3分シリーズ、おまけ | 精神科医の役に立たない独り言

精神科医の役に立たない独り言

札幌西区ともメンタルクリニックの院長のコ先生が、だるだると書く、まったく笑えず、ウケず、役に立たず、誰も関心を示さない、よって誰からも批判されないから、安心して書き続けられるブログ

パニック障害という病気があります。
スーパーや電車の中とかで、ドキドキする病気。


社会不安障害という病気があります。
人の前でドキドキして、知らない人とうまく付き合えない、人の前でうまく話せない病気。


全般性不安障害という病気があります。
とにかく不安が強くて、わけもなく、イライラ、不安になる病気。


パーソナリティ障害という病気があります。
なぜなのかわからないけど、なかなか幸せを感じられない、「幸せ欠乏症」な病気です。


これらは、どれも薬で良くなるか、ある程度改善できます。

おそらくこれも体質でしょう。
精神的敏感症。
ある特定の外のストレスに過敏で脳がうまく機能しないですね。


考えてみれば、江戸時代やもっと古い時代だと、そもそもこのような病気もなかったのではないでしょうか。

それは、そもそも電気もなければ、テレビもなかったので、脳への刺激がすごく少なかったからだと思います。
そのような時代だったら、うつ体質でも、問題はなかったですね。
明るくなったら起きて、暗くなったら寝る、それが繰り返されるのだからね。

実は人間に飼われる犬がうつ病になることがあると、獣医さんに教えてもらったことがあります。
やはり犬も同じ、うつ体質があるんですね。