緊張の夏、次男の親知らず抜歯の夏
ビーチハウスレンタル事情
・Emerald Isle (エメラルドコースト)
やっぱり海は良い。心が洗われる。
このビーチは我が家から南西に2時間40分。普段よく日帰りで行く、ウチから2時間20-30分くらい南下したもっとSC(サウスカロライナ)寄りのビーチ(Surf City とか)と似た感じの風景。こちらのビーチの方がもっと海岸が広々してる。
友達が去年のクリスマスあたりにここに投資として家を買い、毎週末、数か月かけてコツコツとアップグレードを重ねてやっとヴァケーションホームとしてレンタルを始めた。まだハイシーズンちょっと前なので空きがあり、この週末、私たち3人を誘ってくれたのでお邪魔してきた。5月は悪天候が多くてなかなか行けなかったので、やっと行けた感じ。
家での写真はまったくなし。一緒に料理して、食べて飲んで喋って、お隣さんも参加して大人数で夜ご飯とかしてたら写真撮るのすっかり忘れちゃった。日曜に家を後にする前に思い出して子供達をパチリ。
+++++
彼女たちは去年の暮にこの家を購入した。同じく共通の友達で、ちょっと先のコンドミニアムを持っている友達Sの影響でこの家を観に行き、即決して帰ってきた。その場で手付金を払い、インスペクションをいれ、直ぐにローンを組み、クリスマス前に購入に至った。
彼女たちは我が家の数軒先に住んでいて、モーゲージ(家のローン)はない。我が家もそうだが、この近所の人はかなりの率でローン無しの人が多く、彼女たちの様に、もう一軒ヴァケーションホームを所有してエージェントを通してレンタルしたり、自分たちだけで所有して知り合い限定で貸している感じ。ノースカロライナはビーチも山もあるから、近所の人はあちこち散らばってセカンドハウスを所有している。コロラドのスキーリゾートにアパートを所有している人もいる。
皆さん、自分達がいま贅沢するために所有してるんじゃなく、老後を見据えての投資なの。うちも同じ考え。株も良いけど、やっぱり信じられるものは土地だよねって考え。リタイア後は今の家を売って、ビーチハウスに引っ越すって考えの人も多い。
皆さん考えは共通、お金は銀行に置いておいただけじゃ膨らまないって知ってる。老後を国に頼らないし当てにしない。年金はどうせたかが知れてるし。
今回、私もJに連れられてあちこち近所の家を見て回った。私とオットはあと2年ほどで空の巣になる。次男が大学にいったら本当にこの家とはおさらばしたいと私は思ってる。オットはまだあきらめきれず、テニス仲間や近所の人から離れられないってまだ言ってる。この人が自分から『もう十分』って思わない限り私もここから離れられないわ。
+++++
彼女たちは、このビーチハウスのお隣さんとも仲良くしている。リタイアした軍人さん二人が上下で一人ずつ住んでいて、この家にくると毎回夜ご飯に誘っているらしい。故に、今回も彼らと一緒に食事した。私は軍人さんってなんとなく苦手なんだけど、彼らはとてもゆったりとしていて、会話も楽しかった。で、彼らはJたちの家をいつも観察していてくれるらしく、良いお隣さんがいてとても助かってるらしい。
数週間前のある週末、この彼らから電話が入った。『J、この週末君たちの家の前は車が沢山止まってるよ。パーティーする若者ばかりで、さっき僕の家に来て、《今夜はパーティーするんでうるさくなるけど、ぜったに警察呼ばないで!》って釘刺しに来たんだよ。もちろん、この家は僕の友達の家だから、うるさかったり悪さしたら容赦しないって言っといたから』って事があったらしい。その後、レンタルエージェントにJが電話し、エージェントから彼らにこの家のキャパシティーは8人だから、それ以上泊まるなと警告を入れたそうだ。
人に家を貸すってのはほんとに頭痛い。
・今回、私達が到着してまず発見したのが、ベッドルームのカーペットに大きなコーヒーのシミ。先週の客だろう。普段、レンタルの後はエージェント通してクリーニングが入るはずなのに、大して掃除してくれなかった模様。こぼしたらせめて拭きとろうって努力してよって呆れた。急いで近所のDIYショップにカーペットクリーナー買いに行って掃除したわさ。
夏のハイシーズンが終わったら、カーペットを全てひっぺ返し、バンブーの床に張り替えるそうだ。レンタルホームはシンプルで掃除が楽なものにしないとね。
・数年前、私たちが借りたビーチハウスに到着すると、前夜の客が大騒ぎした残骸を片しているクリーニングクルーに遭遇。なんと、ケチャップとワインが壁についてて、それらを洗うのに手間取っていたらしい。『悪いけど、あと2時間時間をください』って言われた時があった。その後私達が入った時はキレイにされていたけど、大変だよなって思った。
・ 私達がデンマークでヴァケーションホームを貸し出していた時もトラブルは幾つかあった。あそこは国をまたいで旅行に来るから、皆さん自国を離れて気が大きくなるのね。でも、散らかしたり、モノを壊していく人はいなかった。一度、冬の誰もいない時を狙って、ガラスを割って侵入し、ベッドで夜を明かしていった輩がいた。セキュリティーが入っていたのに、その期間だけ義両親(管理会社とは別に彼らもメンテナンスしてくれてた)が切っていて、近所の人も気づかなかった。ガラスを割った時に手を切ったからか、ベッドには血がついていたらしい。もちろん保険がすべてカバーしてくれたが、その後は冬でも絶対気を抜かないで管理してもらった。
+++++
アメリカで借家を営むのはとてもリスキーだと思う。残念だけど人の家を大事に扱ってくれる人の方が稀なようだから、レンタルに出す側は頭を使わないといけない。内装や装備で家のランクをあげ、客層をふるいにかけるのがまず第一。隣近所に定住人がいるようなところを狙うのも良い。J達はほんとにラッキー。あまり大きな家を所有すると、数家族で押し寄せるからパーティーは避けられない。故に、家へのダメージも激しいし、不備があるとすぐにクレームが入る。
今回の滞在中、私のオットと友達の旦那とで、ベッドルームのブラインドを紐のない新しいタイプのものに取り換えていた。レンタルエージェントから、『ブラインドは紐のないものにした方が好ましい。なぜなら、子供が遊んで首に引っかかる等の事故が遭った場合に訴訟を起こされかねないから』だそう (呆)
そうそう、アメリカはこういった理不尽な訴訟が多いから、これにも対処しないといけない。
やっぱり、我が家の場合は自分たちで知り合いだけに貸すっていうパターンになりそう。



