<非上場株式の評価>最初に会社を大、中、小に分ける! | 相続税申告は自分で出来る!

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こんにちは!


自分で出来る相続税申告:の池谷です。


非上場株式、又は、取引相場のない株式の評価は


1、類似業種比準価額



2、1株当たりの純資産価額



によって評価すると前回書きました。


どのように使うかというと、


例えば、


A会社の、


類似業種比準価額 250円


1株当たりの純資産価額 400円


とすると、


株価の計算式は、


250円×0.6+400円(1-0.6)=310円


この会社の株価は310円が答えです。


今、0.6 という数字を使いましたが、この数字は
Lといって、会社の規模を表します。


非上場株式の評価は、


最初に、評価会社の規模を、


大会社

中会社

小会社


に区分し、中会社を更に、


中の大、中の中、中の小、と3つに分けます。


全部で5つに分け、その規模に応じて、2つの価額
の使い方が違ってきます。


上の例の算式は、中の小、の会社の計算式です。


次回は、大会社、中会社、小会社の分け方を
説明します。


ではまた よろしくお願いします。