三角比(sin・cos・tan・sec)の15°ごとに全周ぶんの表を中心に、
三角比についたまとめたプリントを作りました。
まず、メインの三角比(sin・cos・tan・sec)の15°ごとに全周ぶんの表については、
・よく見かける表での15°と75°の値がなく間隔が揃っていないのを解決しました。
・座標における単位円との対応をとるために、右に0°、左に180°と左右逆にしました。
・下半分は負角(逆回転)の値を付けました。こちらも単位円との対応をとりました。
・ラジアン表記(約分した形と12分の○の形)の角度も表記しました。12は約数が多いので、足し算引き算での通分の手間と計算間違いが多いのでつけておきました。
・180°から360°と-180°から0°を併記しました。定義域の違いによる変換をしやすくしました。
・そこそこ使える正割(sec)の値も付けました。
・15°いくつ分の差かを考えながらやると計算しやすいかと思います。
それ以外の部分では、
・右側には五角形関連で出てくる18°ごと(18°,36°,54°,72°)のsin・cosの値を付けました。
・その下にはラジアンについての説明とラジアンの概数表記を付けました。
・表の下に三角比の値がどのくらいかを小数第4位まで書きました。
・その右には、三角比についての説明と2乗するときの書き方をつけました。
・一番下は相互変換公式と単位円を使った幾何的な説明の図を付けました。
おまけ
概数の計算は関数電卓を使いました。
こんな感じにsin15°の値を手書きと同じような形で表示してくれます。概数表示はS⇔Dのボタンでできます。
ほかにも素因数分解や定積分、連立方程式、2~4次方程式などを説いてくれたりと便利です。
次回は三角比の対称性について扱います。