「面倒なこと」からビジネスヒントを見出す・・・
日本語では「めんどう=面倒」と書き、つまりは
「面を倒す」と書きます。
「面を倒す」とは、言い換えれば「お辞儀をする」
ことと言え、また「お辞儀をする」のはたいては
「感謝の意を表すとき」です。
そう考えると、まあ、極論を言えば「面倒とは
すなわち感謝すること」と言えなくもありません
(けっこう強引ですが・・・)。
誰かに何かをやってもらって、そのことに感謝して
面を倒す(=お辞儀をする)・・・という解釈です。
また逆の立場から見れば、「面倒なこと」とは
「その人に貢献ができること」になり得ます。
その人が「面倒なことだ」と思っていることをこちら
が(自分が)やってあげれば、その人の面倒くささ
は取り除かれ、結果として感謝されます。
ビジネスの原則がここにあります。
誰かが困っていること/悩んでいること/自分
ではできればやりたくないと思っていること・・・
をこちらが代わりにやってあげる(解決してあげ
る)と、そこでビジネスが成立します。
対価として報酬(お金)をもらえます。
日常生活の中でも、また仕事においても、
自分が面倒だと感じることを面倒なことのままに
せず、そこからヒントを得てそこにビジネスの芽を
感じ取れる人はビジネスセンスが高い人です。
自分のことだと面倒くさくてやらないようなことで
あっても、誰かのためなら(感謝される喜びを味わ
えるのなら)代わりにやってあげる・・・という奉仕・
貢献の精神を持てる人はすばらしいと思います。
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