かおアカデミー賞最優秀脚本賞の作品。


女子高校生の火遊び妊娠。中絶しようと思って行った病院の前で、中絶反対のクラスメイトに「もう爪も生えてる・・・」と声をかけられて思いとどまる。

でも、もちろん、私は高校生。育てられないし、育てる気なんて全然ない。

挙句の果てに、「欲しい人にあければいいんだ!」(なんと・・・・・)

それで、「あげます」「ください」コーナーにワンちゃんと並んで出ていた「ください」記事に、ここぞとばかりにコンタクト。

相手のボーイフレンドにも、両親にも迷惑かけず、自分の考えで突き進んでいくJUNO。

たくましく自己完結し、継母との絆も生まれ、赤ちゃんも無事産み落とす...

そして最後は赤ちゃんの父親であるボーイフレンドとHappy End----

わぁドキドキ


よかったじゃん。

みんなHappyじゃん。

JUNO、たくましくてよく頑張ったビックリマーク



でも...でも...


えーっ!何これ?


よくよく冷静に考えるととんでもなくない?


自分勝手すぎない?


あまりに不純だわ。

ここまでくるとずぼらすぎるくらい無頓着。


ホントはもっとJUNOのこの無茶苦茶な外側じゃなくて、

内側をもう少し魅力的に表現して欲しかったな。


ヴェネッサとマークが別れると知った時に流した涙を、

産み落とした子供と別れる時にもっともっと流して欲しかったな。


でも、一見の価値あり。

是非ご覧あれドンッ



かお6月7日ロードショーといえば、三谷幸喜監督の「マジックアワー」?

いえいえ、この「築地魚河岸三代目」もなかなかです。

考えていたより数段人間くさい映画になってました。


日本人の大好きな、そして松竹の得意分野の【人情物】の新シリーズとして打ち出されたこの「築地魚河岸三代目」、大沢たかお、田中麗奈というメインキャストはやや食傷気味ながらも、陰でささえる伊東四朗、柄本明が良い味出してるし、荒川良々、温水洋一は今回はキャラがあんまり立ってなくて残念だけれど、今後すごく期待できる存在感。


なんでー??

という展開も時々あって、いまいちおとなしいストーリーと、場に合っていたりまったく合っていなかったりのBGMが妙に気になるけれど、二作目以降のプロローグという意味では無難にまとまった、この先が楽しみな作品。

(シリーズ化が決まっているということだし、この作品では大沢たかお演じる赤木旬太郎は正確にはまだ三代目にならないのだから・・・)


でもね、旬太郎と明日香(田中麗奈)はカップルとしてはあんまり釣り合っていない感じなんだよね~。

この先、2人の絡みよりも、2人を取り巻く人間模様を中心とした展開の方が良いと思いますよ。松竹さん。


原作マンガは全く読んでいないのですが、食材の話題もあるし、映像の方が上手く表現できると思います。



寅さん、釣りバカに続くシリーズ化に期待して、一作目は見ておいた方が良いですよ!


次からは、もっと登場人物の個性を思いっきり際立たせて、【オモロー】に作って欲しいなグッド!






かおまず、1000円という料金にドキドキ なんだか得した気分。


原作となった映画は観ていないけれど、多分、原作の昭和の香りを残したかったんだろうなぁ、という作品。


草彅剛くんの徳市、加瀬亮くんの福市の掛け合いから始まる映像は、観に来た女性陣にはなんとなく美味しい。

盲目という設定には少し不自然なアクションや大げさな台詞もあるけれど、それはそれであまり嫌味ではなく、興味がそそられるよね。


東京から来た女、マイコの演技は、台詞の言い回しがあまり上手でないところが余計秘密めいた雰囲気を醸し出していたし、草彅くんの、白目やぎこちないマッサージはドラマ「僕の歩く道」を思い出さずにはいられなかったけれど、SMAPというアイドルの顔を捨てての体当たり演技だと思う。


加瀬亮くんは他の役者さんたちと比べるとやっぱり目だってしまうが、「さずが」の域に入って来ている感じだったなぁ。、子役の広田くんは、「マリと子犬の物語」「あの空をおぼえてる」ほどのインパクトはなかったけれど、きっちりと監督さんのイメージに応えた演技でした。

そして、広田くんのおじさん役の堤真一さんが妙にセクシーでカッコ良かった恋の矢



男子学生と女子学生のやりとりは女子学生のハイキングの服装が場違いだったことも含めて全くいただけなかった。あそこはもう少しカットして、サブタイトルの「徳市の恋」のところに力を入れて欲しかった。徳市の恋心、気持ちの高ぶりが伝わってこなかったもの。



映画としては、ストーリーも映像も全体的に地味で、盛り上がりに欠ける感じは否めないけれど、小技が効いてる点が好き。



なんとなくまったりと観られる、胃に優しい映画でした。