押入れの奥から懐かしい本が出てきた。
かれこれ25年以上前に購入した本で、イラストレーターの小林弘隆氏の映画愛溢れる一冊だ。
なんせ、西部劇から90年代のアクション映画までおおよそ250作品、銃350丁がイラストで網羅されている。
これは特にガンマニアには嬉しい本だろうね。
だが、自分はそこまでガンに愛着はない。
モデルガンだってワルサーPPKしか持ってないしね。
ワルサーPPKといえば、ご存知の通り、007は殺しの番号、ジェームズ・ボンドの愛銃だ。
だからこの本をちょこっと紹介するけど、今回は007シリーズのみに拘って紹介する(いつもだろ・笑)
2代目ボンドのイラストは残念ながら載ってないが、3代目ボンド(ロジャー・ムーア)は割と豊富に載ってる。
そして、
この本では4代目ボンド、ティモシー・ダルトンの『リビング・デイライツ』までがイラストに登場してた。
文面を見ると、当時の新ボンドにかなり期待されているのが分かる。
ボンドガールでは、
『007は2度死ぬ』から浜美枝もイラスト化されてた。
ちなみにチラッと左側に見える人物はタイガー田中(丹波哲郎)で、右上の拳銃持ってる手がゴールドフィンガーのプッシー・ガロアだが、中途半端にカットしてしまい、スンマセン(誰に?)
かなり渋いイラストの選択としては、ドクター・ノオでOPに登場する3匹の盲鼠!
3匹の盲鼠が使用した拳銃はサイレンサー付きのガヴァメント。
でもガンマニアではないオレは、やっぱりワルサー位しか覚えられないな…(汗)?
あっ、もう一丁、一目見て分かる銃がある!!
それは、、、
『007黄金銃を持つ男』に登場したスカラマンガ(クリストファー・リー)の黄金銃(笑)!
007シリーズでは低評価な作品だが、学生の頃、黄金銃を持つスカラマンガの大ファンの男がいたっけ。
ライター、シガレットケース、万年筆、カフスボタンを組み合わせると黄金銃になり、なんか子供騙しのような気もするが、黄金銃には夢があったね。
よく見ると、けしてカッコイイとは思えないけど、オレも黄金銃のレプリカを一時は買おうか迷った事もあったなぁ(苦笑)。
ちょっと話がそれたが、最後にイラストレーターの小林氏があまり好きではない俳優のイラストを描く時、何気に鼻毛まで描いてしまうと書いてあった。
上記に取り上げた3人のボンドの中で、あくまでも他の映画に出演した作品なのだが、あきらかにイラストで鼻毛を描かれたボンド俳優を発見した…
誰だかはオレの口からは言えん…(笑)?