ダート路線において3歳時から「レベルが高い世代」と言われてきた現4歳世代。


フェブラリーSでは2着テスタマッタ、4着ケイアイテンジン、5着グロリアスノアが掲示板を確保。


しかも、そもそも強いと言われたのは昨年12月のジャパンCダートにおける2着シルクメビウス、3着ゴールデンチケット、6着ワンダーアキュートの活躍があったからあり、これらメンバーはフェブラリーSには出走していなかったのですから、フェブラリーSでは4歳世代の層の厚さを再度思い知らされる結果となりました。


そして今回はそのジャパンCダートで上位に入ったシルクメビウス、ワンダーアキュートに加え、トランセンド、フサイチセブンといった馬も出走を予定しており、4歳馬のワンツーフニッシュがあっても驚けない状況にあるといっても大袈裟ではないでしょう。


フェブラリーSはエスポワールシチー1頭の強さだけが目立ったレースで、あのメンバーの中に、今後エスポワールを逆転する可能性のある馬はいないんじゃないの?それだったら今回の4歳メンバーの方が可能性は高いです。


となれば、具体的にさすがにまだジャパンCダートの話をするのは早すぎると思いますが、今後のダート界の主役の1頭となる馬が特にこのアンタレスSに出走する4歳馬の中に存在しても不思議ではないことになります。


以前に比べて中央交流重賞などもあり、賞金の上積み方法が多岐に渡るダート戦線ですが、ジャパンCダート出走に向けてまずはこのアンタレスSでの4歳馬の走りに注目するべきでしょう。


年齢以外でのポイントはやはり脚質でしょう。


京都のダートは全般的に言えることですが、逃げ、先行馬が有利。人気馬が追い込み届かずのレースが目立ちます。


また時計も速く、1分49秒台前半も珍しくありません。この中間に雨が降ることから、今年は昨年同様に1分47秒台から48秒台が出ても全く不思議ではありませんから、先行して持ち時計のある馬が有利と考えていいでしょう。

フローラSが桜花賞から中1週という日程になったのは2000年から。


それ以来、桜花賞出走組みの出走は激減し、また出走しても3着が最高で連対した馬はいません。


本来であると桜花賞出走組みと、間に合わなかった組みとの比較が難しいレースでしたが、この日程になってからは間に合わなかった同士の戦いがほとんどですので、絞込みが容易くなったといえるでしょう。


今年は桜花賞に出走していた馬はいません。


そうなると、

「桜花賞に出走したかったけどトライアル等で負けてしまった馬」と「トライアル等にも間に合わなかった馬」との対決図式といっていいでしょう。


前者としてはサンテミリオン、ブルーミングアレー、ベストクルーズ、アマファソンといった馬があげられますが、今回のフローラSで人気を集めるのは間違いありません。


当然、こういった馬はここで3着以内に入らないと、桜花賞に続き、再びオークスへの出走すら厳しくなる以上、オークスそのものはともかく、ここでメイチで仕上げられ、勝負に臨むのは言うまでなく、当然、最重要視するべき馬達との認識を持っています。


特にこれらの馬の中で、この場で皆様にご報告しておきたいのがブルーミングアレーです。


その成績は赤松賞で桜花賞馬となったアパパネとコンマ4秒差、そしてエリカ賞では皐月賞で3着となったエイシンフラッシュとクビ差の勝負をしているのですからここではその力が一枚上と言ってもいいでしょう。


そしてエリカ賞時のことに特に注目していただきたいと思います。エリカ賞が行われたのは阪神JFが行なわれた日と同じ12月13日。


実はその際にブルーミングは阪神JFにも出走が可能でありながら、そちらではなくエリカ賞のために遠征しました。阪神JFとエリカ賞との決定的な違い。


それは距離(阪神JFはマイル、エリカ賞は2000M)です。当然この陣営の動きに対して、ブルーミングアレーは桜花賞ではなく、オークスが大目標であると判断しました。


しかしながら、意外なことにその後、ブルーミングアレーは菜の花賞、クイーンCと距離を再び短くしてマイル戦、つまり桜花賞出走を狙ったようなローテーションを組みました。


結局、桜花賞出走は叶いませんでしたが、どうやら陣営はオークス、馬主サイドがまずは桜花賞といった意見の違いがあって今に至るようです。


となれば、ここ最近のマイル戦の出走は馬主サイドの要望であったことが予想され、それであれば今頃「やはり距離が延びて良いタイプです」と馬主サイドに陣営がその敗因について報告している可能性もあると思いますが、逆に陣営としては2000Mとなった今回は結果が求められる舞台。


注目して当然の存在です

ここ10年で天皇賞で3着以内となった30頭のうち26頭は阪神大賞典、日経賞、産経大阪杯を使われていました。

この3レースに関してはそれほど差がなく、特にこのレースを使った馬に注目というのはないのですが、やはり気になるのはこの3レース以外を使った馬。


4頭いるわけですが以下の馬達です。


05年
スズカマンボ
大阪-ハンブルクC


05年
ビッグゴールド
大阪-ハンブルクC


04年
イングランディーレ
ダイオライト記念


04年
シルクフェイマス
京都記念


今年の出走予定馬(現在18頭)で前走が阪神大賞典、日経賞、産経大阪杯以外の馬は、フォゲッタブル、ジャガーメイル、トウショウウェイヴ、メインストリームの4頭のみ。


フォゲッタブル→ダイヤモンドS


ジャガーメイル→京都記念


トウショウウェイヴ→中山記念


メインストリーム
大阪-ハンブルクC


1番人気になる可能性もあるフォゲッタブルがこの3頭の中にいます。これは気になるデータですね。距離を考えるとダイヤモンドSを使った馬は良さそうなのですが、間隔が開くのが良くないのでしょうか?


ジャガーメイルも昨年このレースの5着馬。京都記念から間が開きましたが、間にレースを使えなかったのか?使わなかったのか?


この続きはまた。

今年注目しているポイントはその天皇賞に至るステップレースです。


天皇賞のステップレースといえば皆様もご存知のとおり「阪神大賞典」「日経賞」「産経大阪杯」の3戦。


過去10年で天皇賞(春)で3着以内となった合計30頭中、何頭がこの3戦に出走していたか想像できますか?


なんと26頭なのです。


こんなことを言うのは何ですが、この3戦に出走していなかった馬同士の馬券など、ほぼ確率的といいますか、データ的には皆無に近い話しになります。


それでいて、今年の天皇賞(春)で1番人気になるのはどの馬ですか?

ドリームジャーニー?それともマイネルキッツ?


そうかもしれませんがフォゲッタブルを思い浮かべる人もいませんでしたか?


何が言いたいかお分かりですよね?そうなんです。フォゲッタブルの前走は先ほどの3戦でなく、ダイヤモンドSなのです。


なぜダイヤモンドSの後にレースを使わなかったのか?それとも使えなかったのか?データ的には厳しい1頭になると言わざるを得ません。

あのディープインパクトが3冠馬となってからはや5年。


今年もその1冠目となる皐月賞が行われる。ここを落としてもダービー馬にはなれるが、3冠馬にはなれない。

その3冠馬の権利を唯一、手にするのは真に3冠馬を狙える力を持つ馬なのか?

それともトリッキーな中山コースを見方にすることができる馬なのか?


残念ならがパンパンの良馬場が見込めないこの馬場では馬を上手に操る騎手の力がものを言うかもしれない。


リルダヴァル
小倉デビューと聞くと意外かもしれないが、過去にメイショウサムソン、ドリームパスポートといった皐月賞で好走した馬がデビューしている。その夏場で小倉デビューした理由は早めに賞金を獲得し、余裕を持ったローテーションでクラシックに臨みたいとの意向があったに違いない。悪夢の骨折から半年の休養を余儀なくされたが、誰もがその当時はクラシック最有力候補の1頭であると認めた馬。叩き2戦目となる今回はここで好走しなければダービー出走が危うい以上、メイチ勝負であるのは間違いない。


ハンソデバンド
デビューから5戦5連対と連対率は100%と安定性は高い。距離が長い、長いと言いながら、そのセンスと脚質は中山の内回り2000Mはこういったタイプが怖い。好枠を引き当て、先週に桜花賞を制した蛯名騎手の勢いもあって侮れない1頭だが、問題はこのローテーション。ここまでの走りから皐月賞を叩いてダービーが目標といたようには思えないのだが…。


ネオヴァンドーム
父ネオユニヴァースで皐月賞、ダービーを勝ったのがデムーロ騎手。そのデムーロ騎手をして、「父に似ている」と言わしめ、今回も都合がつけばこの馬の為に来日予定だったのだから、恐らくこの馬の能力は相当なものだろう。しかし、これまたきさらぎ賞からのローテーションに?が付く。鞍上を空けてデムーロを待っていたとの話しもあり、それで間隔が開いたのなら何とも言い難いが…。


レーヴドリアン
デビュー以来4戦、全てで最速の上がりをマーク。当然、決め手はここでも屈指の存在になるが、この内回りの中山でそれが活きるとなると話しは別。あのディープインパクトもまくり気味の進出し、4角では9番手だった。鞍上が色気を持たず、自分の競馬に専念した上で、展開も向くようならば上位もあるかもしれないが、ローテーションからするとダービーが大目標?


ゲシュタルト
今となっては直線で不利のあったこぶし賞で桜花賞2着のオウケンサクラにコンマ2秒の競馬ならば、前走のスプリングS10番人気はあまりにも人気がなさ過ぎたか?まだ素質だけで走っているところがあるが、皐月賞向きのタイプでこの枠も見方になるだろう。心配なのは減り続けている馬体。追い切り後に508キロだったが再度輸送で減る可能性もあり、そうなるとテンションが高くなる=こぶし賞の時のように出遅れが心配。


ローズキングダム
「皐月賞はパスしてダービーに向いたい」。スプリングS後に発表された陣営のコメント。その後、そのコメントは取り消されることになったがこのコメントには、ダービーが最大の目標であること、そして馬場の悪化している中山を走らせることを望んでいないことが窺える。特に馬場については再三、口にする陣営。パンパンの良馬場が見込めない今回は割引が必要か?しかし、東京スポーツ杯2歳S、朝日杯FSと活躍を見せただけに底力だけで上位を争っても驚けない。


ヴィクトワールピサ
実は昨年のダービー馬、ロジユニヴァースのデビュー戦の手綱をとったのは武豊騎手。その後、武豊騎手はリーチザクラウンとクラシックを歩むもダービーではそのロジユニヴァースに敗退。その武豊騎手が今年、ずっと手綱をとってきたのがこのヴィクトワールピサ。その意味を知ればここも当然主役の1頭。好位からの競馬、後方からの競馬、馬込みから抜け出す競馬と、あらゆる競馬で答えを出してきた以上、死角はあえて岩田騎手への乗り替りぐらいしか見当たらないが昨年の皐月賞ジョッキーにそんなことを言うのは失礼か?