先日作ったスピードコントローラー(秋月電子通商で購入したキットトライアック万能調光器キット(40Aタイプ))ですが

あちこちいじくっているうちに、トライアックの足が根本からもげました(泣)

危ないかなあ、とは思ってたんですが、そんなに筐体の開け閉めもしないだろうしと油断してたらこの体たらく...。

新しいトライアックを買えばよいのですが、部品1個に送料掛けるのもな~どうすっかなあ、と思ってたらモノタロウで取り扱いあり。

他にも結構買い物があったので送料無料で助かりました。なんでも売ってるな、モノタロウ最高!

 

ということで、トライアックの足部分に「抑え」を追加しました。

はじめっからこうしろよ、という話なんですが我ながら進歩がない。

 

で、実はここからが本題なのですが。

このコントローラーを以前購入したポタ電(BLUTTI EB3A)で利用できないだろうか、という話。

このポタ電の売りは、定格(600W)以上のW数の機器も電力を絞って使用できる「電力リフト」という機能を持っています。

例えば1000Wの湯沸しポットを、600Wで使用するような使い方(当然沸騰までの時間は長くなる)ができるので、車中泊や移動運用などでは重宝してました。

しかし、以前からその機能を使用しようとすると突然バッテリー残量表示が0%になって充電やり直し、みたいな現象がちょくちょく発生してました。

ネットで調べると、どうも同じ現象が結構発生しているようなのですが、もう保証期間も終わっちゃってるし、修理に出しても治るのか?どのくらいの金額になるのか微妙な感じ。

ただ、私の環境では「電力リフト」を使わなければこの現象は発生していないので、「電力リフト」が悪さをしているのではないかという仮説を立ててみました。

そこで前出の調光器キットです。

これを使えば、ポタ電内蔵の電力リフト機能を使用せずに600W以上の機器を使用することができます(機能的には同じものです)。

ということで実験です。

使用するのは定格900Wの電気ケトル。

調光器を経由してポタ電に接続。

 

水量は約500ccとしました。

 

最大電力は600Wですが、定格ギリギリはどうかと思い、約500Wに調整して実験。

と、思ったら2分ほどでバッテリーの残量警告が出てダウン。

「マジか、やっぱ電力リフトオフでもダメか...」とがっかりしかけたのですが、再度電源を入れてみると、残量は0%にはなっておらず、普通に使用できる表示です。

 

よくわかりませんが、そこで今度はさらに電力を絞って400Wにしてみました。

 

今度は20分ほどで無事に沸騰まで行きました。

時間が掛かるのは電力リフトを使っても同じようなものなので、これなら問題ありません。

今回はたまたまうまくいっただけの可能性もあるので、しばらく調光器との組み合わせで使ってみることにします。

ポタ電も安くはないですから、これで普通に使えるようになると助かりますね。

あとは色々やってる途中に気付いたんですが、調光器を使えば電力リフトが付いていないポタ電でも結構便利に使えそう!