4月は入園・入学の季節ですが、毎年この頃は子供達も初めてママの元を離れる試練の時期で話題になりますね。


我が子たちは小学生ですが、昨日のことのように慣らし保育の時期、入園式のことは覚えています。


子どもと離れる切なさもありながら

やっと1人の時間ができること

社会復帰として仕事ができること

嬉しかったものです。


最近ようやく聞かなくなった三歳児神話(子どもは3歳までお母さんといることが大事説)に、当時の私は反発していました。


そんなことない!

お母さんであるわたしのメンタルこそ大事!


子育て11年目にして、今は気持ち半分くらいになりました。


なぜならやっぱり子育て方法に正解はないから。


統計はあるけれど、多様な子どもたち全員に通用する方法はないのです。


0歳から保育園ですくすく育つ子もいれば

3歳からの入園でもスムーズにいかない子もいます。


だけど、こどもの育ちに共通するポイントはあるかなと思うので、佐々木正美先生の本から私の言葉で紹介します。



・乳幼児期の発達の課題は、人を信頼することができるように育てること


・学童期に大切なことは大人から学ぶのではなく、多様な友達から学ぶ、友達に教えること


・思春期のアイデンティティの確立は他人の目をとおして


だそうです。


具体的にいうと

▶︎乳幼児期

乳幼児期に保育園に入れて働くことは全く悪いことではありません。大切なのはお子さんと過ごしている時間です。


子どもと過ごしている時間に子どもの求めるものにいかに応えてあげるかが、人を信頼していく基盤になるそうです。


それは何かを買ってあげるとか連れていくことではなくて、子どもが話したら手を止めて話を聞くとか、抱っこと言われたら抱っこするとかそういうことです。


だからもし保育園に入らず一緒に家で過ごしても、子どもの要求に応えられないのだとしたら考えてみた方がいいかもしれません。


▶︎学童期

学童期については、学校の先生や習い事も良いかもしれないけれど多様な友達と一緒に過ごすことが思春期への土台になるそうです。


率直に言えば付き合う相手を選ばないということでもあります。喧嘩や仲直りもこの時期にたくさんできると良くて、この時期の付き合いは広く浅くても問題ないそうです。


親ができることは友達を家に呼んであげるとか、友達も連れて一緒に遊びに行くとか、好物を作ってあげることなど


▶︎思春期

思春期からは気の合う仲間と付き合うようになり、信頼できる仲間たちと認め合うことがとても大事とのことです。


親ができることは子どもの好物を作ってあげること。



成長の順番があり、飛び級はないので

乳幼児期に取りこぼしがあれば、学童期に足りない依存体験をしなければいけないし


それもできないと思春期で乳幼児期の課題が出てくるそうです。身体は大人なので、甘えが暴言や暴力として現れるケースもありそうです。


もちろん早い時期からが順序良く進めばスムーズですが、どの時期からでもやり直せるそうです。


そのまま大人になってしまうと、アダルトチルドレンと呼ばれるんでしょうね。


わたしは出産と共に開業したことに後悔はないけれど、取りこぼしも反省もたくさんあります。



子育てのことも子どものカラダとココロの発達段階のこともなんにも知らなかったですしねちょっと不満

(普通、みんな知らないよねぇ)


でも子育てしながら、壁にぶつかりながら

色々知ることができて良かったと思っています。


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