立方体 抵抗(2) 辺 7/12 | のこはんのブログ

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 前回は立方体対蹠点同士合成抵抗を求めた結果、5/6となりました。

 今回は隣合う2点合成抵抗を求めます(7/12)


隣合う2点は図の中央付近のO(1)B(0)を選びます。

 

O(1),B(0)からの距離は、

 A,C(1,2)C',A'(2,1)

 ・B'(2,3)O'(3,2)

 です。

O(1)で繋がっている頂点は、

 A(1,2),B(0),C(1,2)3なので、

 電流の和は

 (O-A)+(O-B)+(O-C)=3-2A

 =3-2A…(0)

 です。

A(1,2)についての

 3A=O+B'+C'=1+B'+(1-A)

 B'=4A-2…(1)

 

B'(2,3)についての

 3B'=A+C+O'=2A+(1-B')

 4B'=2A+1(2)

 

 

A(1,2),B'(2,3)2文字についての

(1)~(2)2本が立ちました。

連立方程式を解きます。

 

(1)(2)代入

 4B=2A+1

 4×(4A-2)=2A+1

 14A=9

 A=9/14(3)

 

(3)(1)代入

 B'=4A-2

 B'=4×(9/14)-2

 B'=4/7(4)

 

(3)式(0)代入すると、電流の和は、

 3-2A

 =3-2×(9/14)=12/7

◯よって合成抵抗7/12になりました。

 前回の対蹠点の値5/6=10/12より小さくなっています。

 

各頂点電位は、

O(0,1)1=14/14

A,C(1,2)9/14

B'(2,3)4/7=8/14

O'(3,2)3/7=6/14

C',A'(2,1)5/14

・A'(1,0)…0=0/22

になりました。距離の比の順になっています。

 

 次回は2つ離れた点同士の合成抵抗を求めていきます(3/4)