sunset diary -371ページ目

この話題で持ち切り

日本では錦織圭のUS Open決勝進出でもちきりらしい。なぜかわからんが、私にまで日本からLINEが入ったり、職場でも、普段テニスのことなど知らない人からも声を掛けられた。

しかし、私の近辺ではもう一人話題の人がいる。



それは娘の彼氏。


それほど皆が「え?あのマメ子(私の母がつけたあだ名)に彼氏ができたの?」と、それはそれは興味津々なのだ。私の母へも知らせたら、「それは絶対にいい彼に決まってる!」って、もう大変!


近所のママ友に言いふらしている私も私だが、それだけ我が家のみんなが彼を気に入っているのだ。四角張って、生まれながらの公務員と言われている真面目な娘の彼は、なんとまったくの正反対!よくしゃべるし、とにかく社交的!娘とは学科が同じで去年知り合い、彼は2度も正式にデートに誘ったのに、2度とも完全に拒否され、この春3度目の誘いでやっと娘が「ヒマになったから」という理由でデートしたそうだ。「1年待たされたけど、やっと僕の方を向いてくれたんだ!」って、母親のこの私にいうか?普通。ほんとに笑えるおとこなんだな、これが。

「男の成功には素晴らしい女性がかならず後ろにいる」って、同じく私にいうか?とにかく笑える2歳年上の彼。

4年前に母親を亡くしているからか、とにかく母性愛に飢えているようで、そこいくとウチの娘は弟がいるせいか、人を育てることに関しては定評がある。ベビーシッターでも引っ張りダコだったし、ソロリティではプレジデントをし、大学のモデルUNっていう集まりでも大学代表でVice Presidentをして、「あてにならない学生が多いから、私がまとめているのよ」って、とにかく、裏方大好き娘なのだが、こういう地味な子に目を向けた彼は只者ではない!(爆)自慢じゃないが、娘はモテるタイプではない。それなりにかわいいんだが、バレエとコーラスの舞台以外、人の前で話すなんてもってのほかだし、目立たないように振る舞うのが得意な子だ。アメリカで人の目につくわけがない!

だからこそ、この子に目を付けた男の子は、私の母曰く「只者ではない」なワケなのだな。


娘はこの冬卒業だが、彼は来年の5月が卒業予定。娘は秋から他州の大学院を希望しているが、彼は近くで就職を考えている。

感心したのが、この夏。娘は5週間のサマースクールを大学で採っていて、彼は3週間のインターンでヴァージニアに離れ離れになっていたらしい。彼はホームシックで帰ってきたかったのに、娘が「ちゃんと残りなさい。3週間くらいなんでもないわよ!」って、毎日励ましたらしい。

さすがオンナは強い!

こういう話、彼の方がべらべら私に話すってのが実に笑える。とにかく娘にべたボレなのを隠さないで、あれこれ話すのがほんとにおかしい・・・

夢見る夢夫さんを、娘が「ふ~ん」って顔して隣で聞いているのっていう、正反対コンビが実に笑える。

しかし、私のオットは、ちょっと複雑らしい…

だって、今までなんでも「パパ、パパ」ってパパっ子だったのに、彼がいろんなことをやってくれるんだもん。うれしいような、寂しいようなって顔してた。

レイバーデイウィークエンドは彼らが遊びにきて、皆でダブルスをした。

彼ら若者vs私とオットのシニア対決。結局、やっぱりシニアが勝っちゃたんだけど、なんと夜は彼が日射病で吐いてしまったのだ。娘は甲斐甲斐しく面倒見ていたが、辛いのに我慢して2時間も炎天下でテニスし、夜はレストランに一緒に食事に行き、家に帰って来てからダウンしてしまったのだった。


オットは鬼だね(爆)意地悪しているみたいだったよ・・・


彼らは、というか、彼の方がいろいろと夢を見ているが、娘が手綱を引いているようだ。将来の子供の数とかも話していたが(この子はまったく)、未来の事を二人で考えながら切磋琢磨することはいいことだと思う。こうやって親同士が公認の仲だと、セックスばっかりに話が集中しないのが良い。オットは北欧人だから当たり前なんだと思うけど、私も「食欲、睡眠欲、性欲」のバランスがとれて初めて、本当にしなければいけない事に集中できると思うんだよね-物欲もあるな。

日本もアメリカも、この性欲を小さいころから真剣に教えないからそれに考えが集中して、曲がった人間になっちゃうんだと、つくづく日本のアニメや痴漢行為から想像がつく。


彼らが我が家に滞在中、私も二人を目の前にして、「大学を卒業するまでは妊娠しないよう気をつけなさい!」と言わせていただいた。できちゃったらそれはそれでしょうがないけど、計算が狂うから気をつけなさいよと、経験者から助言させていただいた。まぁ、私の場合はオットがもう社会人だったらから話は別だけどさ。


さっき、リンから興味深々テキストが入った。

リン:「週末はマメ子が帰っていたね!車が見えたよ。で、なにか新しいニュースはある???}

私;「いや、大したニュースはないね。私と一緒に婦人科検診のフォローアップにいったけど、(ビタミンD不足の為)、I think I'm not becoming a granny yet.」

リン;「Lol‼」



孫ができたら私だけじゃなく、周りの人間も舞い上がっちゃうな、きっと。




傷心 外プール

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うちのコミュニティーにあるプールは先週末で終わったが、ジムのプールはまだあいている。

日曜の午前中は穴場ですいている。

次男と二人で泳ぎに来た。

最高。


今気づいた。ロジャーが負けるといつも気晴らしに泳ぎに行ってる。けど、今回の敗退はロジャーの限界をみた気がして骨身にしみた。彼のレベルは今でもNo.1だけど、GSで優勝するには気力がいるんだ。

なんか世代交代を皆の前で見せられた感じでわたしは悲しい´д` ;

子供の前を歩く子育て

いままで私がドイツに行くとクラウディアの家に滞在していたんだけど、去年の秋から彼女はキャリアステップアップの為、病棟の婦長をしながら、月に1週間の学校に通っていて、かなり不規則な生活をしている。よって、一番暇そうなエリザベートの家に滞在していた。どこに居ようと小さな村なので、結局は朝食を一緒にとったり、犬の散歩に他の友達と出かけたり、夕飯の後に一杯他の家でひっかけたりと、小さな村を縦横無尽に動いていた。

このエリザベート。彼女の次男と長女は、ウチの長男と長女と幼稚園の頃からの友達だ。ドイツに居た時は、私に3人目が生まれても、夏はキャンプ、冬はスキーと、よく行動を共にしていた。

彼女の長男マティアスはウチの長男より4つ上で、マティアスには17歳の時から彼女がいた。で、いつもスキーやキャンプ、ホームパーティなどは、彼女も参加していた。よく、私の次男をベビーシッターしてくれたのも彼らだった。若夫婦が子育てしてるって、私たち親はよく笑っていた。

エリザベートと夫のトーマスも、彼らが17歳位の時からの付き合いで、大学入学前のトーマスの徴兵や、エリザベートの研修などの離れ離れも経て、『学生できちゃった結婚」をしているくらいの長い付き合いだ。

トーマスの家は由緒ある貴族。エリザベートの家はバンベルグの商家。トーマスと知り合った当時、エリザベートは16歳で、もちろん結婚は意識したこともなく、ただ付き合っていただけだったが、トーマスの家で行われるいろんな行事に参加していた。家族ぐるみで旅行もし、気が付いたら学生で子供も産んで、しかも名前を継ぐ男の子を二人も産み、xx家のドンとして家族イベントを切り盛りしている。トーマスの親曰く、「家柄どうのより、私の息子を愛してくれる女の子。しかも、家を代々ついでくれる子が一番」という考えなんだそうだ。

彼女の3人の子供たちにはそれぞれギムナジウム(高等学校)からの付き合いの彼女や彼氏が居て、この夏の家族のイベントでは、彼らがしっかりと給仕をしていて感心したものだった。私を家族として週末彼らそれぞれのアパートに招いてくれて、しっかりと夕飯をホストしてくれたのだ。

中でも娘のラウラは私の娘の大親友で、いまでも毎週火曜日にスカイプをしている仲なんだが、幼稚園から彼女を知っている私は、こんなに大きくなった彼女に感動して、涙が出そうになった。

帰りの車の中でエリザベートに「あの小さかったラウラが彼と一緒に今晩私まで招待してくれて大勢をホストしている姿をみて、感動して涙がでそうだった。本当にいい娘に育て上げて、エリザベート、あなたは自分を誇りに思うべきだわ」と言った。すると、

「Schatzi、私たち親が子供の手を取って教えることには限界があるのよ。彼らは«こんな時、ママだったら、パパだったらどうやってたかな、どう対処してたかな?»って振り返るものなのよ。だから、いろんな事を親が先にやって見せることが大事なのよ。子供はその場面になったら絶対に親のやっていたことを思い出すはずだから」

と言っていた。

もっともだと思う。

だからエリザベートも、子供たちがまだ学生の頃から家に呼んだり、旅行に一緒に連れて行ったり、とにかく家族ぐるみでのイベントを一生けん命していたのだ。子供にかかりっきりな親でなく、仕事も自らし、夫婦だけの時間を取ることを教えるのも大事な子育てなのだ。こういったメンテナンスなくして、長い夫婦生活が続くわけないと教えるためだ。

この秋、長男のマティアスは大学をやっと卒業する。28歳で大学卒業は、ドイツではめずらしくない。マティアスの彼女はすでに就職4年目で自立していて、二人は一緒に住み始めて丸4年。彼は卒業と同時にプロポーズすることに決めている。彼女だけが知らなくて、他の家族はだれもが知っている。こんな遠くのアメリカに居る私たち家族にも知れ渡っているのが笑える。彼らはすでに10年の付き合いだ。月日を重ねている彼らは、もうすっかり熟年カップルの域に達している。子供が生まれるのも時間の問題かな。私は自分の家族の事のようにとてもうれしい。


私は学生のころからの男女交際に大賛成である。アメリカ人の親たちは、やたらと男女交際に否定的だが、早いうちから男女で地道に生活を築くことを教えるのはよい事だと、声を大にして言いたい。

私の親は結婚に失敗しているが、母は私とオットの交際に初めから賛成で、とにかく寛大だった。オットの親も同じだったことがどんなに国際結婚をした私たちの支えになったか計り知れない。

お互い早くから夢に向かって平行に歩むことはとてもいいことなのだ。なので、堅物な娘が私たちに彼を紹介した事はとてもうれしかった。次の段階へやっと突入したと、先週末に我が家へ一緒に遊びに来た時に思った。

親として、自分の娘をとても大事にしてくれる男の子は、何物にも代えられないと思った。




子育て、新たな段階へ突入

私がドイツに居る間、ドイツの友達の子供から、娘の彼の事を小耳にはさんでいたし、実家へは2度ほどかえって、弟も父親も彼の事を知っていた。

会った事がないのは、このわたし、母親だけだった。

娘のドイツの友達は、スカイプ越しに話す娘の後ろで彼がご飯を作っているのを見ていて、話も何度もしていたそうだ。

うちは男女交際に関しては「学生のうちは妊娠しないように/させないように」という事をきっちりと早くから言っているだけで、後はほとんど口出ししない。ドイツに居た時から、私の周りの友達家族とも基本観念が同じだったため、男女交際があたりまえの中、ティーンの妊娠はまわりでいなかった。

と、私が夏に居ない間に、娘には婦人科に予約を入れさせていた。

オットの家系は乳がん、子宮がんと、母親側が癌家系な為、娘には早いうちから婦人科検診を毎年させているが、今回は、最近の彼女の生活パターンがめちゃめちゃで、睡眠時間が変な時間だったり、食生活もいい加減だったことを婦人科の先生にガツンといってもらうのが狙いだった。もう22才にもなると親の言うことより、断然第三者にいってもらうに越したことがない。予約を入れた時に、これらの私の懸念事項を伝えておいたので、血液検査もきっちりとされたらしい。

そこでなんと娘は貧血をおこし、ぶったおれてしまってしばらくクリニックで休んでから帰宅したそうだ。

それみろなんですよ・・・

そして血液検査の結果、鉄分不足はもとより、ビタミンD不足が発覚した。これはなんと、私には言わないで、避妊薬をピルではなく、注射に切り替えていた事ゆえの副作用だったらしい!

アメリカでは(でたまた…)避妊薬のピルの代わりに、3~4か月に一回打つ注射避妊薬が簡単に接種できるそうだ、しかも、大学内の学生用の診療所でだってよ!!!しかも、しかも、診療所では$70くらいだったそうだが、そこらの薬局、Walgreenとかではもっと安く打ってもらえるんだそうだ!この、どこでもこういう行為が医師の元でなくても簡単に行われてしまうアメリカの医療制度が怖いんだってば。

娘は一回打ってもらっていて、次は9月位に…って思っていたそうだが、そこは母親の勘だね、っていうか、虫の知らせ?娘がやれ疲れた、でも寝れない、なんか太った、体がだるい・・・っていってたから、今回の婦人科強制検診に至ったワケだわな。

で、婦人科医は「注射は骨密度が弱くなる副作用があるのが分かっているので、これを再度打つならビタミンDのサプリメントを先ず6週間飲んで様子を見てから」と言われ、サプリメントを処方されてきた。

避妊薬の事は以前から言っていたが、今回の様に、副作用のある注射を簡単に打った娘に失望した。私がアメリカに帰ってきた8月初めから娘はNYCに行っていて、その後シカゴを回ってから大学の新学期に間に合うように大学の街に戻ることになっていたので、すべてこれらの話は電話から聞いていた。よって、こちらも感情的になって怒らないよう、気を付けて私の意見を述べた。

「ママは今回のあなたの簡単な判断に寒気がしました。そんな注射を打っていたなんて、とっても悲しかった。もう、ママにはどうしようもできないレベルに子育てが来たなって思いました。ママは早くに子供を産んだけど、どの子も無計画に産んじゃったけど(これホント)、妊娠中も前も麻薬やたばこもやらなかったし、あぶない注射も打たなかった。責任もって生活してました。あなたが大学に行くまで、ママはあなたの健康の事と思って、しっかりと子育てしてました。あなたの身体はママが作ったんです。もうこれからはママは何もできません。そんな変な注射を後先考えずに打ったり、食生活や生活習慣がめちゃめちゃな事をするってことが、自分一人の事じゃないってことを自覚しなさい。自分の身体に責任を持ちなさい。すべてはあなたの子供に受け継がれちゃうって事をしっかりと考えなさい。」

と、静かにいって、最後はちょっと涙出そうになったのを抑えていい終わり、それで電話を切った。

ほんと、今回の避妊注射の話にはぶっとんだ。

アメリカ、大学の診療所でこんなものを斡旋するって、Fxxxって思った。


娘にはよく考えてもらいたい。

MONSIEUR CLAUDE UND SEINE TÖCHTER




"Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu?"(オリジナルタイトル)

敬虔なカソリックな夫婦の4人の娘たちのうち、3人までがイスラム、ユダヤ、中国と、それぞれの移民の男たちと次々と結婚していき、最後に残った末娘の結婚相手に家族全員の期待がかかっていた。

親は「絶対にカソリックよ」といい、3人の奔放な姉たちも「あなたくらいカソリックの男と結婚して親孝行しなさい!」と言われ続けていた。そして末娘の選んだ相手はめでたくカソリックの男ではあったが、アフリカからの移民で黒人だった・・・

って内容の、典型「移民社会・フランス」を皮肉った傑作コメディー!

これはこの夏ドイツで公開になり、友達が絶対に「Schatziと観に行く!」って選んでくれた映画。まさに、カルチャーが混ざった我が家にピッタリ、このお父さんの暴れぶり(庭の木を滅多切りにするところ)が、皆が「xx(私のオット)みたいで笑える!」って、劇場で大爆笑だった。

この映画に似たようなのがアメリカ映画でもあったが(アシュトン・カッチャー主演)、あれは黒人ファミリーが、白人のお婿さんを迎えるという映画だったからちょっと視点が違うけど。

とにかくこの映画、フランス社会を知っている人は大笑いの代物。このままアメリカで公開したら偏見ととられちゃう内容だが、これをサラッと一般公開できるのが、マルチカルチャーの欧州ならでは。

ドイツでは大ヒット中。他の欧州でも公開してるかな?要必見!