本作の主人公はカンフーオタクの西洋人の青年。
なんか途中、『ベスト・キッド』を連想する展開になってたが、本作の最大の売りはやっぱり、
ジャッキー・チェン×ジェット・リーの2大スターの共演だろう!
2人の笑顔もいいが、やっぱりなんと言っても2人の対決シーンが目を見張る!
ジャッキーは酔拳、蛇拳(その他も有り)を披露してくれただけで、なんか観ていて感謝したくなったね!
一方、ジェット・リーもなんとか拳の構えだ(笑)!?
カンフーマスター2人の夢の対決シーン!
驚いたオチは、、、
孫悟空を演じた人もジェット・リーだった!
なかなか面白い映画だったね。
『西遊記』繋がりで続けて観た作品が『西遊記 はじまりのはじまり』。
こっちの西遊記は三蔵法師が尊いお経を求め天竺へ旅立つ以前の物語だった。
が、監督が『少林サッカー』やっぱり『カンフーハッスル』でも活躍したあのチャウ・シンチーだったから、ごく普通の西遊記になる訳がない!!
だからギャグも異常にバカげてた(笑)
本作の孫悟空は、
まるで本物の猿が演じてるかのように見えるね。
500年に渡り長く岩の下に閉じ込められてた悟空は、やっと外へ脱出に成功して、仏に怒りを爆発させるが、、、
もちろん大日如来の大いなる慈悲の前には無力だ。
見よ!この神々しさを!!
最後は悟空も改心して三蔵法師と旅立つラストで、横一列に並ぶと、なぜか、、、
『Gメン'75』のテーマが流れてきて、こりゃ ぶったまげたよ(笑)!!
そういえば妖怪たちのバトルシーンでは、なぜか『柔道一直線』のBGMも使ってたし、チャウ・シンチーは日本のテレビドラマが好きだったのかな?
そんな感じで2本の西遊記ものを紹介したが、孫悟空といえば、昭和のオレ世代では、やっぱり堺正章だろう!
そう、マチャアキこそ、ミスター孫悟空だよね。
ホント、あのクロステーブル引きは神業だったよなぁ!
って、それは「かくし芸大会」だろ(爆)!!