映画 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド | sunshineのブログ

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いやあ久々に脳天にきた映画です。

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内容は

映画「ローズマリーの赤ちゃん」で有名になった、

ロマン・ポランスキー監督の妻で

妊娠8ヶ月だった女優のシャロン・テートが、

カルト集団マンソンファミリーによって惨殺されたという史実を軸に、

クエンティン・タランティーノ監督がこの事件にまつわるあれこれを

レオナルドディカプリオ演ずる架空の落ち目のテレビ俳優リックと

彼のスタント兼、友人のクリフを演ずるブラッドピットを軸に

事件に到るまでの時間の経過を

ゆったりと当時のハリウッドの様子を交えながら、描いています。

ラスト13分までは、冗長と思えるくらい、

とても殺戮事件が起こるとも思えないくらい淡々と綴っていますが

ところが、そこはそれ、クエンティンタランティーノ監督です

最後の最後にあっと驚く仕掛けが用意されています。

 

 

 

ここからは個人的な感想

 

のっけから

oncce upon a timeというタイトルなのに

「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが。。。」であるはずなのに

日付がめちゃくちゃ細かく設定されていて

あらーーここからどんでん返しなの?と期待大。

当然、始まった日から事件当日に到るわけなんだけど

ハリウッドのあれこれをちりばめながら

少し冗長気味に、オタク感たっぷりにのんびりと映画は進んでいって

最後にはあの事件が起こるのです。

事件そのものは少し変えていますね。

 

 

ディカプリオが落ち目で、泣き虫で、業界に残るために必死に努力し、

撮影で失敗した自分を激しく叱責するという、ちょっと憎めない男を演じていて、

それがとってもいいのです。

彼の親友役でスタントマンの、ブラッドピットも、

美しすぎるお顔と素晴らしい身体能力を持ちながら、

なんとなく無目的にぼんやりとお気楽に生きているところも

今までのブラピとは違う感じ。

タランティーノ監督は、俳優が持つ別のキャラクターを見いだすのがうまいなあと思っています。

かつて、落ち目だったジョントラボルタを

映画「パルプフィクション」で起用し、不死鳥のごとく復活させただけあります。

本当に上手い。

 

ディカプリオがイタリアから帰国する際、飛行機はパンナム機

パンナム機を長写し、パンナム機をやたらと誇張しているところは

ははーーん。

これは、ディカプリが演じた映画「catch me if you can」かな?

 

ブラピがやたらとちょこちょこ食べているシーンは

あれ?「oceans」のシリーズだよね。

ぶん殴った俳優はブルースリーで、ブルースリーヌンチャク持ってないじゃあん。

そして、最後にブラピが暴漢から身を守るため(?)に暴力を振るうシーンは

あちゃーブラピは実生活で

お酒飲んで奥さんに愛想つかされたよね。こんなに暴力振るってたの?

そういえば、さっき、映画の番宣でアンジェリーナジョリー出てたよ。

なんて思っちゃうし

 

あらーーー

アルパチーノじゃないの

 

えーーーー

ビバリーヒルズ90210で一代ブレイクして

今年惜しくも、なくなったルークペリーも起用されています。

ディラン、、、カッコ良かったなあ。。

 

シャロンテート演ずるマーゴットロビーがめちゃくちゃ綺麗でキュート

 

ラスト13分はどう考えるかでしょうが

かなり暴力シーンですからね。

 

とはいえ

これは映画好きな人と一緒に行って

観た後、いっぱい語りたい映画ですよね。

間違っても、ハリウッドにあまり興味ないという人とは行ってはいけません。

 

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