幻のジェームズ・ボンド | 川崎チャーのブログ

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映画、(特に007シリーズ)、プロレス、特撮、芸能人等の思い出や出来事を中心に書いていきます。その他にカレー、あと、どーでもいい話も含む(笑)。


録画しておいた懐かしの『カプリコン・1』(1977)を観た。



録画した理由はジェームズ・ブローリンが観たかったから。


(以下、画像はお借りしました。)


だって、この俳優さんはもしかしたら、ジェームズ・ボンドになる可能性があった人物だからね。




過去にも可能性があった人物や候補者って、割と多い。


古くは第6作『007ダイヤモンドは永遠に』(1971)で、3代目ジェームズ・ボンドに契約までして決定寸前だった、ジョン・ギャバン。



結局、ショーン・コネリーが復帰したため、降板する羽目になったが、もし正式にボンド役を射止めてたら、初めてアメリカ人のジェームズ・ボンド誕生となってた。


その場合、以後のボンド俳優は “絶対に英国人でなければならない” というルールも無かったかもね?


ギャビンはその後、80年代に、在メキシコ・アメリカ合衆国大使の地位を得たとのこと。




『007 オクトパシー』(1983)の時のスクリーンテストを受けてた俳優は、冒頭に書いた『カプリコン・1』のジェームズ・ブローリン。




『007 ロシアより愛をこめて』のシーンで007 のスクリーンテストを行うのは、ボンドファンにはよく知られた話だね。




ブローリンのスクリーンテストの相手役はオクトパシーを演じたモード・アダムス!





アメリカ出身のブローリンが正式にボンドに選ばれて数作続いてたら、ティモシー・ダルトンのボンドも存在しなかった可能性がある。



ロジャー・ムーアが『007 美しき獲物たち』(1985)まで頑張ってその後は引退となり、続く『リビング・デイライツ』(1987)製作前にボンドのスクリーンテストを受けた映像が残ってる俳優は、




サム・ニール!



でも本人はイヤイヤスクリーンテストに受けたらしいね。


この人は007 よりやっぱり恐竜と戯れてる方が合うのだろう(笑)?



でも当時、ニュースになってたのが、



ピアース・ブロスナンの新ジェームズ・ボンド!



しかし、レミントン・スティールの契約がまだ残ってるだとかで、結局4代目ボンドの座はティモシー・ダルトンに。




その後、ブロスナンは1995年に晴れて『ゴールデン・アイ』(1995)で5代目ボンドとなり、



当時は歴代ボンドの全てを兼ね備えていると呼ばれ、究極のジェームズ・ボンド誕生だと言われてたな。


だが、日本でのブロスナンの007 はムーア時代より人気が出なかった印象だったね。




そして、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)のスクリーンテストには、



ダニエル・クレイグ登場。



その後の成功を見れば、女性プロデューサー(バーバラ・ブロッコリ)の目利きがいかに優れてた事か… 大変恐れ入りました!



その後、ダニエル・クレイグのボンドは『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)で100%完結した。



さて一体、次の7代目ジェームズ・ボンドは誰が演じるのだろうか!?



こうしてオレは毎日、悶々と発表を待ってるのだ(笑)。