前回は夕方の洛楽が運転される時間帯について解説しました。
今回は夕方洛楽パターンの後の昼パターンに戻る時間帯→夜の15分サイクルの時間帯について解説します。↓上り時刻表
概説
・夕方洛楽パターンが終わった後に昼30分パターンが2サイクル入ります。
・5本目の洛楽(出町柳17:53発→淀屋橋18:41着)の折り返しが淀屋橋18:45発の快速急行で、次の19:15発の快速急行は夕方なら6本目の洛楽、昼なら5本目の洛楽の直後の快速急行になるはずですが、洛楽は5本で洛楽の次の快速急行は7両編成なので寝屋川車庫から3000系を回送させます。
・出町柳発3000系快速急行は18:35発と19:05発です。
・淀屋橋発の快速急行は回送からの折り返しの19:15発と上の2本の折り返しの19:46発、20:16発です。
・淀屋橋20:16発の快速急行は樟葉ゆきです。到着後折り返し寝屋川車庫まで回送されます。深草で抜かれるはずの準急は丹波橋・三条での特急接続を長くすることで接続駅を変えません。
・最後の下り3000系快速急行が発車する19:05より後に到着する上り3000系快速急行4本のうち1,3,4本目は淀に回送し、2本目は後続の特急の運用に入ります。
・中之島発普通は夕方の14,28分発から昼の04,19分発に変わる際、間隔が20分空いてしまうので19:14→19:16、19:34→19:33発にすることで最大17分間隔にします。前者は京橋での準急の待ち時間が短くなるのでむしろ良くなりますが、後者はただ単に京橋で時間調整するだけです。
・枚方市発着の普通は香里園で快速急行と接続するので、下りは枚方市19:35発20:29着、上りは中之島19:49発20:45着が最後です。
・夜15分サイクルは特急、準急が淀屋橋⇔出町柳で、普通が中之島⇔萱島になります。
・特急と準急は三条、丹波橋、枚方市で接続、準急と普通は守口市で接続です。
・普通は昼パターンとの接続を図るため守口市での準急接続は昼パターンと同じく約6分と長めです。
・出町柳21:14発以降の特急は三条での接続が無くなります。1本余るので淀行きの急行(21:04発)として折り返します。深草で準急の追い越しをします。
・出町柳21:44発までの特急は15分間隔です。この後は22:02、22:20、22:40、22:56発であり、18,18,20,16分間隔と広がりますが、特急の到着は15分間隔なので折り返しの時間が伸びていきます。間隔が20分空くところに急行淀行き(22:33発)が入ります。急行は丹波橋で普通と接続します。
・出町柳19:44、21:34、22:09発はそれぞれ樟葉、淀、淀で車両が変わります。22:09発のみ7両から8両に変わります。
・萱島21:03発の区間急行中之島ゆきと淀屋橋21:42発の区間急行萱島ゆきが足されていますが理由は分かりません。
・淀屋橋22:15発の特急は直前の準急(22:06発)が枚方市ゆきで、その代わりに準急と守口市で接続する普通(中之島21:50発)が出町柳ゆきになります。そのため、枚方市では萱島で特急に抜かれる普通との連絡になります。普通は丹波橋まで難なく先着します。
・淀屋橋22:30発の特急は通勤8両編成です。萱島21:48発の区間急行中之島ゆきが足されています。
・淀屋橋22:30発の特急の次の特急は22:51発(8000系)と21分間隔が開きます。
詳細(?)
20:16発の快速急行が樟葉ゆきなのは、需要よりは3000系の寝屋川車庫と淀車庫の入出庫の数を合わせる必要があるためだと思われます。実際に樟葉2番線に到着後に7番線(京都側にある2本の引き上げ線のうち下り線側の方)で折り返し、寝屋川車庫に入庫します。
下り3000系快速急行の最終が19:05発なので、それより後に出町柳に到着する列車(淀屋橋18:15発以降)は余ります。19:05発の折り返しが樟葉ゆきなので残り4本が出町柳にやってきたものの折り返しの快速急行がない状態になります。すべて回送にすると淀に3000系が集まってしまうので、1本だけ特急として折り返し後続の特急を折り返し回送とします。4本のうち2番目に到着する3000系(洛楽の後に2本快速急行が走るため1,5本目の洛楽運用)が特急として折り返します。2本目の理由として、4番目の列車は特急としても淀入庫のままで意味がなく、3本目は最後の列車のプレミアムカーを締め切るので着席定員の多い8000系を充てたく、1本目と2本目では客の多そうな早い1本目に8000系を充てたかったのでしょうか(分からん)。
上り
下り 萱島発の区間急行は発車時刻が03分ごろで、寝屋川信号場の発車時刻が何時台か不明なので省略します。