで、もやもやが晴れたのは事実です。

 

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2019年6月下旬、5回目の人工授精に向けていつも通りクロミッドの服用をし、排卵直前に超音波検査を行いました。

 

ちなみにこれまで夫に病院まで毎回送迎&付き添いをしてもらっていましたが、

 

夫 「今後の治療(体外受精)も考えると毎回付いてけない。自分で通院できるように運転の練習をしてほしい」

 

と言われてしまったので、練習して、この日一人での通院デビューでした^^;

 

ドクターにも一人で病院まで来たことをほめられました(笑)

 

さてさて、今回の卵胞の数は…

 

ドクター 「右1個、左1個、計2個。もしかしたら右にもう1つ小さいのが育っているから3個になるかも!」

 

今までで一番クロミッドの効果が出ていました!

 

最近は薬を飲んでも1個しか卵胞が育たなくなっていたけれど、効かなくなったわけではなかったのね!

 

人工授精の実施日として指定された日は私からすると1日遅い気がしましたが、最後くらいは全面的にドクターを信用して、個人的な排卵日特定のために排卵検査薬を試すことも止めました。

 

あとはリセットを待って、気持ち切り替えて体外受精に進むしかない!

予定通り、排卵から14日目ちょうどに生理が来てしまいました…(涙)

 

これまでタイミング、人工授精を繰り返して1年以上、一度もかすりもしません。

 

化学流産すらありません。

 

「ここまでダメということは、受精すらできていないのでは?受精できていたとしても着床できない問題があるのでは?」

 

「このまま同じ治療(人工授精)を続けてもお金と時間の無駄なのでは?」

 

うまくいかない妊活に、不安を感じて仕方ありません。

 

このまま悩んでいては埒が明かないと、IVFへのステップアップを決意したのはこの時でした。

 

早速ドクターに生理が来たこと、次からIVFにステップアップしたい旨をオンラインメッセージで送りました。

 

すると、帰ってきた内容は以下の通り

 

ドクター「うち(通っている治療院、系列病院)ではIVFはやっていないから、別の病院を予約してください。
予約が取れたら私にも教えてください。必要なら私からそのドクターにこれまでの診察歴を送っておきます。」


えぇぇーーーー!?

 

いや、ホームドクターに紹介されたままに、何も調べず今の病院に通院していた私たちが悪いのですが、まさかの人工授精までしか対応していない病院だったなんて…!

 

悲観に暮れても仕方ないので、IVFをやっている病院を探すことになったのでした。

 

といっても、英語に不自由な私がネットを見て病院・医師を探すのは困難を極めることです。

 

結局、保険会社に電話して、ネットワーク内のドクターをリストアップしてもらい、その中からドクターを決め、保険会社経由で予約してもらうことになりました。

 

余談ですが、これまで頻繁に保険会社に電話をしていたため、電話をかけて名乗ると世間話をされるほどの仲の良さになってます(笑)

 

さて、米国ではドクターの評価がネットで簡単に見ることが出来ます。リストにあったドクターの中から一番評価の良いドクターを指定しましたが、そのドクターは8月で病院を辞めるため、結局別の先生を予約してもらうことに。

 

ただし、予約が取れたのは2か月以上先の日程でした。

 

あまりにも先過ぎる日程に意気消沈。

 

3回分のチャンス(排卵)を生かせないないなんて…!

 

保険会社になんとか早い日程にしてもらいたいと訴えた結果、ロケーション(施設)を変えて7月中旬(予約当時より1か月先の日程)の予約ができたと連絡がありました。

 

しかも最初に予約したロケーションより通いやすい場所でした。

 

むしろ今通っている病院よりも通いやすいです。

 

けれど、初診日は順調にいくと生理5日目くらいで、これではいきなりIVFの採卵周期に入るのはきついのかな、と。

 

だとすると、2周期、不妊治療を進めることが出来ません。

 

この時の私はとにかく焦っていて、生理で情緒不安定なところもありました。

 

2周期、自然妊娠を目指したところで、私たちでは妊娠できる確率はとても少ないでしょう。

 

その2周期が、私にはとても絶望的に感じたのです。

 

人工授精を4度してもかすりもしなかった。だけど自然周期よりも人工授精の妊娠率が高いのは事実。


私「体外受精にすぐに進めることが出来ないのであれば、せめてあと1回人工授精がしたい」


夫に相談しました。有難くも、お金のことは気にしなくていいから、やりたいならやろう、と言ってくれた夫に感謝です。


そして、今の病院であと1回だけチャレンジできないか聞いてみたらOKをもらえたので、通算5回目のチャレンジをすることになりました。

 


私が日記を書き始めたのは、転院先の病院の予約がとれたこのタイミングです。

 

もう少しで、日記の内容が現在に追いつきそうかな^^;

通算4回目の人工授精の結果を待っている間、保険の適用範囲について改めて確認していました。


2019年1月から私の入っている保険が改定され、不妊治療もかばーしてくれることになったものの、その細かい制約についてはまだ未確認のことも多かったのです。


人工授精も通算4回実施して、もし今回もダメだった場合は早々に体外受精へのステップアップを検討したいと考えていたので、保険の適用範囲の確認は必要なことです。


体外受精へステップアップするにあたり、例えば年齢だったり、不妊期間、それまでの人工授精の回数による制約などがあって、それらを満たさないと保険未適用になる可能性もあるのでは、という不安もありました。

 

しかし、2019年5月から保険会社に繰り返し問い合わせをしていましたが、不妊治療が保険適用になったばかりで内部で細かい情報が下りてきていない状況ということで、なかなか回答を得ることができませんでした。

 

それから1月ほどたち、人工授精の結果が出る前にやっと回答がありました。

 

 


保険会社からの回答

 

・人工授精から体外受精へのステップアップについて保険会社としての制約はない

 

・受精卵の凍結については保険未適用

 

・着床前診断については通常保険未適用だが、医師が必要と判断した場合で、かつ保険会社に事前許可が得られた場合は保険適用

 

・顕微授精について保険適用/未適用かは保険会社としてまだ未確定なので、必要になった場合は保険会社に情報を連携してほしい

 

・薬代は$40のCopay(自己負担額)以上の支払いは保険会社が負担し、$40以下の薬に関しての扱いは未確定

 

 


情報量が多くて私の理解が合っているか不安ではありますが、概ね上記のようなことを言われました。

 

米国の医療費は超高額ですが、保険適用されることで日本で治療をするのと同等程度の金額でできるのでは!?と一気に不安が解消されました!

 

それから、かなり遅れたものの私の保険のステータスも無事新しい内容(不妊治療もカバーされるもの)に更新されたとのことで、これまでかかった治療費に関して保険会社による再処理が行われ、徐々に請求書が届く算段となるそうです。

 

米国での医療費、いったいどんな金額が請求されるのやら…^^;

2019年5月末日、排卵日前の超音波検査では卵胞は左に1つだけ育っていると言われました。

 

クロミッドによる排卵誘発の効果(まとめ)
 2019年3月 卵胞2つ
 2019年4月 卵胞2つ
 2019年5月 卵胞1つと小さい卵胞が1つ
 今回  卵胞1つ

 

クロミッドって、使っているうちに効果は薄れていくのでしょうか!?

 

なんだか順調に卵胞の育ちが悪くなっていくような…(悲)


とにもかくにも、日米通算4回目の人工授精の日にちが確定し、検査した翌日の土曜日午前になりました。

 

なお、今周期は通っている病院では(技師不在により)人工授精が出来ないので、紹介された大学病院で実施します。

 

てっきりドクターから予約してもらえると思っていたら、自分たちで直接大学病院に電話して予約する必要がありました^^;

 

当然ながら英語、しかも電話口で予約しなければならないことになり、そこは夫に丸投げしました。
※米国に来て半年以上経ちましたが、私の英語力は全く上がる気配がありません(爆)


無事翌日に予約が取れたので、HCG注射を夫に打ってもらい、準備万端です。

 

人工授精当日、病院の待合室には私たちのように不妊治療に訪れているカップルたちが5組ほどいました。

 

普段の通院でもそうですが、米国は日本の不妊治療院に比べてカップルで来院している率が高いです。

 

勝手に仲間意識を持ちつつ、心の中でお互いの健闘を祈りました。

 

今周期は人工授精を始めてから初めて自分の予測と合致する排卵日です。

 

排卵検査薬の反応もぴったりで、今度こそ授かれるかも!?と期待は高まります。

残念ながら日米通算3回目の人工授精でも授かることが出来ず、生理がきたので病院にメッセージを送り、次の指示を待ちました。


生理の始まりは金曜の夜だったで、休日明けとなる月曜日まで返事を待たなければなりません。

 

待ちに待った月曜日の朝。病院からの返信内容に目を疑いました。

 

ドクター 「あなたが人工授精を実施するであろう日程は、病院の技師(精子濃縮を担当する技師)が不在となるため当病院では人工授精が実施出来ません。

今回はパスして来月生理が来たらまた連絡してください。」

 

私 「(???)」


本当に頭が真っ白になりました。

 

信じられなくて、自分の翻訳が間違っているのではと思って念のためGoogle翻訳機にかけて再度確認しましたが、やはり言っていることは変わりません。

 

「今回はパス」ってどういうこと?


私たちには月に1度しかチャンスがないのに、それを気軽にパスしようとか言わないで!!

 

ただでさえ今回も生理が来てしまったことで落ち込んでいて、でも次の治療に向けて頑張ろうという意識に向けていたところでこの仕打ち。

 

悔しくて悔しくて、涙が出てきました。

 

夫に、「私はスキップしたくない!少ないチャンスを無駄にしたくない!別の病院紹介してもらうとか、対応してほしい!!」と訴えました。

 

夫は私の気持ちを尊重してくれて、病院側に申し入れしてくれました。

 

そして、無事他の病院(休日も対応している大学病院)でやってもらえるように調整してもらえることになったのです。

 

クロミッドの処方と、排卵日前の超音波検査までは今のドクターに見てもらい、人工授精の日付が決まったら大学病院に自分でアポイントを取って当日行く手はずとなりました。

 

大学病院は私が加入している保険会社のネットワーク外になるようなので、保険で費用負担はほとんどされないだろうけど、たったの1度でもチャンスを失うことへの失望と天秤にかけると、やはり病院を変えてでもやりたいという意思は変わりませんでした。

 

しかし、今回「スキップしたくない!」と抗議した結果、他の病院を斡旋してくれることになりましたが、抗議しなければ簡単に治療を中止されてしまう事実に恐れを抱いてしまったのでした。