フローラSが桜花賞から中1週という日程になったのは2000年から。
それ以来、桜花賞出走組みの出走は激減し、また出走しても3着が最高で連対した馬はいません。
本来であると桜花賞出走組みと、間に合わなかった組みとの比較が難しいレースでしたが、この日程になってからは間に合わなかった同士の戦いがほとんどですので、絞込みが容易くなったといえるでしょう。
今年は桜花賞に出走していた馬はいません。
そうなると、
「桜花賞に出走したかったけどトライアル等で負けてしまった馬」と「トライアル等にも間に合わなかった馬」との対決図式といっていいでしょう。
前者としてはサンテミリオン、ブルーミングアレー、ベストクルーズ、アマファソンといった馬があげられますが、今回のフローラSで人気を集めるのは間違いありません。
当然、こういった馬はここで3着以内に入らないと、桜花賞に続き、再びオークスへの出走すら厳しくなる以上、オークスそのものはともかく、ここでメイチで仕上げられ、勝負に臨むのは言うまでなく、当然、最重要視するべき馬達との認識を持っています。
特にこれらの馬の中で、この場で皆様にご報告しておきたいのがブルーミングアレーです。
その成績は赤松賞で桜花賞馬となったアパパネとコンマ4秒差、そしてエリカ賞では皐月賞で3着となったエイシンフラッシュとクビ差の勝負をしているのですからここではその力が一枚上と言ってもいいでしょう。
そしてエリカ賞時のことに特に注目していただきたいと思います。エリカ賞が行われたのは阪神JFが行なわれた日と同じ12月13日。
実はその際にブルーミングは阪神JFにも出走が可能でありながら、そちらではなくエリカ賞のために遠征しました。阪神JFとエリカ賞との決定的な違い。
それは距離(阪神JFはマイル、エリカ賞は2000M)です。当然この陣営の動きに対して、ブルーミングアレーは桜花賞ではなく、オークスが大目標であると判断しました。
しかしながら、意外なことにその後、ブルーミングアレーは菜の花賞、クイーンCと距離を再び短くしてマイル戦、つまり桜花賞出走を狙ったようなローテーションを組みました。
結局、桜花賞出走は叶いませんでしたが、どうやら陣営はオークス、馬主サイドがまずは桜花賞といった意見の違いがあって今に至るようです。
となれば、ここ最近のマイル戦の出走は馬主サイドの要望であったことが予想され、それであれば今頃「やはり距離が延びて良いタイプです」と馬主サイドに陣営がその敗因について報告している可能性もあると思いますが、逆に陣営としては2000Mとなった今回は結果が求められる舞台。
注目して当然の存在です