肉体改造でセルフメディケーション -6ページ目

自然界のリズムで身体の力を抜く

特に同じ姿勢で長時間すごした訳でもないのに、肩が凝るのはなぜだと思いますか?

それは精神的なストレスが原因の場合もあります。

常に緊張状態にあったり、ストレスを感じると身体は無意識に強張ります。力が入ってしまうんですね。

心と身体は一つと言いますが、まさに感情と筋肉はつながっています。

そこで、自然界のリズムを使って身体をリラックスさせる方法です!

自然界のリズムを「1/f ゆらぎ」と言います。

これは身近なもので言えばろうそくの炎のゆらぎや川のせせらぎなどの、予測できない不規則なリズムのことです。

このリズムを感じると人間は心地良さを感じるんですね。

好きな音楽を聴くとリラックスするのは、この「1/f ゆらぎ」の心地良さを感じるからです。

人間の声で言うと宇多田ヒカルやLiaなどのシンガーもこのゆらぎを持っているらしいですよ。

人間の心拍のリズム、目玉の動きなども微妙に不規則になっていて、この「1/f ゆらぎ」のリズムで動いています。

なんと地球や星もすべて「1/f ゆらぎ」で動いています。少しずつゆらぎながら軌道修正しているんですね。

「1/f ゆらぎ」のリズムを見たり聴いたり、体感することによって、力が抜けて筋肉は緩んでいきます。

「疲れたなー」と感じたら筋肉の緊張を解くイメージでリズムを感じてリラックスしましょう!

同じ姿勢で長時間過ごす時は、筋肉をたまに緩める

筋肉の繊維は何時間も同じ長さのままだと、それだけで肩こりなどの痛みにつながってしまいます。

長時間のデスクワーク、運転など、たまに手を休めて軽いストレッチで筋肉を伸ばすことを意識してみて下さい。

その時は吐く呼吸に合わせて筋肉を伸ばすと更に効果的です!気持ちがいいですよ。

前回の記事で書いたように、筋肉は吐くときに脱力するので伸びるんですね。

筋肉が緩まないと硬くなってしまうので、血行が悪くなり老廃物がスムーズに出されません。

筋肉は更に硬くなっていくので悪循環です。

意識してたまに筋肉を緩めることはとても大事です。


日常の意識で快適度はアップしていきますよ。

吐く呼吸を意識する

リラックスしたいときは、吐く呼吸を意識してみて下さい。

吸うときはある程度意識していますが、吐くときはほとんど勝手に吐いているんですよね!
意識して吐いていると、副交感神経が活発になってくるんですよ。

なので身体がゆるくなって更にリラックスしていくんです!

筋肉は吸うときに力を抜くことができません。吐くときに脱力できるんですね。

緊張する場面の前などは、「吐く呼吸」を意識するとリラックスして集中できます。

ぜひ、日常でやってみてくださいね!