猪木のためなら死ねる! | 川崎チャーのブログ

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映画、(特に007シリーズ)、プロレス、特撮、芸能人等の思い出や出来事を中心に書いていきます。その他にカレー、あと、どーでもいい話も含む(笑)。


梶原一騎 原作の『愛と誠』に登場する秀才の岩清水弘が純愛ヒロイン、早乙女愛に伝えた名セリフがある。


「きみのためなら死ねる」



そんな歯の浮くようなセリフ、オレも青春時代に一度は言ってみたかったね(笑)?


一方、プロフェッショナルレスラー、藤原喜明(今でも現役!)は「猪木さんのためならいつ死んでもいいと思ってた」と語る。





男が男のために死ねるなんて思える人物が近くに存在しただけで、なんか羨ましい人生ではないか!


オレは社会に出てからは、“この上司のためなら死ねる” なんて思える人には、一度も巡り会えなかったけどなぁ ハハハ…


藤原喜明といえば、アントニオ猪木がバリバリの現役全盛期に一番身近にいた、猪木のボディーガード的存在だったし、「パーティには藤波を連れて行き、危険な場所には藤原を連れて行く」なんてエピソードもある。


この本はプロレスファンならば知ってる話も多いのだが、それでも藤原組長の話はやっぱり面白い。


くだらない冗談も最高だしね(笑)?


藤原喜明選手といえば、時代が90年代になるが、個人的に最大の思い出がひとつある。


かなり前にも一度ブログに書いたから詳細は省くが、当時、足立区にあった『プロフェッショナルレスリング藤原組』の道場にて、あるプロレス関係者と一緒にオレは「ラーメンでも食べていけ」と藤原さんからラーメンをご馳走してもらった事がある。


正直に言うと、当時は鈴木みのる選手もすぐ目の前にいたから凄いプレッシャーで食欲なんてある訳がない!!

だが、せっかく藤原組長が出前で取ったラーメンを断るわけにはいかない…

しかも組長がボソッと「いいか、ラーメン残したら…どうなるか分かるよなぁ?」っと、ニヤリ…


一緒にいたプロレス関係者は笑ってたけど、食欲もないオレは冗談も通じず間に受けて完全にブルッたね(苦笑)。


あの時のラーメンが美味かったのか どうか、ちっとも覚えてないが、とにかくオレは命懸けでラーメンの汁も残さず完食した(爆)


そんな組長はあの世に行ったら、また猪木さんの鞄持ち(付き人)をしたいだなんて、そう思える事って、ある意味 幸せなことだよなぁ。


この本には佐山聡、前田日明、そして藤波辰爾との対談も収録されてるから、昭和のプロレスファンならかなり面白い内容になってると思うよ。


オレなんか風呂場で夢中になって読んでたら、のぼせたしな(笑)!?