初登板となった今季負けないエース、田中が先発し、9回を3安打1失点に抑え、
12三振を奪う力投で、日本シリーズ初勝利を完投で飾った。
4番村田のヒットで満塁、ここで打者は6番ロペス。
放って今シリーズの初得点。貴重な先制点となった。
ボテボテのセカンドゴロ。
微妙な判定だったがこの間に3塁ランナーがホームインしてさらに1点を追加した。
左翼席にソロ本塁打。2-1に追い上げ試合の行方は分からなくなった。
シリーズ対戦成績を1勝1敗とした。
この一言に気持ちは込められていた。
ベルギーのアントワープで行われた体操の、男子種目別ゆかで優勝した
白井健三(神奈川・岸根高)に新たな称号が加わった。
9月30日に行われた世界選手権では、床で後方伸身宙返り4回ひねりを見事に決め、
優勝に輝いた。
この時の「後方伸身宙返り4回ひねり」が白井選手が世界で最初に成功させたことで
「シライ」と命名されたのは周知の通りだ。
しかしその後の検証の結果、この時に決めた「前方宙返り3回ひねり」を
国際体操連盟(FIG)の男子体操技術委員長が「シライ2」と命名したことが
明らかになった。
前回の大会で「シライ」の名前が付いた技はふたつ。
ゆかの「後方宙返り4回ひねり」と跳馬の「伸身ユルチェンコとび3回ひねり」
(韓国選手と連名)である。
FIGのルール上、公式練習の24時間前に申請しないと新技として
登録されない仕組みになっていた。
今回追加となった「前方宙返り3回ひねり」は白井選手が普段の練習でも
やっているし、日本の大会でも普通にやっていたので、世界で誰も
やっていないとは知らなかったと竹内顧問は語る。
白井選手にとっては日常的な技だったのである。
試技を見た他の審判員から新技との指摘を受け、大会期間中に急きょ追加申請して、
それが今回認められ、晴れて「シライ2」と命名された。
世界で他にはできない技を当たり前のようにやっていた白井選手のひねりの凄さを
象徴するエピソードだ。
白井にとって、自身の名前がつくのは三つ目。
これからも新技が増える期待も大いにありそうだ。
白井選手の活躍からますます目が離せなくなるー。
2013年プロ野球ドラフト会議は10月24日、
港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催され、
注目の高校生、神奈川・桐光学園高の松井裕樹投手(17)は
5球団の競合の末、楽天が交渉権を獲得した。
昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立した松井投手は、
本年度の甲子園出場は叶わなかったが、大学生・社会人を含んだ
今回のドラフト会議では注目度NO.1だ。
日本ハム、DeNA、ソフトバンク、中日、楽天の5球団から1位指名を受けた。
午後5時15分。北海道日本ハムファイターズの栗山監督、
横浜DeNAベイスターズの中畑監督、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長、
中日ドラゴンズ谷繁新監督、そして東北楽天ゴールデンイーグルスの
立花球団社長が続いた。
一斉にくじを開いた同5時20分、最後にくじを引いた楽天の立花陽三球団社長が
右手でガッツポーズを作った。
楽天が松井裕樹投手との交渉権を得た瞬間だ。
松井投手は以前から12球団OKの姿勢を示しており、
来季は杜の都・仙台で投げる雄姿が見られそうだ。
くじを引いた楽天の立花球団社長はくじ引きの際、
星野監督から『行け!行け!』と言われ、『イヤイヤながら行きました。』と
舞台裏を暴露。嬉しい交渉権獲得となった。
ドラフトの息詰まる様子を桐光学園高で見守り、その後行われた記者会見では
「強いチームに選んでもらい光栄。チームの力になりたい」と意気込みを語った。
日本シリーズを26日に控え、練習中だった楽天の選手は評判の左腕の
交渉権獲得に大喜び。
正捕手の嶋は「あのスライダー、止められるか心配」と冗談を飛ばしながら
期待のサウスポーとのバッテリーを思い描いた。
今季の楽天は、ルーキーの則本を開幕投手に据えたチーム。
松井の成長次第では来年の開幕投手に抜擢、なんて采配もあるのか?
新しい球界のスター候補に大きな期待をかけたファンにとっても嬉しい一日となった。