西武は10月22日、監督を辞任した渡辺久信氏(48)の後任に、伊原春樹監督(64)の
就任を発表した。伊原氏は2003年以来、11年ぶりの西武復帰となる。
1年契約で背番号は未定。

西武はレギュラーシーズンでは低迷したが、終盤追い上げを見せ2位に滑り込んだ。
しかし、2位で進んだクライマックスシリーズ(CS)もファーストステージで
ロッテに敗れ敗退。渡辺久信監督が責任を取って辞任した。

球団では5年連続でリーグ制覇を逃した現状をふまえ、指導者としての経験が豊富で、
球団OBでもある伊原氏を軸に潮崎2軍監督の昇格など後任の人選を進めていた。

最終的に長年コーチとして黄金時代の西武を支え、監督として優勝した実績が買われ、
伊原氏に就任を要請した。

伊原氏は埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し、「西武は常にリーグ優勝を
宿命づけられている。とにかく優勝しかない」と意気込んだ。



経験豊富な監督を得て西武は来季、首位奪還を狙う。


■伊原 春樹氏(いはら・はるき)64歳。広島県出身。
広島・北川工高(現府中東高)から―芝浦工大を経て1971年2位で西鉄(現西武)に入団。
内野手として450試合に出場し、打率2割4分1厘、12本塁打、58打点と活躍した。
1980年の現役引退後は西武でコーチに就任、的確な走塁を指示する三塁コーチとして
定評があった。その後阪神コーチを経て2002年に西武の監督に就任し、1年目でリーグ
制覇を達成するなど、2003年までの2年間監督を務めた。
2004年はオリックス監督として指揮を執り、巨人ヘッドコーチなどを歴任した。