住宅ローンを組むことはタイムマシンに乗るようなこと
地方から上京して、東京で就職し、結婚し、
子どもを授かり、親子4人で狭いアパート
暮らしをしていると、どこからともなく「もっと
広くて大きな家に引っ越ししたいな~」という
心の声が漏れ聞こえてきます。
銀行でお金を借りて持ち家(マンション)を
購入する人もいます。
そのときの借金を「住宅ローン」と呼び
変えたりしますが、借金であることに変わり
はありません。
借金の最大の魅力は「時間短縮を実現
してくれること」・・・です。
言い換えれば一種のタイムマシーンに
乗せてくれ、未来の自分たちへ一飛び
させてくれるようなものです。
仮に4000万円の家(マンション)を購入
したとすると、本来、そのお金を貯め込む
までは一年で200万円貯めても20年が
必要です。
20年も経てば子どもも大きくなっています
から、それまで待って家を買うのではあまり
意味がない・・・と考えてみんな子どもが小さ
いうちに家を持とうとします。
そこで住宅ローンを組んで借金をすれば
20年をいきなり短縮することができます。
借金ですから「利子」を支払う必要があります。
月々の返済額(元金+利子)のうち、利子分は
タイムマシーンに乗るための乗車賃みたいな
ものです。
そのようにポジティブに考えて、またローンの
返済が論理的に破たんする恐れが低いと
思えるなら、早い段階でタイムマシーンに
乗ることも一手です。
「お金を借りて、その後に時間をかけ徐々に
返済していく・・・」という手法は、住宅ローン
に限らずどんなことにおいても一種のタイム
マシーンに乗ることと同じです。
タイムマシーンから振り落とされないように
乗車賃を払い続けることが大切です。
タイムマシーンに乗るときの最大の覚悟は、
この「乗車賃を支払続ける!」ことを強く
自分自身に約束することにあるのかも
しれないですね。
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