今回は午後の下り洛楽運転時間帯について解説します。
↓上り時刻表
要点は
・洛楽は出町柳15:53発から17:53発まで30分間隔で5本あります。
・洛楽は3000系で運転し、洛楽の後の下り快速急行は7両編成で運転されます。
・3000系は上り快速急行・下り洛楽で4運用で回します。
・3000系の運用が昼の5運用から4運用に減る分は、1本目の洛楽の前の快速急行が淀屋橋到着後、寝屋川車庫まで回送されます。
・また、洛楽運転後も昼パターンと同じになるので、淀屋橋19:15発は寝屋川車庫から回送されます(同じ編成が出てきます)。
・洛楽は三条・深草・樟葉・香里園で準急と接続・追い越しします。
・快速急行は淀屋橋まで先着します(出町柳発車順が特急→快速急行→特急→洛楽のため)。
・洛楽の次の特急は枚方市での準急との接続が香里園での追い越しに変更になります。
・下り快速急行(7両)の折り返しは淀屋橋発萱島ゆき(4本目以外)、樟葉ゆき(4本目)の普通になります。
・よって、上りの京橋→萱島間は京橋17:00から19:30まで10分間隔になりますが、中之島線内は15分間隔のままです。
・下りの運転本数が増える分は淀発出町柳ゆきの普通4本と急行1本(すべて7両)が運転されます。
です。
各種別については、
・洛楽
洛楽は先述の通り、出町柳15:53発から17:53発まで30分間隔で5本運転されます。3000系は4運用になるので、1本目と5本目は同じ編成が充てられます。折り返しは出町柳2番線で快速急行(16分着)から洛楽(23分発)の7分で、淀屋橋では4番線で洛楽(11分着)から快速急行(15分発)の4分と短めです。これは、洛楽と快速急行を組み合わせるとちょうど2時間で回せるからです。
接続・追い越しは、三条・深草・樟葉・香里園で準急の追い越しを行います。三条では準急は洛楽→特急の順で接続します。また、臨時特急が運転される時は丹波橋で臨時特急を追い越します(準急は深草で臨時特急→洛楽の2本退避)。競馬開催時の臨時急行(淀16:03、17:03発)が運転されるときは、枚方市で追い越します。ただし、開催されるレースによっては上と異なる時間の列車しか運転されない場合があります。
・特急
特急は昼パターンとの違いを説明していきます。先述の通り、洛楽の後の下り特急は準急と枚方市での接続から香里園での追い越しに変更されます(上りと洛楽の前の特急は変わらず、三条・丹波橋・枚方市での接続です)。また、洛楽の後の特急は丹波橋から先は昼より2分ほど遅れます。おそらく、深草で洛楽に抜かれる準急に頭を押さえられているからだと思われます。淀屋橋着は3分遅れるので、淀屋橋での折り返しは10分から7分に短縮されます。出町柳での折り返しは洛楽の後の特急(27分発)と17:42発が1番線発に変わります(昼はすべて2番線)。
上り17:13から19:13発までの5本は京橋で淀屋橋発の普通萱島(18:43発のみ樟葉)行きと接続します。
出町柳での洛楽の折り返しは7分あるのでそれを縮めれば遅れはなくなると思います(深草で抜かれる準急は三条発が特急の4分後で、三条で接続の準急は出町柳の折り返しが9分あるため問題ない)。この場合、樟葉での準急の追い越しは淀に変更になります。ただし、準急が洛楽の前の特急と枚方市で接続した後の香里園での洛楽待避はこれ以上早くならないので、出町柳発を早めれば洛楽の所要時間が伸びてしまい売りのひとつである速達性が失われてしまいます。また、枚方市で特急と洛楽の待避をさせようとすると、準急の到着が遅くなり4分しかない淀屋橋での折り返しがさらに短くなるので不可能です。
・快速急行
快速急行は上りは3000系、下りは7両で運転されます。
下り(洛楽の後)は1,2,3本目、4本目、5本目で前運用が異なります。1,2,3本目の前運用は14:21、14:51、15:21発の準急(深草待避の方)で2番線での9分の折り返し、4本目は4本目の淀発の列車(淀16:50発)で1番線での5分の折り返し、5本目は16:04発の準急(樟葉接続₎で2番線から3番線に引き上げ、5本目の洛楽を行かせてから2番線から発車します。これは、5本目の淀発の列車が4本目と約15分間隔で来るためだと思います(1本目から4本目は七条から出町柳の区間で30分間隔)。下り快速急行の後運用はすべて普通(京橋で特急と接続)で4本目は樟葉ゆき、他は萱島ゆきです。淀屋橋では4番線にて5分の折り返しです。
上り快速急行(16:45発と17:15から19:15発まで)は、淀屋橋発が1分ほど(たぶん30秒)早くなります。これは、16:45発は分かりませんが、後者は守口市で接続する中之島発普通萱島ゆきが終点萱島で準急と連絡できるようにと思われます(昼は守口市で2本接続)。
・準急
上りに関しては16:51、17:21、17:51発(深草待避)が4番線発に変更されます。これによって、3番線が16分も空くので臨時列車を折り返し回送できます(時間的に洛楽に抜かれる臨時急行)。
淀屋橋での折り返しは昼と同じく、異なる方の準急です。
出町柳での折り返しは出町柳15:41着(淀屋橋14:04発)からが下り洛楽時間帯に差し掛かり、ここから数えて4つの樟葉快急接続の準急(15:41、16:09、16:39、17:09着)は昼と同じく1番線で深草快急待避の準急に折り返します(夕方下りの深草快急待避の準急は三条で洛楽とも接続するため出町柳24分発から20分発に繰り上がります)が、5つ目の17:40着は2番に到着し3番線に引き上げて2番線から18:05発の快速急行として発車します(この間に2番線で5本目の快速急行→洛楽の折り返しが行われます)。
また、深草快急待避の準急は、3本目まで(15:55、16:25、16:55着)は2番線から洛楽の後の快速急行になり、4本目(2番線17:25着)、5本目(1番線17:59着)は樟葉快急接続の準急になります(それぞれ7両快速急行の次の発車)。
下り準急のうち準急以外からの折り返しは、1本目から3本目までの樟葉快急接続の準急(それぞれ1本目から3本目までの7両快速急行の次の準急)は1番線で淀発の列車から(1番線15:59→16:07)、5本目の洛楽の前の深草快急待避の準急は5本目の淀発の列車です(1番線17:44→50)。先述の通り、淀発4本目は4本目の7両快急です。
接続・待避は
・上り
17:04から19:04発の樟葉快急接続の準急は京橋で中之島発普通との接続が増えます。
17:21から19:21発の深草快急待避の準急は守口市で淀屋橋発普通との接続を行います。
・下り
15:50から17:50発の深草快急待避の準急は三条で洛楽とも接続するため出町柳発が4分早くなります。
15:24から17:20発の深草快急待避の準急は樟葉で洛楽の待避を行い、香里園で特急を待避します。
15:39から17:38発の樟葉快急接続の準急は深草で洛楽の待避を行います。
15:10から17:07発の樟葉快急接続の準急は香里園で洛楽の待避を行います。
・普通
下り普通は昼と同じですが、枚方市17:05発は淀16:41発の7両編成で枚方市にて特急と接続します。この列車が淀発なのは競馬が関係していると思われます。
上り普通は中之島16:49発の枚方市行きまでは昼と同じですが、16:58発から19:16発までは発車時刻がずれます。また、本来なら19:33発萱島行きから元に戻るはずですが、間隔が開きすぎるので19:16発の樟葉ゆきは京橋での準急接続を短くすることで中之島発を繰り下げ、19:33発萱島行きは京橋で調整することで繰り上げます。これで間隔が広がるのを分散します。
中之島17:14発枚方市ゆきから18:44発まではすべて2番線発になります。1番線は16:58から18:47まで1番線が空きます。
中之島15:49、18:44、19:16発は樟葉ゆきです。また、18:14発枚方市ゆきは7両編成です。
淀屋橋17:09から19:08発は7両快速急行の折り返しの普通萱島行き(4本目18:39発は樟葉ゆき)です。
京橋での順番は淀屋橋発萱島(樟葉)ゆき→中之島発枚方市ゆき→中之島発萱島ゆきです。
各列車の接続は、
・淀屋橋発は京橋で特急(13分発)、守口市で準急(21分発、深草待避)と接続
京橋、守口市間で快速急行に抜かれます。樟葉ゆきは萱島から樟葉まで先着します。
・枚方市行きは京橋で準急(21分発、深草待避)、守口市で準急(04分発、樟葉接続)、香里園で快速急行と接続
・中之島発萱島行きは京橋で準急(04分発、樟葉接続)、守口市で快速急行と接続、終点萱島では準急(21分発、深草待避)とすぐに連絡します。
です。
・淀発列車
1,3,4本目はそれぞれ淀15:21、16:20、16:50発出町柳15:59、17:00、17:30着の普通で、丹波橋で快速急行と接続し、深草で特急(00分発)の待避をします。
2本目は淀16:05発、出町柳16:29着の急行です。丹波橋で準急と接続(特急→急行)します。七条からの各駅に停まる区間は1,3,4本目と同じです。
5本目は淀17:07発、出町柳17:44着の普通です。深草で特急(13分発)の待避をします。
折り返しは、すべて1番線にて1,2,3本目は樟葉快急接続の準急(それぞれ1本目から3本目までの7両快速急行の次の準急)に、4本目は本目の7両快速急行に、5本目は5本目の洛楽の前の深草快急待避の準急になります。
何故、2本目だけ急行なのか分かりません…競馬の臨時普通は3本目と4本目の間なので
↓下り ペンで書き足しているのが臨時です。参考程度に
↓上り