京阪本線ダイヤ解説 No.692(1) 昼パターン | のこはんのブログ

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主に京阪電車の写真を撮影しています。
ダイヤ解説もやってます。

  今回から2021/09/25()改正の休日ダイヤについて解説していこうと思います。

なお、現在の一つ前のダイヤですのでご注意ください。

↓上り時刻表

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  まずは、昼パターンから

昼パターンは30分サイクルで、

特急 淀屋橋⇔出町柳 2本 8000系8運用

快速急行 淀屋橋⇔出町柳 1本 3000系5運用

準急 淀屋橋⇔出町柳 2本 7両14運用

・普通 中之島⇔枚方市 1本 8両5運用

・普通 中之島⇔萱島 1本 6両4運用

です。上下で同じパターンなので上りを先に説明します。

 

 

 

特急

特急は淀屋橋00(4番線)、13(3番線)分発の2種類があり、どちらも枚方市・丹波橋・三条で準急と接続します。淀屋橋での折り返しは13:30発からは前者は10分、後者は7分で、出町柳での折り返しは、12:43発からは前者は4分、後者は7分です。折り返しは同じ方の特急(それぞれ27,13分発)になります。淀屋橋では13(3番線)分発が出町柳では00(4番線)分発が快速急行と発着順が入れ替わります。

 

快速急行

快速急行は淀屋橋4番線16分発です。上下ともに終点まで先着します。折り返しは淀屋橋11:46発から11分、出町柳では17,8分です。どちらの折り返しでも後に到着した特急が先に発車します。快速急行の淀屋橋⇔出町柳が約1時間なので4運用(2時間)だと折り返しの時間が確保できず5運用(2時間半)になります。そのため折り返しの時間が淀屋橋・出町柳合わせて約30分とる必要があります。淀屋橋では4番線を11分と長めに占有することで、出町柳では2番線に到着後大阪方の引き上げ線(3番線)にどかして、次に来る特急を同じ2番線で折り返します。そして快速急行を2番線に戻してから下り快速急行(04分発)として発車させます。接続・待避は

・守口市で萱島ゆき普通と接続(ただし普通は次の準急とも接続)

・香里園で枚方市ゆき普通と接続

・樟葉で準急(04分発)と接続

・深草で準急(21分発)の追い越し

です。ただし11:16,46発は深草での準急の追い越しはなく、丹波橋で普通と接続します。

 

準急

準急は淀屋橋04,21分発です。どちらも3番線発です。どちらも守口市で普通と枚方市・丹波橋・三条で特急と接続します。また、快速急行とは前者は樟葉で接続、後者は深草で待避します。後者の守口市での接続は快速急行も普通と行っています。折り返しは異なる方の準急(それぞれ24,10分発)になります。淀屋橋では5,6分、出町柳では前者は12分、後者は14分です。出町柳での折り返しが長いのは、上下とも三条で特急と接続することで準急の折り返しは特急より短くなりますが、特急の折り返しが短い方で4分しかないので次の準急として折り返すためです。さらに、出町柳2番線を快速急行特急の折り返しで使うので準急の折り返しに使えるのは1番線のみです。よって、前者の上り準急は三条では特急発車4分後に発車します。

 

・普通

普通は萱島ゆき(6両)と枚方市行き(8両)が交互に運転されています。萱島ゆきは中之島04分発、枚方市ゆきは19分発です。両者は編成両数が異なり混ぜられないので中之島での折り返しが20分ほどになります。萱島ゆきは守口市で快速急行と・準急と接続、枚方市ゆきは守口市で準急と香里園で快速急行と接続します。中之島⇔萱島で15分間隔に近づけるため、準急のみの接続でも6分ほど停車します。枚方市での折り返しは20分(05分発)、萱島では24分(07分発)です。なお、下りの列車番号は萱島(寝屋川信号場)発が先になります(萱島発1,5、枚方市発3,7)。