ああ〜ついにか〜という気持ち。
加藤一二三九段といえば最近は
「ひふみん」という愛称でおなじみですね。
将棋は知らないけどひふみんは知ってるって人は周りに多く、そういう意味でも偉大な人だなあという感じです。
2年前に加藤一二三九段の将棋を狂ったように並べていました。
対四間飛車で棒銀が最有力だと思っていた時期のことです。
棒銀といえば加藤一二三だ、と思った私はずーっと並べていました。
それにしてもまあ負ける。とことん負ける。普段居飛車党の棋士にまで四間飛車を指されるほどカモにされていても、とにかく棒銀を指し続ける。
そのうち、棒銀の捌き方を学ぶのではなく、悪い局面でどう粘るのかということを学んでいたような…
テレビとかで見ていると本当にいろんな意味で天才なんだなあって思います。
1番天才なところは、将棋という戦法の自由性の高いゲームでとことん棒銀を指し続けていることだと思います。
昔は対振りに矢倉とか穴熊とか5筋位取りとかもやってましたけどね。でも途中からずーーっとですよ。普通負けまくってたら変えてみようかなあって考えますよね。
私は指す戦型をコロコロ変えるタイプなので心底尊敬しています。そうだ、だから棋風も得意戦法もないんですね自分。なるほどなるほど…
あちこちに手を出して何も得られないでいるより、絞って、信念を持って、本気で挑んでみようと思います。